答え合わせ
~イスラエルによるガザ侵略~
長年のパレスチナ問題については賛否両論あって然るべきなのですが、文字起こしさえ「無粋」に思えるほど、世界各地であからさまな言論統制が敷かれているようです。
今回は、そんな代表的事例のいくつかをご紹介していきましょう。
フランス・ドイツ:パレスチナ支持のデモを禁止
フランス、親パレスチナのデモを禁止 反ユダヤ主義を懸念
フランス政府は12日、パレスチナを支持するデモを禁止すると発表した。
ジェラール・ダルマナン内相は、このルールを破った外国人を「システマチックに」国外退去処分にすると述べた。エマニュエル・マクロン大統領は、団結を呼びかけた。
欧州各国は、イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区のイスラム武装組織ハマス間の戦争により、反ユダヤ主義が台頭することを恐れている。
禁止令にもかかわらず、首都パリでは12日、多くの人々がパレスチナを支持するデモに参加した。(~中略~)
独ベルリンも親パレスチナのデモ禁止
ドイツの首都ベルリンでも、警察がパレスチナを支持するデモを禁止した。反ユダヤ主義の声明が出されたり、暴力が美化されたりすることを理由に挙げている。
警察によると、12日にポツダム広場で行われた集会に参加した60人がこの命令に従い、散会した。
オラフ・ショルツ独首相は、ベルリンでハマスの攻撃を祝して菓子を配っていた親パレスチナ団体「サミドウン」を禁止すると議会で発表。反ユダヤ主義を「一切許容しない」と宣言した。
ショルツ首相はまた、イスラエルの安全保障はドイツの国策だと述べた。アナレーナ・ベアボック外相は、連帯の意思表示として13日にイスラエルを訪問する予定。
ドイツ当局によると、マインツ、ブラウンシュヴァイク、ハイルブロンなどで、イスラエルと連帯するために掲げられたイスラエル国旗が、時にはわずか数時間で引き裂かれ、破壊されたという。
BBCNEWSjapan(2023年10月13日配信記事)
アメリカ:イスラエル批判者の名前と写真が晒し者に
イスラエル批判に署名した学生の氏名と写真、電光掲示板とネットでさらし行為 米
ニューヨーク(CNN) イスラエルとパレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスの衝突に関連して、米ハーバード大学のキャンパス周辺で11日、イスラエルのみを非難する内容の声明に署名した学生の氏名と写真をさらす宣伝トラックが走行した。
パレスチナに連帯する同大の学生団体は数日前、イスラエルで1200人以上の死者を出したハマスの奇襲を受け、「全ての暴力展開は、イスラエル政権に全責任がある」とする声明を発表した。ガザ地区ではイスラエルが報復攻撃を開始して以来、1400人以上が死亡している。
学内外からの強い反発を受け、その後一部の学生は声明に対する支持を撤回したり、距離を置いたりしている。内容をよく読まずに署名したという学生もいた。(~中略~)
今回の署名をめぐっては、億万長者の著名投資家ビル・アックマン氏など数人の実業家がハーバード大学に対して署名した学生の氏名公表を要求し、その学生は採用しないと公言していた。
CNN.CO.JP(2023.10.13配信記事)
イギリス政府:ハマスについて、支援を表明すれば逮捕の対象になる
ロンドンなどイギリス各地でパレスチナ支持の大規模デモ
ロンドンやマンチェスターなどイギリスの複数の都市で14日、イスラエルによるガザ空爆に抗議し、パレスチナ人に連帯を示す抗議デモが行われた。(~中略~)
ロンドン警視庁は14日午後7時40分の時点で、中心部トラファルガー広場周辺に集まっていたデモ隊は解散したと発表。一部の参加者が警察に向かって発煙筒やびん、花火などを投げつけたのを含め、「部分的な混乱」があったという。
警察はこの日のデモに先駆け、イギリス政府がテロ組織と認定し活動を禁止しているハマスについて、支援を表明すれば逮捕の対象になると警告していた。(~中略~)
ロンドンのほか、リヴァプール、ブリストル、ケンブリッジ、ノリッチ、コヴェントリー、エディンバラ、グラスゴー、スワンジーなど各地で、パレスチナ支援デモが行われた。(~中略~)
ロンドン警視庁のローレンス・テイラー警視監補は13日、ハマスのイスラエル攻撃以来、ロンドンではユダヤ人差別の事案が急増していると記者会見で述べた。
リシ・スーナク首相はこれについて、「とんでもないこと」だと非難し、威圧的・脅迫的な行動は、厳しく取り締まると述べた。
スーナク首相は、ハマスの攻撃に対してイスラエルは自衛権を「完全に保有」しているとしたうえで、民間人の安全は「何よりも重視しなくてはならない」と強調した。
(以下略)
BBCNEWSjapan(2023年10月15日配信記事)
注:戦争犠牲者よりユダヤ人差別を恐れる各国。パレスチナ支持を一律ハマス支持に持ち込み、一般市民への思想・言論弾圧に流用する作戦のようです。
国連:「ガザ一時停戦決議案」をアメリカが拒否(イギリスは棄権)
国連安保理、ガザ「一時停戦」決議案を否決 米が拒否権、日本は賛成
