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消費は美徳!四コマ画像館:都構想はダメ・太閤の夢を叶えよう

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太閤「ネズとやら、わしが苦心してつくり上げた天下の大坂が下世話な輩共によって荒らされておるようでな・・そちが行って見回ってはくれぬか(手紙かきかき)」  悪いネズミ「わかりました!チュウ」
悪いネズミ「タヌさん、あのお城の主から手紙が来てるよ!大坂が心配なんだって。」 タヌキ「やや、これは太閤の花押。大阪を護る加勢をせねば・・出陣じゃ!!」
お~い!皆の衆~。太閤よりの手紙(袖判状)を読んで! 「たわけか?皆の衆よ、大阪市廃止して小分けにしてどうする!合戦の折は他の地域に遅れをとるは必定・小さき力はより大きな力に併呑される・世の常じゃぞ!」 注:合戦といいながら思い思いに大阪を堪能するケモノ衆の図
太閤「大坂の皆の衆よ、銭は使うが正義ぞな。銭を回さぬ支配者がおれば、それは戦乱を呼び込む、乱破・素破の類だと思え。是非にもわが愛しの大坂を・・頼み申したぞ。以て件の如し」 
『たわけ』とは

鎌倉時代の初期には御家人の相続に長子優遇制は無く、田畑を子の数で均等に分けたことからそれぞれの家の財力・軍備力が弱体化、結果肝心の戦の折に家名をあげることが出来なくなる事態が多発した。

「田畑を分ける事」当時の相続体制への揶揄、これが語源となり「田分」「たわけ」と変化した。

意味:ふざける事。馬鹿げた事。罵りの言葉「おろかもの」「ばかもの」

『・・件の如し(くだんのごとし)』とは

主に中世頃の手紙・公文書などに用いられた末尾を締めくくる決まり文句。

意味:・・はこの通りである。前記の通りの内容である。

悪いネズミ
悪いネズミ

タヌさん、あのおじさんの手紙には、どんなことが書いてあったの?

タヌキ
タヌキ

豊臣秀吉公・・「太閤様」だよ!ネズ。

手紙(書状)は朝廷への尊崇と、日ノ本の民百姓への愛情に満たされていたよ。

特に浪速大坂「大阪」の事はね。

重要な部分をかいつまんで文字起こししとくよ♡

大坂の庶民のみんなへ、みんなの太閤より

 御屋形様の夢、天下泰平への道を引き継いで戦乱に身を捧げたが、それは一心に民の苦労を慮るが所以でもあった。

西海道(九州)平定後には北野に大茶会(北野大茶湯)。

三河を臣下に置き、小田原を下して後は、聚楽に『後陽成天皇』の行幸を仰ぎ、醍醐に『大茶会(醍醐の花見)』を催し、大坂の町は言うに及ばず、全国に散らばった我が配下の大名には城の普請に、大治水事業と・・今で云う『公共事業』『財政出動』を命じておった。

嘘じゃと思うなら、近くの郷土史を調べてみるとよい。内府(家康)よりもわしの方が熱心じゃったんじゃぞ♥

わしは歴史上のどの諸侯よりも天下に金を配る事を心掛けておった。それがやがて民の暮らしを支える事を、身をもって知っておったでな。(尾張の頃は貧乏じゃった・・)

ところがじゃ・・そち達が暮らす世はなんじゃ?!

特にわしが治めた大坂の惨劇はどうじゃ??

『大都構想』じゃと?

みやこ』はみかどのおらっしゃる御座所(帝都)にしか使ってはならぬ事も知らぬのか・・あきれてものが言えぬわ・・

だがあきらめるわけにはいかぬ。

乱世に苦あろうとも、それは時代が必死にもがいた結果の事じゃ。

戦乱の無き治世に、偽りの支配者がために苦しみ続ける民の悲鳴はどうじゃ・・

それはさながら、人の生き血で暮らすを覚えた『輩』の百鬼夜行・・これが故の咆哮じゃて。

大坂に暮らす皆の衆よ・・立ち上がってはくれまいか?

