画像説明:【セイラム魔女裁判】1693年・日本は元禄年間。アメリカは集団ヒステリー真っ最中。
シリーズ【冤罪の世界】。
欧州の黒歴史『魔女裁判(異端審問裁判)』の説明は、前項『冤罪の世界1』でお伝えしております。
魔女狩り(魔女裁判)は、何故広範囲化し長期化したのか?
- 魔女狩りは、なぜ約400年も長期間斯くも広範囲に広がり、是正する事が出来なかったのか?
- 魔女裁判という冤罪を蔓延させた欠陥システムを、どうして人類は後生大事に踏襲しようとするのか?
二つの疑問への回答を歴史的事実から紐解くと、以下の3点に集約させることができるかと思うのです。(いかがでしょう?)
- 絶対権威の存在:教皇(バチカン)・魔女への鉄槌・異端審問官
- 絶対恐怖の存在:弾圧・拷問・監視社会・聞いたことのない魔術&悪魔名
- 利害関係の存在:魔女と嫌疑をかけられた者が人件費・裁判費用のすべてを負担。政治利用も頻発
権威、恐怖、利害関係、それぞれ単体だけでは魔女狩りがかくも広範囲に拡散されることは無かったはず。むしろ、権威・恐怖・利害関係の三つの歯車が相互に重なり合ったからこそ広範囲化・長期化したと推測されます。
そして中でも、取り分け問題の長期化に影響を与えたのが利害関係であった事は想像に難くありません。
事実、(前項でもお伝えした通り)魔女裁判にかかる↓の諸経費すべてが魔女側の負担となっていたのは注目に値します。
- バチカンへの上納金
- 審問官&拷問官へ支払われる報酬・人件費
- 処刑代金(魔女が焼かれる火あぶり用の薪代・処刑台建設費)
さらに、魔女の処刑は各街の最も目立つ中心広場などで執行されたため、潜在的な大衆への見せしめ効果を発揮しただけでなく、不謹慎にも見世物(興行)として大変な人気を博したそうで、審問官や拷問官の宿泊する宿屋はもとより、物見遊山の見物客で街中の飲食・宿泊・歓楽施設は大盛況。
すべての処理を終え、異端審問官が別の街へ新たな冤罪を流布するまでの期間、街の経済は大変潤ったと伝えられています。
=あらかじめお断りしておきます=
大変不謹慎な表現を用いる様で恐縮ですが・・本当に魔女狩りって「サーカス」みたいな興業の側面が強かったようです。
- 裁判費用
- 観光産業
- 興行収入
一部の者は大変潤ったと記録されています。(今の司法制度も特権層にとっては有利だと思いませんか?)
そりゃ~、生きたまま人が処刑されるんだもん、これほどの「見世物」はなかなか無いよね~。
一般大衆に対する見せしめ効果と、恐怖による支配。
時の権力者によって最大限利用されたそうだからね・・(合掌)
魔女狩りが広範囲化し長期化した理由、お分かりいただけましたでしょうか。
注:その他の魔女狩り(異端審問裁判)の根拠としては、グラナダ陥落以降スペインで盛んとなった”某一神教徒”への迫害行為があります。
魔女狩り(魔女裁判)の精神は、今も引き継がれている
それでは、魔女狩りのシステムを歴史的に振り返ったところで、視線を現在へとスライドさせてみましょう。
世界は、英米(金融界隈)を中心に魔女狩りを採用しています
みなさんもうすうす感づいてはいませんでしょうか?
- 現代の世界の枠組みは「狂っている」と
- 現代の日本の司法界隈は「狂っている」と
人工的に作られたウイルスはばら撒かれ、得体の知れないワクチンは同調圧力とともに世界に拡散され、ロシアをおびき出すために仕立て上げられた戦争舞台では、ピエロと大富豪達が踊り明かしています。
ウイルスや戦争ビジネスをまき散らした英米&ぼろ儲けした連中が善で、ロシアとロシアに協力的だったり中立的な勢力が悪?
「あれれ?」
「おやおや?」
「本気で言ってんの?」
功罪(善悪)が見事に逆転し、あからさまなデタラメが跋扈するのが現代社会。
まるで中世の魔女狩りを彷彿とさせる出来事(judgement)ばかりが繰り返されていると感じませんか?
