ラーム・エマニュエル米国大使
クリントン政権で約5年政策・政治部門の大統領上級顧問を務め、オバマ政権下では約2年首席補佐官を務めた。
また一旦政治から退いていた(そりゃ~ウォール街と対峙するトランプ政権下では登用されませんよね)期間には、「センタービュー・パートナーズ」「ワッサースタイン」(ともに投資系銀行)のアドバイザーを務め、金融業界にも精通。
一見、駐日大使を務めるに申し分のない経歴が並んでいますが・・残念ながら『在日米国大使館と領事館HP』には、彼に関するある重要で輝かしい出自が紹介されていないのです。
↓にウィキペディア(Wikipedia)記述を引用しておきます。
ラーム・エマニュエル
来歴(一部抜粋)
また1991年の湾岸戦争ではイスラエル国防軍に民間ボランティアの資格で参加し、イスラエル北部の基地でトラックのブレーキ修理をしていた。つまりイスラエルとの二重国籍を持った「シオニスト」で、自他共に認める「ユダヤ・ロビー」の1人であると反ユダヤ的イデオロギーの強い敵対勢力から中傷されることがある。
出典:Wikipedia・ラーム・エマニュエル
タヌさん。
アメリカでは二重国籍は一般的なんじゃないの?
例えば日本が二重国籍OKだった場合。
駐米日本大使に「シナとの二重国籍者」を任命したら・・
- 日本側がそんな人事を選択すると思う?
- アメリカがそれを許すと思う?
- 将来的に、アメリカにどんなメッセージ性を伝えると思う?
なるほど~
ちなみに彼に関して、どこか警戒する必要があるの??
占領下の日本だからな~。
確かに、彼だけじゃなく歴代の駐日米国大使すべてを警戒しなきゃ不公平にはなるよな・・
・・ゴクリ・・
そ・・それほど?
それほどさ。
注:アメリカ合衆国側がどのような理由をもって駐日大使を選ぶのかも自由なように、それを受ける側の日本人の(個々人が受け取る)感想もまた自由なはずですね。当サイトは大使の個人的資質や出自に対し何らかの異を唱えるものではありません。
駐日米国大使=占領(現地)司令官
日本人の多くは(良い意味で)壮絶な誤認を拗らせているのかもしれませんが・・駐日米国大使は占領地に赴任している占領軍司令官です。
終戦直後で例えれば『マッカーサー』がそれにあたりますね。
当サイトが訴えてやまない【戦後レジームからの脱却】【金融支配からの脱却】を、世界のどこよりも強力に監視・妨害してきたのが米国で、そこから現地管理人として派遣されているのが駐日米国大使と捉えた方が、より実態に即しているはずです。
=米大使を知ればアメリカの”今”が分かる=
時々の米政権が、我が国に「どのような思惑をもって接しようとしているのか」を見極めるには、まさにうってつけの”試金石”だったりするのです。
深入りしてはならない方のアメリカ
前任者と単純比較する訳ではありませんが・・現占領軍司令官を拝察するに、(当サイトは)「日本は、米バイデン政権とは一定の距離を置いて付き合った方がよい」と、思っています。
理由を詳しくは述べませんが・・
- イスラエル
- 二重国籍
- 金融
- ネオコン
これら、彼にまつわるキーワードが中長期的観点から日本の国益と合致しそうなら、「彼は有益で、そうでないなら害悪」と判断したにすぎません。
なるほど・・
確かにエマニュエル大使にまつわるあれこれには・・金融寡頭勢力が付き従っているみたいだよね?
ってか・・そのもの?・・??
【米民主党】
77年前、我が国にありったけの爆弾を投下した後「日本に自由と平和をもたらした」と嘯いた言葉に嘘偽りが無いのならば・・見せかけの同盟国民の末端から↓の言葉が続々と湧き上がろうとも、米国は、笑って受け止めなければならないはずです。
- 「○○はどこの国家を代表してんだ?」
- 「アメリカ国民は、○○の”バック”と戦っている最中だろ??」
- 「日本を戦争に巻き込むんじゃね~!」
ちょっとナイーブな日本人の一部が、あなた方の先輩が吐き散らかした言葉を「真に受けちゃった」だけですから、(米民主党は)怒らないでいただきたいものです。
ジャパンハンドラー
吉田茂の秘密を紐解く必要も無いほどに、歴代の日本の総理(内閣)は主にアメリカの委任によって決められています。
この偽らざる事実は、占領側アメリカが支配としては緩やかな間接統治システムを導入した事に起因しており、日本国民に「選挙で国家の代表は選ばれている」「占領は終わっている」「主権は回復している」と思わせ続ける事で、支配体制の維持・円滑化、将来にわたる反乱抑止策などが意図されていたのです。
無論、2022年の現在においてもそのシステムは踏襲されています。
上記の観点を踏まえると、
歴代の駐日米国大使は、占領システムの維持・メンテ・監視役「ジャパンハンドラー」であり、歴代の日本の総理(内閣)は、残念ながらアメリカから間接統治を託された「代理人(代理組織)」という事になります。
日本政府の打ち出す方針は、ジャパンハンドラーから命令された方針。
駐日大使からの言葉は、総理大臣の言葉となって日本国民に広報されるって事だね?
そゆこと。
岸田は、”伝書鳩”。
その日のエサがもらえれば目的地を忠実に往復する「意志を持たないメッセンジャー」ってわけさ。
・・って事は、
自らの意志を持っていた”ハト”が安倍ちゃんだったってわけか・・
残念ながらそういう事になるな。
このような力学を端的に表現すれば主従関係・従属関係となり、また国家に置き換えれば属国支配体制・植民地支配体制と換言する事も出来るはずです。
米民主党からのメッセージ
日本人の認識がどうであれ、日本を覆う”現実”と、アメリカ側の”認識”は↓にて集約されます。
- 「日本は、アメリカの属国である」
- 「日本の政治を動かしているのは、ジャパンハンドラーである」
米民主党が、日本の統治者「ジャパンハンドラー」として(2021年12月~)ラーム・エマニュエル氏を送り込んだ”真意”は何か?込められた”メッセージ”は何か?を探る時・・残念ながら彼の経歴に見え隠れする金融勢力との深い関係を憂慮しないわけにはいかないのです。
- 金融寡頭勢力と戦う米共和党
- 金融寡頭勢力と協力関係にある米民主党
「NWOに抗うアメリカと、NWOを推進するアメリカ」
「戦争ビジネスを否定するアメリカと、戦争ビジネスを肯定するアメリカ」
われわれ日本人は、アメリカには二つの顔がある事を見極めておかねばなりませんね。
おしまい。