画像説明:【ソ連とロシアは別国家】みなさんの脳裏には、まだあの国旗がちらついていますか?・・の図
鈴木宗男氏、日本維新の会を離党
鈴木宗男氏発言詳報「今までもこれからもロシアの友人」 維新離党で
ウクライナを侵略中のロシアを党に無断で訪問した問題に絡み、日本維新の会に離党届を提出した鈴木宗男参院議員は10日、馬場伸幸代表、藤田文武幹事長との面会後に国会内で記者団の取材に応じた。鈴木氏は離党を決断した理由について、党の方針と「対露外交においては乖離(かいり)があり過ぎた」と説明した。主なやり取りは次の通り。(~中略~)
──離党は本日付か
「私は10日付にしてありますから、きょうですね」
──離党する理由は
「政治家として、党に所属する以上は同じ認識を共有しなければいけませんね。私は、日本の国益にかかわる対露外交においては乖離があり過ぎた、こう思っております。相当な違いというか、開きがあるというのが今回明らかになったと思っているんですね」
「そういった意味では、私は逆に、前向きに(とらえている)。今のままの日露関係ではあってはならないわけですから。ウクライナだけとの関係で日本が生きていけるわけじゃないんです。ロシアとの隣国外交は極めて重要だという思いの中で決断をしました」
(以下略)
産経新聞(2023/10/10配信記事)
ロシアへの無断渡航が問責され、(日本維新の会)党紀委員会で除名相当の判断が下された鈴木宗男議員。
かねてよりロシア外交に関しては党執行部との軋轢が多かったのは事実で、鈴木議員はこの一件を機に「先に離党すれば、党執行部と言えども除名扱いにはできないだろう」と、離党に踏み切ったようです。
鈴木議員の心中は、ご自身のオフィシャルサイト(10月10日分)に余すことなく語られています。
以下はその一部抜粋です。
政党とは「パーティー」といって、同じ考え、信条を共有する組織である。
私は日本維新の会の日露関係、外交についての考え方、歴史認識が違うと判断し離党届を提出した。
出典:花に水 人に心 ムネオ オフィシャルブログ(2023/10/10ムネオ日記より一部抜粋)
ご興味のある方は、直接リンク先にてご確認を。
鈴木議員はちょっと○○でも、日ロ友好は国益です!
【ハウス】は百歩譲っても、奴にまつわるアイヌ利権はね~。
ウポポイ・・怪しいったらないよ。
あんまり好きな議員じゃないな~
ま、そう言うなよ。
今はロシアより、シナとアメリカが日本の国益を損なっているだろ?
氏の「利用できる部分だけ」上手に抜き取ればいいんだよ。
そう言えば・・
うちのサイトでは、(鈴木議員と同じように)複数記事で『日ロ友好』の大切さを訴えていたわよね?
シリーズ【日ロの未来を考える】(1~5)だな!
特に↓4では、「日ロ同盟こそ日本独立への近道」って案内しているくらいロシアとの関係性を重視しているぜ。
ムネオっちも、同じ考えっぽいよね?
彼は議員だから、利権や利害調整も微妙に絡んでいるだろうが、最近のロ・ウ戦争への言及を追ってみると『ウによるミンスク合意違反』『戦争の首謀者』『戦争の帰趨』『世界に渦巻く陰謀』については、おおよそ理解しているみたいで、少なくとも「ロシアとの関係性を遮断すべきではない」とする信念だけは国益とも合致しているし、政治家としても(ロシア外交に関しては)本物だと思えるんだよな~。
食べられる部分だけ食べればいいのでは?
- 利権?
- 選挙?
- 信念?
- 国益?
鈴木宗男議員を突き動かす原動力がどのあたりにあるのかは定かではありませんが、国民側がこぞって「いかがわしいから」と、氏のすべてを切り取ってしまうのも如何なものかと思います。
~現代人にありがちな病理~
「添加物まみれの弁当や菓子パンは食べれても、人が握ったおにぎりは不安で食べられない」
↑に代表される病的な精神性は、『見た目』と『先入観』を重視し過ぎるが故に起こる脳内錯覚であって、ある種『偏見』と言わざるを得ません。
この様な融通の利かない価値観を、微妙なバランス感覚が求められる政治分野にまで投影させてしまっても、果たして大丈夫なのでしょうか?
