画像説明:【自国は自国民で守る】NATOより核武装・・でしょ!
フランスは常識的な判断を下しています
マクロン氏、NATO東京事務所の開設に反対 中国への刺激懸念か
英紙フィナンシャル・タイムズは5日、北大西洋条約機構(NATO)が開設を検討する東京事務所について、フランスのマクロン大統領が反対していると報じた。中国を刺激するのを懸念しているとみられ、NATOの対中戦略をめぐる加盟国の思惑の違いが表面化した。
報道によると、事務所開設にはNATO全加盟国の賛成が必要となる。フランスは、東京事務所の開設がNATOと中国の緊張を高めることになるとして、数カ月にわたって反対した。仏政府関係者はフィナンシャル・タイムズに対し、NATOが防衛すべき地域が条約上「北大西洋」に限られる、と指摘。NATOがアジアへの関与を強めれば、欧州連合(EU)と中国の信頼関係も損なわれかねないと説明したという。(以下有料記事)
朝日新聞digital(2023年6月6日配信記事)
マクロンさん、常識的な事を言っているよね!
日本にとってもNATOなんかが進出してこられたら厄介だしね。
ただでさえ日米安保で縛られているのに・・
ところがだよ。
肝心の日本の世論は「フランスが反対するからNATOが日本を守ってくれなくなる」って解釈が多数派らしいんだよ。
でもな、今の日本人は「何でも他人任せ」、国防でさえ他国に依存する系(他国との連帯系)が多数派なんだよ・・
【NATO】が軍事的な枠組みだけだと勘違いしてんじゃない?
NATOはNWOの暴力装置。
加盟国を英米が主導する大戦に強制参加させるための枠組みなんだけどね。
フランスは、ロシアともシナとも敵対したくないのです
ロシアについては、内情はともかく見た目的にはウクライナに軍事侵攻したため、フランスとしても国内をまとめ上げ英米が主導する戦争ビジネスに加担しなければなりませんでした。が、戦争開始から1年以上が経過し、あからさまな各種ビジネスの存在に多くのフランス国民が気付くようになると、流石のグローバリストのマクロン氏でさえNATO団結(強制参加)を理由に↓の枠組みを黙認し続けるわけにはいかなくなってきたのです。
- 英米の武器購入圧力
- 戦費負担
- 難民受け入れ圧力
- 燃料費高騰
- 食糧費高騰
- 無理筋の脱炭素
- 良好だったロシアとの外交関係に亀裂
先のフランス大統領選で対立候補だったルペン氏は、マクロン氏以上に今のNATOの枠組みが「危険である」と訴えており、国益を損なう行き過ぎたグローバリズムについても、ルペン氏ばかりでなく多くのフランス国民も警戒を強めていました。
こんな諸事情を無視し、いくら英米がウクライナ後の戦場を「シリアか?」「イランか?」「台湾か?」「朝鮮半島か?」「日本列島か?」と煽ろうとも、フランスとしてはおいそれと英米追従を認める事は出来ません。
まして、全世界規模で経済的リセッションが叫ばれている中で、名目だけでも消費を繰り返してくれるシナまで排除したとあってはフランス経済は一人負け、大打撃を被る事でしょう。
極東の島国にグローバリズム勢力の牙城(NATO事務所)が出来上がる事でお得意様のシナを不必要に刺激するなど・・フランスから見ればありえない選択なわけです。
注:NATO拡大については、フランスばかりでなく(英米以外の)加盟国も不安視しています。『NATO軍事部門からの離脱』『高すぎる英米産武器・メンテナンス費用』『高すぎる米軍駐留費問題』はNATO内の問題として度々話題となっています。
核拡散防止条約と国際原子力機関が戦争を助長する
そもそも英米は日本の安全保障などに興味はありません。
仮に本気で日本を心配してくれているのなら、「シナや北朝鮮が核武装しているんだ、日本もさっさと核武装しろよ♥」で、一件落着のはずです。
実際の彼らは、核拡散防止条約(NPT)を言い訳に24時間国際原子力機関(IAEA)職員を貼り付けて日本の核開発を徹底妨害。
要するに、すでに核保有している国家はお咎めなしで、これから核保有を目指す(可能性のある)国家は「世界和平に挑戦する大悪党だ」と言ってのけているのです。もちろんNATO加盟国や日本のような同盟国に対してもですよ。
不公平でしょ?狂ってますでしょ?