最近、日本の司法界隈も・・きな臭く感じませんか
そして我が国の事情。
よもや「日本の司法だけは正気を保っている」などの幻想は抱かない方が無難でしょう。
「あれもヘイト、これもヘイト」
今、『法の番人』を自称する者達のjudgementによって、事実を語ろうとする無辜の日本人が(まるで魔女の様に)現在進行形で冤罪の渦に投げ込まれているのをご存知でしょうか?
当サイトは、現代の司法制度も大局的には中世の魔女裁判(異端審問)的野蛮さから抜け切れてはいないと感じていますし、昨今巷を賑わす外国人犯罪に対する『不起訴連発』などについても、司法汚染が顕在化した氷山の一角と見なしています。
↓に過去記事を載せておきます。是非ご参考に・・
いや~実際恐いよね。
外国人で日本の生活に不慣れだったから不起訴とか・・
日本人女性が抵抗しなかったから不起訴とか・・
そもそも不起訴の理由を開示しないのが一番厄介だよね。
これだと犯罪が「あったのか?」「なかったのか?」の判断さえ出来なくなるんだもん。
な?
今も魔女狩りと同じシステムが採用されていると思わないか?
- 本物の人殺しは『聖なる異端審問の結果(判決)』だから無罪。
- 罪なき人々には『自由に魔女認定できるシステム』で有罪。
この裁量権を自由に行使しているのが現在の司法界隈って事。
どうだ、怖ろしいだろ?
極論するとそうなっちゃうわよね!
一般の日本人に厳しく、外国人や支配層に激アマの二重規範は、魔女狩りと同じように司法汚染だけでなく支配のプラン(計画)を感じちゃうわ。
自分自身が、明日の『魔女』とされない為に・・
功罪(善悪)が平気で逆転する世の中です。
当然、私たちも現代の異端審問官から『魔女認定』されない様、身構えておかねばなりませんね。
【私もあなたも魔女認定】
- 今後、移民流入や多文化共生の結果引き起こされた犯罪や伝統文化の破壊等を告発するすべての言動・反発行動が、裁判所によって「排外主義認定」される事でしょう。
- 今後、見た目では女性と判断できない性自認者が女子専用施設(トイレ・更衣室など)を使用する危険性や不快感を告発するすべての言動・反発行動が、裁判所によって「差別主義認定」される事でしょう。
- 今後、ワクチンや有害添加物、危険農薬や昆虫食が及ぼす健康被害等を告発するすべての言動・反発行動が、裁判所によって「デマ・営業妨害認定」される事でしょう。
- 今後、日本政府を支配下に置く(NWO組織)ダボス会議やCFRやRIIAやCSIS等の危険性を告発するすべての言動・反発行動が、裁判所によって「陰謀論認定」される事でしょう。
- 今後、人為的な物価高や、人口削減計画や、戦争ビジネスを告発するすべての言動・反発行動が、裁判所によって「テロリスト認定」される事でしょう。
例を挙げればきりがありませんが、ルールを支配する者は、最終的には私たちが日本国民だと主張する事まで「魔女だ!」と、言いがかりをつけ異端者として処分したいのではないでしょうか?
大変怖ろしい事ですが・・残念ながら司法にまつわる歴史はそれを証明する側に回っています。
まとめ
西洋(特に英米)は魔女狩りを総括しないままに、ルール作りのひな型を世界に強制化させています。
しかし、2600年以上の伝統を誇る我が国が、冤罪を蔓延させた欠陥だらけのシステムを有難がる筋合いはありません。
敵対者をただひたすら貶める(搾取する)目的で誕生した西洋由来の法(LAW)などを過信することなく、日本(人)は伝統文化に根付いた民族的慣習こそを重視していくべきだと思うのです。
法の究極目的が寡頭勢力による多数派への弾圧容認(支配の確立)ならば、現代の法が厳罰化の傾向を示しつつも、なぜか特定勢力側に都合よく解釈されている理由にも頷けます。
法の上に国家や国民が無ければ、やがて法によって国家や国民が滅ぼされるは必定。
~法(魔女狩りの精神)は、どの様にして誕生したのか?~
今こそ、私たちは冷静に総括すべきではないでしょうか。
以上、
【冤罪の歴史2:現代にはびこる魔女裁判と司法汚染】
続きは後編へ・・