基本的に、国民市民が政治に”理想”を語るのは素晴らしい事です。
しかし、奇妙奇天烈なまでの絶対主義・完璧主義・全体主義を政治(家)に求めれば求めるほど、(小選挙区制の弊害も相まって)かえって個々の政治家は所属する党執行部の顔色や、漠然とした世論ばかりをうかがうようになり、大局的な政治目標や国益そのものを見失わせてしまう結果を招きかねません。
~食べられる部分だけ食べればいい~
もしも、床に落ちたおにぎりからがあったなら、
- 埃のついた部分のみを排除し、食べられる部分だけを器用に食べればいいじゃない!
- 少なくとも、添加物だらけの食品を食べ続けるより健康被害は少ないんじゃない?
今回の場合、
見た目綺麗で中身は添加物まみれの食材(政治路線)が『日本維新の会』で、半分は埃まみれで半分は食べられそうな食材(政治路線)が『鈴木宗男』議員に思えてならないのです。
添加物食材と、床に落ちたおにぎり・・
- どちらが無害・有害なのか?
- どちらが健康に良いのか悪いのか?
今や我が国の安全保障は、アメリカの戦争シナリオ(金融勢力による戦争ビジネス)が進行するにつれ絶望的な状況に追い込まれています。
このような中、対米追従を拗らせロシアを敵視する政策を繰り返すのは愚の骨頂と言わざるを得ません。
我が国が、将来の二正面作戦・三正面作戦・代理戦争・を回避する為にも、ロシアとの外交(友好)関係については、鈴木議員のおっしゃる「今までもこれからもロシアの友人」のような、柔軟で常識的な判断こそが求められているのではないでしょうか?
今の日本の現状で言えば・・
床に落ちたおにぎりでさえ食べなきゃ餓死しちゃうもんね~
政治的な選択肢が極端に売国よりばかりだからな~。
ムネオさんでも、利用できるところは利用すべきって事か・・。
なるほど。
鈴木議員に見え隠れするアイヌ(ウポポイ)はポイッチョし、ロシア関連は参考にすべきって事ね!
да(ダ)!
そゆこと♥
~何事も良き塩梅です~
アメリカのすべてを善と見做すのも病理なら、ロシアのすべてを悪と見做すのも病理。
思い返せば、議員身分でありながら渡航自粛が求められていた北朝鮮に2度も渡った『某ヨシフ』は、(政党・国会・世論より)別段のお咎めはありませんでしたね。(2012年10月・2015年10月)
今回の鈴木宗男議員については、党による除名相当からの自主離党という大変厳しい流れに。
~ロシアにまつわる不自然なサジ加減~
いい加減、
「ロシア憎し」でカッカしている日本国民も、親ロシア派議員ばかりが嫌われてしまう背景にアメリカの意向(政治・メディア工作)がある事くらい見抜いてまいりましょうよ。
それこそ、
あの鈴木議員でさえ愛想尽かした”維新に紛れ込んだ政治添加物”(国際金融と結託した売国シナリオ)とともにね!
- 日ロ友好を信じて
- 日本独立を信じて
おしまい。
おまけ:人の取るや欲するところ、いまだかつて粋にして来たらず(荀子)
- 訳1:森羅万象、粋なる状態は無く常に善悪・表裏一体である
- 訳2:欲望(目標)を叶えようと努力しても、利益とともに必ず不利益が紛れ込んでくる
- 訳3:良かれと思っていた事(物)の中にも、必ずどこかに悪い面が紛れ込んでいるよね
いたずらに議員身分に対する言論弾圧・思想信条弾圧を繰り返せば、日本の政治の比重が議員個人ではなく政党に傾いてしまい、かえって資本家や敵国や金融界隈からの”政治工作”を引き入れてしまいかねません。
政党政治のすべてを悪と言いたいわけではありませんが、政党に所属する個々の議員が押し黙る様な政治を繰り返させてしまうのは大変危険です。
病的な完璧主義・潔癖主義は、翻って国家自体をある種の全体主義・共産主義に導いてしまう導火線の役割にも・・