【ニューヨーク=平田雄介】国連安全保障理事会は18日、パレスチナ自治区ガザの人道危機回避に向け、イスラム原理主義組織ハマスとイスラエル軍の戦闘の「一時停止」を求める決議案を否決した。採決では15か国中、日本など12カ国が賛成したが、常任理事国の米国が拒否権を行使した。英国とロシアは棄権した。
決議案は今月の議長国ブラジルが提出。ハマスの「凶悪なテロ攻撃」を非難し、ハマスが拘束する人質の即時解放を要求。ガザの人道状況に「深い懸念」を示し、人道上の目的で特定地域の戦闘行為を一時停止するよう求めた。
日本やフランスは、イスラエルの自衛権を支持する一方でガザの人道状況を危惧する立場から賛成した。(~中略~)
ロシアのネベンジャ国連大使は「米国の偽善と二重基準を改めて目撃した」と批判。中国の張軍国連大使も「衝撃と失望」を表明した。
産経新聞(2023/10/19配信記事)
注1:「ハマスをテロ集団と認定していないから」という理由で、ロシア提出のガザ停戦案を拒否した国際社会(10月16日)。それならばと、今度はブラジルが提出した停戦案の中には、しっかりと「ハマスによる凶悪なテロ攻撃」という文言が付け加えられているにもかかわらず、英米は「イスラエルの自衛権が最大限に認められていないから」と信じられない難癖をつけ、それぞれ拒否権行使・棄権に踏み切っています。
注2:英米は『イスラエルの作戦遂行(領土奪取?)』まで見守るつもりなのでしょう。
注3:日本はブラジルが提出した一時停戦決議案には賛成しています。
米・英・仏・独・伊、イスラエルに対する「揺るぎない結束」表明
米・英・仏・独・伊は、早々にイスラエルに対する「揺るぎない結束」を表明したんだってね。
日頃は「自由だ」「平等だ」ってやかましいほどの国家が、なぜイスラエルの言い分だけを支持するのかしら・・
米・英・仏・独・伊の政治家のみなさん方は「誰が自分たちの支配者か」理解しているんだよ。
(((uдu*)ゥンゥンうん
国際社会という名の幻想は、正義や公正や信義でなく、カルトと保身と利害関係によって構築されているのさ!
だから
「イスラエル万歳はOK」で「パレスチナ万歳はNG」になっちゃうんだね?
ロシアやブラジルが提出した一時停戦案ですら拒否しちゃうんだもんね~。
奴らにとっては人道とか「幻想」だよ。
そそ。
イスラエルときたらパレスチナをやる気満々で、ガザ地区の110万人に対し24時間以内の退去を命じているほど。
こんなやり方を「イスラエルには自衛の権利がある」とか「ハマスは殲滅させるべきだ」とか言って支持し、間接的にイスラエルによる民族浄化・領土簒奪を黙認するつもりなのが米・英・仏・独・伊って訳よ。
ロ・ウ戦争では、欧州議会やIOCなどを利用しロシアを散々罵っていたくせに、対象がイスラエルになった途端支持に回っちゃうのね・・
ダブスタもここまでくると清々しい程ね。
【欧州議会:ロシアをテロ支援国家に指定】
【IOC:ロシア・ベラルーシにパリ五輪招待状出さず】
ところで・・
調子に乗ってるイスラエルは、まだまだ攻撃をやめるつもりが無いんでしょ?
これからが「本番」だとよ。
↓実際、ネタニヤフさん自ら「血まみれの怪物を根絶やしにする準備できている」って狂気にまみれた宣言してるくらいだしね・・
~根絶やし~
まったく無粋にもほどがあります。
仮初にも一国の首相たる者が、こんな比喩を用いてまで国際社会に(自らの正当性を)アピールすべきでしょうか?
個人的な感想を述べる様で恐縮ですが、
彼にとっては「日頃から使っている言葉」だからこそ、悪意なくにじみ出ただけなのでしょう。
まるで、かの『民族性』を煮詰めたような精神ですね。
金融支配の度合い=共産主義化の度合い
昨今、自由主義各国で猛威を振るう『言論・思想弾圧』『全体主義化』『共産主義化』の流れは、各国ごとに金融支配を受け入れた度合いと歩調を共にしているようで、
- マスク着用圧力
- ワクチン接種圧力
- ロシア過剰敵視
- ウクライナ過剰支持
我が国についても↑に顕著な様に、この潮流と完全無縁とはいかなくなっているように感じます。
~反ユダヤ主義の台頭を恐れて~
~パレスチナ万歳が逮捕される世界線~
「金融支配の進んだ各国は、なぜ、反ユダヤ主義の台頭ばかりを恐れ、パレスチナに理解を示そうとする運動には禁止・逮捕をもって答えようとするのでしょう?」
陰謀論が大好きな当サイト住人としては、
今時、ゴリゴリの共産主義国さえためらう様な思想・言論弾圧を見せつけられると、これらを「単なるダブルスタンダード」と割り切れぬばかりでなく、「実は世界が金融によって支配されている証左なのでは?」な~~んて、色々と勘繰ってしまうのですよ。
いつもの悪い癖でね!
以上、
色々と”明言”は避けておきますが、
世界の秩序は、金融界隈を中心に共産主義的手法をもって書き換えられようとしています。
日本人の多数派がこの潮流を敏感に察知し国防意識を高めていくよう期待するとともに、イスラエル・パレスチナ双方の民間人にこれ以上の犠牲者が出ませんようにと・・祈っております。
さ~みんなもご一緒に~。
「侵略戦争なんか大反対!」
「NWO(新世界秩序)なんか大反対!」
おしまい。