画像説明:【流石パール判事の国】「外交とは斯くあるべき」インドの主張に賛同するケモノ衆の図
原油:アメリカが増産してタダで配ればいいじゃん
「経済制裁」「経済制裁」「経済制裁」「経済制裁」。
一粒で何度も美味しい「ウクライナ」。
とどのつまり戦争や紛争などは、最も旨味の多かった勢力によって引き起こされている場合がほとんど。
20世紀から21世紀にかけて全世界で勃発した、ほぼすべての戦争・紛争を手掛けた国家。
それこそがアメリカ合衆国。
このほど、西側諸国は言うに及ばず、インドに対しても「ロシア産の割引原油を買わない様に!」と圧力をかけたそうです。
バイデンさんよう~
各国に経済制裁を強要する前に、おめ~さんの国がやり散らかしたベネズエラとイランの経済制裁を解除して、お願いする事の方が先だろ?
「ゴメンねイジメちゃって♥ウクライナの為に原油増産に協力してくれない?」ってな!
そ~だよ!
去年の契約とはいえ、アメリカだってロシア産の原油輸入しているしな~。
このままじゃドイツや日本など、エネルギーを海外輸入に頼っている国家程、対ロ経済制裁の痛手は大きくなるわけだから、アメリカが関係国に責任をもってロシア産にかわる原油(米産シェールガス)を格安で届けなきゃ、マッチポンプって言われちゃうよ!
そうだ、そうだ。
世界中に「経済制裁だ!」て言っときながら、イスラエルをトンネルにしてウォール街・石油関連資本・武器商人たちはぼろ儲けの真っ最中。
ホント、クズだよね~アメリカって。
(注:イスラエルは対ロ経済制裁に入っていない)
インドの国益
世界はすでに「ウクライナ情勢に巻き込まれる程にむしられる」事を見抜き、国益重視の外交にシフトチェンジしています。
そのような情勢下、私たちはロシアに与する各国を本当に「野蛮な国家どもめ!」と一蹴してもよいのでしょうか?
各国には、それぞれ事情があるのです。
みなさ~ん!
アメリカが産油国に取引先回りして価格調整しているでしょ?
うちらの原油は割引価格で供給させてもらいま~す。
え?ロシアさんったら割引価格ですか?
こちとら13億人の人口・・
ぜ、是非お願いします!
何してんねん!ドイツもインドも・・ウクライナの惨状を見て、まだ対ロシア関係を改めないなんて世界和平の妨害者か?
インドには、アメリカが責任をもってエネルギー輸入の多様化に協力するから、ロシア産の原油に飛びつかないでくれよな!
アメリカ産の
- 武器も買え!
- エネルギーも買え!
- 小麦も食料もみんな買え!
ロシアも潰せて、ドル金利上げてぼろ儲け。
インドは無論、世界中の愚民共は和平の味を高騰した物品価格に味わうがいい!!
eat this!!
いや~、俺らってさ~
イギリスに散々な目にあってきたんだよな~
あんたからも、同じ匂いがするんだよ。
アメリカは、タリバン経由でパキスタンに武器横流ししてんのを止めなきゃ、インドに対して極めて不誠実なのではないかね?
日本の様な事実を隠蔽出来る国家の国民は騙せても、リアルで隣国と戦っている国民は、何の利益ももたらさない対ロ制裁なんかに引っかかるものか。
アメカスさんよう~、せいぜい幻想の世界に引きこもって、WW2の戦後体制を維持しとくんだな!
実際、近年ロシアは日本の自虐史観に、えげつない正論を吐いているしね~。
もう日本以外の世界中でバレているんだよね~
アメリカによる歴史修正の罪って。
(注:かと言ってロシア側の北方領土に対する認識はデタラメです)
ほつれた糸
【インド・パキスタン・シナは核保有国】
シナはパキスタンと手を結び、インドを牽制しています。(案外激戦)
アメリカはイランとアフガンを封じ込めていたはずなのに、アフガンからは電撃的撤退。(トランプ氏激オコ)
アメリカはアフガンにワザと大量の武器類を置き忘れる。(テロリスト育成+旨味満載)
イラクとシリアも↑同じ方法で大混乱。ISISとか過激派は実は世界の傭兵集団が投入されており、イスラム過激派とかは嘘八百。装備品も食料も資金も・・黒幕はアメリカ経由。(イスラエル・・ニヤリ)
タリバンは大復活。(ヒャッハー世界)
シナはタリバンに急接近。(イスラムテロリスト懐柔+イラン回廊確保)
タリバンはパキスタンに武器を横流し。(アメリカが容認してんだもん!)
パキスタンの装備品はアメリカをはじめとする西側の物。(パキ「ぎりセーフ。核武装しといて正解だったよ~」)
クアッドはシナの海上封鎖が主眼。陸地防衛面では期待薄。(インド「日・豪・米、君たちはシナ・パキスタンとの国境線を持たないんだよ」)
結論:インドはロシアを頼る以外にないじゃない!!
おいらがインドの指導者なら、絶対に対ロ関係を重視するね!
シナ・アメリカへの牽制にもなるし。
常識だよね!
そうしなきゃ、パキスタンとシナから挟み撃ちにあっちゃうよね~。
って事は、アメリカは最低でも・・
- アフガン安定化
- パキスタンに(横流し含む)武器提供停止
- シナの封じ込め
- 無償の原油提供
これらをインドに約束しないとダメって事だよね!
そそ。
どこかのお花畑系国(民)の様に「ウクライナがかわいそうだから制裁して~」とか、「国際平和に貢献してね~」言っとけば、簡単に協力してくれるような世界じゃないんだよな~。
じゃ~、今のアメリカが世界中を巻き込んで対ロ制裁を各国に強要しているのって、超絶無責任って事だよね!
だ~か~ら~、その無責任さがバレバレで、
世界は表向き対ロ制裁を謳いつつ、すでに脱アメリカ・脱ロシア経済制裁を見据えて動き始めているのさ。
戦後体制を居心地よく感じている東洋の哀れな国家以外は・・な。
まさか、ロシアによるウクライナ侵攻について「プーチン大統領が領土欲に駆られて・・」とか「軍事侵攻した側が絶対悪・・」な~んてナイーブな分析だけは厳に慎んでおいてくださいね。
世界の各国は日本国民が感じている以上に、したたかに立ち回っています。
翻って、我が国には・・そして国民にも・・
- 「世界が足並み揃えてウクライナを助けよう」
- 「対ロ制裁は当然。素晴らしい取り組みだ」
- 「ちょっとくらいガソリン・電気価格が高騰しても耐えてみせます」
- 「ちょっとくらい小麦・ソバ・食品価格が高騰しても耐えてみせます」
- 「USA、USA、USA」
↑こんな悠長な事を言っている余裕などありはしませんからね。
みなさん、しっかり家計を直視しましょうね!
こんな混乱期にあわせて4月からあちこち値上がりですよ。
”絶対にやらせだと思いませんか?”
日本政府が国民に対ロ制裁への協力を訴えるなら、常識的にそれを超えるだけの補助金・補助政策をセットでなさないとダメでしょ?
まとめ
ロシアを本気で封じ込めたいのならば、軍事力の行使以外ありません。
にもかかわらず、アメリカが早々に「軍の派兵はない!」と啖呵を切った以上・・ウクライナ情勢に関する全ての責任は「ブダペスト覚書」(参考過去記事)を平気で反故とした米英にこそ払わせるべきなのです。
世界は金融発の”茶番”を、疑問視しはじめました。
我が国と違い、インドはただそれを熟知し、国益に沿うよう外交の場で淡々と実行しているだけなのです。
おしまい。