我がなにわの夢の先・・

みなが『みかど』をいただき、みなが家族のように安心して暮らす『日ノ本』の明日を、『大坂』の明日を・・

とこしえに続くわれらが駆け抜けた、愛しき『日ノ本』を・・お頼み申す。

追伸‥あ、言い忘れておった、江戸のけち臭い内府タヌキなんぞに負けるな! 大坂は気前がいいのが当たり前・・夢々忘れてくれるなよ。

妻

みなさま・・すいませんうちのが・・

なんかまた与太話をしてるみたいで・・

妻

あんた!謝んなさい!

土下座土下座!!

タヌキ
タヌキ

いや~、おれ少しミミズ文字(古文書)読めるだろ・・

精一杯口語訳したんだよ・・そしたらそう書いてあったんだよ・・

たぶん・・きっと・・

あと、太閤の言っているタヌキと俺は別物だからね・・グス

嫡男:スラ
嫡男:スラ

かあちゃん!

とーちゃんの与太は今に始まった事じゃないだろ・・

ここに来てくれた人たちも「あ~またか~」ってわかってくれるよ♡

悪いネズミ
悪いネズミ

ぷぷぷ・・おかみさん。

タヌさんが言ってる事・・たぶん半分は当たってるよ!

あの大きなお城の主は確かに町を見ながら心配していたよ。

だからタヌさんを許してあげてね♡ぷぷぷぷぷ

私たちの暮らす世界最古の国家・・日本。

今回話題の大阪はもちろん・・それぞれの各地域もまた、過去の悠久の時間軸の中で、たくさんの喜怒哀楽とたくさんの人生とが繰り広げられた舞台なんですよね。

今生きる私たちの決断は、過去を守る決断にもなれば、過去と決別する決断にもなるわけです。

過去に少しでも目線を配れば、普通ならそんな大それた決断の是非(投票)が回ってくる事さえ、いかがわしい事なのに・・

あきらめの悪い『輩』は万事お構いなし・・あの手この手の詐欺まがいの手口でみなさんの決断を混乱させ、あらぬ方向へと誘導しようとするかもしれません。

それはどうしてでしょう?

結論

そりゃ~市民が正確な情報に裏付けされた知識を持ち、常識にそって投票先を選択されてしまったら・・『大阪市廃止していいですか?』なんて言う『住民投票』なんて、上手く行くわけないじゃん!!

『だから嘘をつくんですよ!!』

『そしてばれる(つっこまれる)』

『そしてまた嘘をつくんですよ!!』

『嘘を見破られた詐欺師は、逆切れの後・・新たな嘘ですべて上書きする』

タヌキ
タヌキ

みなさん、今回はここだけでも覚えて帰ってね!

そして、

太閤の心配事・・浪速の事が夢(まぼろし)となりませんように・・

『大阪市廃止・特別区設置住民投票』

令和2年11月1日は『大阪市廃止・特別区設置』の是非を問う住民投票日です。

この住民投票は、別名『大阪都構想』という名称で呼ばれていますが、要点は『大阪市を廃止していいですか?』の是非を問う事にあります。 

大阪の皆さま・・お間違いのないように・・

当日にご予定のある方は期日前投票をご活用下さい。

↓↓こちらも参考に!あわせて御覧になってください。

タヌキの独り言:大阪『都構想』について思う事。
また住民投票?『大阪都構想』。都って『天皇の御座所がある都市』にしか使えないでしょ!
大マジメ?!四コマ画像館:大阪都構想
気になった事柄を『四コマ漫画風』に画像化してみました。今回は『大阪都構想』です。消費税増税と変なウイルスの影響で大不況真っただ中に・・今を救わないやつらが、なぜ未来を決める住民投票?その思惑は??