画像説明:【兵どもが夢のあと】王家を駆逐し、王家の遺産・権威を再利用する奇妙な集団の物語
国連の誕生理由

1920年1月10日に発足した国際連盟。第一次世界大戦の反省を基に創設された人類史上初の国際的平和に関する組織。
しかし、その崇高な理念や精神は国際社会に何らの影響も与える事の無いままに、連盟発足から約20年後、人類二度目の大戦となる第二次世界大戦突入を回避させることはできませんでした。
その理由については過去記事内で度々言及していまが、↓に振り返りも兼ねて国際連盟が誕生に至るまでの経緯を、箇条書きにてご案内しておきます。
【第一次大戦~国際連盟発足まで:あらまし要約】
- 1885年のベルリン会議以降、本格的に植民地支配に乗り出したドイツ帝国が、英・仏などに危険視され始める(英仏のダブスタ&金融寡頭勢力による世界戦略が本格化)
- 1914年6月28日「サラエボ事件」を発端として、「七月危機」(7月23日:オーストリア・ハンガリー帝国からセルビア王国に対する最後通牒)がおこる(一般的な1次大戦の起点と見なされる)
- 第一次大戦への参戦が全世界に向け叫ばれる(金融寡頭勢力が英米政府とメディアを使い喧伝・1914年8月15日日本参戦・1917年アメリカ参戦)
- 「1919年1月パリ講和会議」の結果、第一次大戦の終戦確認
- 第一次大戦終結の結果、ドイツ帝国・オーストリア=ハンガリー帝国・オスマン帝国・ロシア帝国の4帝国が(徐々に)分割・解体される
- 第一次大戦終結は、全世界に【王政・帝国主義=悪】、【民衆統治体制=善】が印象付けられる
- (1919年6月ベルサイユ条約)第一次大戦の敵役をドイツ帝国に絞り、領土割譲(国土の10%)、莫大な賠償金(1320億金マルク・日本円換算で約200兆円)を課す
- 第一次大戦の戦後処理と並行し、なぜか米ウィルソン大統領から「国際的な枠組みを取り決める国際連盟の発足」が提唱される(ウィルソン14か条の平和原則)
- アメリカ議会はウィルソンが提唱する国際連盟加盟を拒否。結局、アメリカが加盟しないまま連盟は1920年1月10日に発足(ちなみに日本は常任理事国4か国の内の一つ)
- 注1:ウィルソン大統領は平和の使者としてノーベル平和賞受賞
- 注2:国際連盟の会議場として頻繁に利用されたのはモーリス・ド・ロチルド(パリ家)の私邸(詳しい理由は「金融の親玉なので」割愛)


第一次大戦の真の狙いは4帝国の解体&第二次大戦への布石。
18世紀後半から組織化され始めた金融寡頭勢力が、世界支配の足掛かりとして各国(帝国)に革命・紛争・戦争を仕掛け、ゼニ儲けと国家解体を仕向けたのが第一次大戦の真相。
だから戦後処理としてウィルソンに14条を吹き込み、民族自決の名の下に王政&帝国の解体を固定化させ、当時もっとも目障りだったドイツに「払えない規模の賠償金」を課し、後の第二次大戦への布石を準備しておいたのさ。

じゃ~、ヒトラーが誕生し急激にファッショ化したのも?

そりゃ~そうさ。
ドイツとしては賠償金を支払わなきゃいけないのに1929年の大恐慌を境に、世界はなぜか同時ブロック経済化。
当時、国家の結束を高め、潜在能力を発揮し始めた日独伊を狙い撃ちするかのように英米蘭は経済的締めつけをわざと強化してくるわけよ。

人口規模と生産能力は高くても、資源エネルギーを輸入に頼っていた日独伊は、追い込まれる様に・・

そそ、金融寡頭勢力が周到に準備した第二次世界大戦に引きずり込まれるわけよ。

って事は・・戦争に繋がりかねない「世界同時ブロック経済化」を見逃し続けたのが国際連盟だったってわけだね?

そそ、そそ。
だから大日本帝国は「人種差別撤廃案否決&満州への言いがかり」を理由に、国際連盟を見限り1933年に脱退を宣言するのさ。
ちなみに人類初となる人種差別撤廃案を拒否したのは、↑のはがきに描かれた平和の使者「米のウィルソン」だった事は、記憶しとかなきゃな!
賛成国8・票数11票
- 大日本帝国・2票
- フランス・2票
- イタリア・2票
- ギリシャ
- ユーゴスラビア王国
- チェコスロバキア
- ポルトガル
- 中華民国
反対・保留国5票
- アメリカ
- イギリス
- ブラジル
- ポーランド
- ルーマニア
注:賛成が上回っているが議長が米ウィルソン大統領であったため「(各国にとって重大な問題は)全会一致が原則」という一方的な主張によって提案は不成立扱いとなった。
【絶対的排日移民法、ホーリー・スムート法、オタワ会議などの説明】

雑談:国連の本当の正体

↑の内容を理解しちゃうと、そもそも国際連盟発足(ベルサイユ条約)があったからこそ第二次大戦は予約されてたとも言えそうだよね?