さらに日本には、環境・エネルギー方面の工作員(世界的大富豪がスポンサー)を派遣し、国内で脱炭素・反原発運動を展開。
異常なまでの対ロ制裁&脱炭素&太陽光発電推進圧力で、我が国の電気代はうなぎ上り。(⇇これは英米主導の世界的な取り組みでもある)
その甲斐あってか、我が国は現在中東からのエネルギー依存度を90%近くにまで爆増させており、戦争の前段階で確保しておかねばならないエネルギー安全保障分野はまさに壊滅状態。
~これでシナと戦になって、どうやって勝利を収めるつもりなのでしょう?~
~「台湾有事で自衛隊が壊滅?」どこの山賊がそんなシナリオを提出しているのでしょう?~
日本の弱体化を工作員まで派遣し誘発する英米&NATOが、日本を守ってくれる頼もしい陣営だなんて「ブラックジョーク」も大概にしなくてはなりません。
憶測:すべてが”お芝居”の可能性も・・
気になるマクロン仏大統領の存在意義。
彼はグローバル勢力の申し子のような存在ですから、NWOの計画に表立って異を唱えるわけは無いと思われます。
「では、彼の真意は?」
もちろん、フランス国内の事情を率直に代弁し「これ以上戦争ビジネスに強制参加させないでくれ」と懇願しているのかもしれませんし、シナとのビジネス・友好関係を重視し、シナが機嫌を損ねる様な立ち回りは出来るだけ控えておきたいとするフランス財界の思惑を代弁している側面もあるのでしょう。
ただ、『NATO日本事務所新設』の話題に絞って考察するなら、マクロン氏がNWO側の依頼を受け「日本を騙すために芝居を打った」という分析も捨てきれません。
例えばこうです。
- ロ・ウ戦争勃発
- 日本国内で安全保障の議論が高まる
- 核武装待望論・日米安保についても不安視する世論が高まる
- 現在の日本の軍事統帥権はアメリカが掌握
- この属国支配的枠組みを薄める(日本国民にバレない様にする)ために『NATO日本事務所新設』が急浮上
- 残念な事に、岸田政権(中枢)も大衆世論も『NATO日本事務所新設』を歓迎
- ちなみにNATOはそもそも国民国家を破壊するNWOの枠組み
- 本当は日本国民がNATOや日米安保を歓迎しないことが望ましいが、今の世論では不可能
- もちろん、シナにとっても『NATO日本事務所新設』などは侵略の邪魔
- アメリカは日本を属国固定化する為に『NATO日本事務所新設』案を打診したが、そもそもそんな面倒な事をやらなくても岸田政権は自主独立を諦めた存在
- ↓仮説:アメリカ(NWO側)は、リスクを冒してまで『NATO日本事務所新設』にこだわる必要はないと判断
- 日本の国内世論を反米にすることなく『NATO日本事務所新設』を断念させるには、他の加盟国から反対意見があった事にすれば作戦成功
- ロシア・シナ・英米とも良好な関係を維持しておきたいフランスがお芝居の適任役
- 日本世論から沸き上がる許容範囲の反仏感情を引き受けつつ、マクロン仏大統領はアメリカ(NWO側)が描いたシナリオを遂行
- めでたしめでたし
尤も、今後日本人の多くが目覚め、アメリカ(NWO側)のお芝居に気が付き核武装や自主独立の道を模索し始めたなら、奴らはNATO事務所以上に強力な口実で日本を直接統治してくることでしょう。
今のところ日本でのプロパガンダは成功しており、アメリカ(NWO側)もお気軽岸田ATMに上機嫌だからマクロンさんのお芝居程度で”幕引き”なのかな?
日本側としてはそうなってもらいたいが・・
「日本に強い支配は必要ない」と思われ続ける事も何だかシャクな話だけどな。
実際、暗殺事件以降、岸田政権の対米追従路線は常軌を逸しているレベルだもんね・・
菅・岸田政権になって、日本は完全属国に逆戻りだよ。
総括
大衆意見はどうであれ、当サイトは国家の独立を自ら放棄する様な『NATO日本事務所新設』(案)には断固反対します。
- 国防は、独力をもって初めて達成されます。
- 同盟(協調)は、対等以上の軍事力と相互の利害関係が合致した場合のみ有効に機能します。
我が国は、国家の独立を国内外に示すためにも『核武装』を達成させ、防衛に関する産業全体を最重要公共インフラと位置付けるほどに『財政出動』『内需拡大』『雇用促進』『地域開発』『地域再生』に乗り出していけばよいのです。
以上、
「マクロンさん、盲目的な日本人に常識を指摘していただいてありがとうネ♥」
「NWOさん、NATO(特に英米)こそが戦争を誘発しているってバレバレですよ?」
「アメリカさん、同盟国ですもの・・まさか日本の独立を妨害しませんよね?」
おしまい。