ぶっちゃけその認識で正解だと思うぜ!

それじゃ~、「第二次大戦の反省を理由に国際連合が発足した」ってのも・・

そんなもん。出来の悪いJOKEに決まってんじゃん♥
連盟も国連も、金融の世界戦略。
二度の大戦も、戦後秩序も、すべてが「前もって誰かによって計画されていた」と思った方が無難だと思うんだけどな~(↓参照)

- ハウスは金融の駒
- ハウスは著書『行政官フィリップ・ドルー』を教書として米大統領ウィルソンを教育
- ウィルソン大統領は金融の駒の駒
- 「14か条の平和原則」はウォルター・リップマンらが原案作成
- ウィルソンは「14か条の平和原則」を朗読しただけの存在
- ウィルソンにノーベル賞を与えたのは金融
- 金融の掛け声でブロック経済化に舵を切ったのが英米
- 英米と金融にはしごを外され、民族自決のために戦いを挑んだのが日独伊
- 第二次大戦終結後、日独伊は英米の属国化
- 無風だったソ連は漁夫の利を得て巨大化
- 連盟詐欺がバレたので看板を付け替える=1945年10月24日国際連合発足
- 終戦後、間髪入れず世界は東西冷戦突入
- 1962年10月~11月のキューバ危機を頂点に東西対決は激化(ワルシャワ条約機構対NATO&腰ぎんちゃく集団)
- この間、アメリカで軍産複合体が急成長・戦争ビジネスを激化(米国家予算を横取り・肥大化)
- この間、日米はせっせと「シナ共産党」を肥大化させるために国富を貢ぐ(金融が描いたシナリオ)
- 1989年11月9日突如としてベルリンの壁崩壊&1991年、なぜかソ連崩壊(予定通りの冷戦終結)
- 米クリントン政権、日本敵視政策開始&世界規模の軍事介入路線を本格化
- 日本、失われた30年へ(世界中で日本だけが緊縮財政を固定化、属国から植民地への亡国のマラソンを独走中♥)
- 『Show the flag詐欺』世界はネオコンが作り出したテロとの戦いへ突入(ビル爆破、テロ自作自演、各国への政治工作、革命・民族紛争誘発)
- 2014年「ウ・マイダン革命」達成(第三次世界大戦の起点)
- ワシントンコンセンサスの推進(ダボス会議・NWO)
- 2019年「武漢発生ウイルス」拡散&世界同時景気低迷
- 2022年ロ・ウ紛争⇒ウクライナ戦争へ移行
- 今ここ⇒世界同時恐慌(資源エネルギー高)&第三次世界大戦本格化か?
- もうすぐ:尖閣有事・台湾有事・日台が第二のウクライナ化
- 近未来:覇権国家シナの誕生&米支新冷戦突入&日本は米支の植民地

それじゃ~、国連が果たしている役割ってやっぱり・・

世界同時共産主義革命達成までの目くらまし組織って寸法さ。
こんな怖ろしい計画が、一次大戦より前(今から100年以上前)に出来上がっていた事を隠し続けるために国連は存在してんだぜ!
だから、いっつも国連は英米のご都合主義で動いているだろ?

実際、1945年以降も世界中では大小さまざまな紛争や戦争は繰り返されているもんね~

ほぼすべての加害国側に、世界の警察アメリカが名を連ねているってのも大笑いだけどな(爆)

国際社会は国連で「英米は戦争ビジネス止めろ~」「各国に軍事介入するな~」って正直に暴露すればいいんじゃない?♥(チラ)

それを不問にするための権威として”国連”が存在しているんだろうよ。(知ってて言ってるな♥チラ)
まとめ
- 国連とは・・連合国(日独伊を敵国とした戦勝国クラブ)
- 国連とは・・国民国家から主権を奪い去る組織
- 国連とは・・金融寡頭勢力&共産主義者の隠れ蓑
- 国連とは・・世界同時共産主義革命の大本営
もちろん、当サイトがこのように結論付けたからと言って、みなさんが全ての内容を盲信する必要はありません。(むしろすべてを疑ってください)
みなさんが日常生活のどこかの時点で、世に言われている”常識”に触れた際、もしも”常識”と”現実”との間に何とも言えない齟齬を感じた場合に・・はじめて当サイトが紹介した論調を思い出してもらえればよいのです。
- 「世の中では○○が常識視されているが、実際の世の中は○○の真逆へと進んでいるようだ・・」
- 「もしかして、あのへんてこなサイトが訴えていた内容の方が・・」
こんな感じの既視感・既読感を持ってもらえたら幸いです。
~常識を疑う勇気~
国連の正体を見抜くためには、世に絶対視・神聖視される『偶像』ほど疑ってみるべきなのではないでしょうか?
おしまい。