延長された緊急事態宣言
大方の予想通り・・『新型コロナウイルス感染症対策本部』決定により、東京など19都道府県について出されていた「緊急事態宣言」の期限を9月12日から30日まで延長することが9日発表されましたね。
- 緊急事態宣言なら・・所得補償しろよ!
- 飲食業狙い撃ち?・・風俗業が本丸だろ!
- いつまで駄々洩れなんだ?・・水際(国境)対策!
- 大型イベント(会場)・・めっちゃ密になってますが?
ま、政府のやらかす方針に対し「なんでやねん!」「そこちゃうやろ~」と感じる諸々についてはいったん脇に寄せまして・・今回は小学校の新学期の登校日程などについてみなさんにお伝えしようかと思います。
学校からのメール連絡
8月のお盆明け、子供たちが通う小学校(教育委員会)からメールが届きました。
ほかの保護者さんは海外に情報拠点が置かれている変なアプリで連絡を取り合っているみたいですけど・・うちはメール機能ね♥
すがすがしいくらい「余計な情報が回って来ない」から大満足!
で、そのメール内容を要約すれば、「全国的な緊急事態宣言に伴い8月の予定登校日はすべてお休み。9月から分散登校とする」といった感じでした。
【分散登校のイメージ】
- クラスをA班B班に分ける(1班およそ18~20人)
- A班が登校日ならB班はお休み
- 土日と水曜日は全班お休み
- A班が月・木曜日登校なら、B班が火・金曜日登校(週2日登校)
- 給食を食べて下校。午後からの授業は無し
- 全学年一律時間割
この一報に色めき立ったのは子供たちで、特に宿題を終えていなかった次女などは(本当に)小躍りする勢い喜んでいました。
ん?よんだ?
みなさんも小中学校の頃、8月31日・夏休み最後の日にこんなこと考えたりしませんでした?
「あ~神様、夏休みの時間を巻き戻してください」
「せめて、せめてあと数日学校を休みに~」
今となっては懐かしき遠い記憶ですが、まさかそんなはかない夢の先を子育て中の我が子の立場で”リアル”に経験するとは露にも思っていませんでした。
振り返ってみれば約1年半前・・2020年の新入学期は5月の連休明けまで(全学年共通)休校。
やっと学校が始まったかと思えば、今度は遅れを取り戻そうと過密スケジュールに夏休み短縮。
もちろんその間も運動会・地域夏祭り・伝統行事は軒並み中止、楽しみな努力遠足も地元企業への社会見学も中止に追いやられ、極めつけは今年修学旅行の長女のケースで・・
例年だと県外に3泊の日程で組まれていたものが、県内の施設めぐりと1泊(温泉地)日程に変更。
人生でたった一度しかない小学校の”修学旅行”。
親のタヌキなんぞは、今でもはっきりと思い出せるほどにそれはそれは楽しかった修学旅行が、長女はたったの1泊って・・
武漢!!シナ!!なめとるんか~!
賠償金、頂き参上仕り候段(以て件の如し)。
あ、失敬・・(コホンコホン)
どこぞの不衛生な国の研究所辺りから漏れ出たとされるへんてこなウイルス騒動で、もうね、世界中がてんやわんやですよ。
正直・・今の(児童)学生は不憫に思えます
自分自身の人生をふっと振り返った時、今の児童生徒はとりわけ不憫に思えてしまいます。
人は誰しも、その長い人生において生き抜くことに無自覚でいられる時間はそう長くはありません。
仕事や子育てに追われる事も無く・・
- 無責任で
- 無遠慮で
- 無感謝で
ただ与えられることを当たり前だと思いながら無邪気に過ごさせてもらった子供らしい時期が、人生の中でどれだけ恵まれた時期だったかと思い返すにつけても・・
今、自分の目の前で力強く成長しようとする子たちの・・
- 人生で最も楽しい時期を
- 人生で最も健康でいられる時期を
- 人生で最も愛情が必要な時期を
- 人生で最も遊びが必要な時期を
- 人生で最も学びが必要な時期を
「本当に『コロナ禍』のせいにして奪ってしまっていいのか?」・・と、ふっと自問自答してしまうのです。
もちろん未だ人類の克服し得ぬ未知の感染症蔓延故、「学校を通常登校のままにしておけばいい」などと言いたいわけでもありませんし、感染状況を注視しながら分散登校にまで漕ぎ着けている義務教育機関の頑張りにも感謝しなければならないとも思っています。
まして、このコロナ禍と呼ばれる「人災?」に、被害の強弱や聖域は存在していません。
農家・自営業・サラリーマン・公務員・経営者・パート・学生・・ありとあらゆる階層・世代、等しく人生の貴重な時間や所得機会を奪われ、埋め合わせできぬほどの実害を被っています。
ですから殊更児童・生徒のみを哀れむ気持ちがある訳ではないのですが・・
子供が子供のままでいられた時期がどれだけ貴重で得難いものだったかと振り返るにつけても、分散登校や、各種イベント中止、おまけに修学旅行まで規模縮小の憂き目を見ている我が子たちの現状を思うと、ただただ不憫に思えてならないのです。
「ごめんな。不甲斐ない大人たちばかりで」
「誰もが責任を回避すれば、結局一番弱い部分にしわ寄せがいくんだよ」
子供の時分を子供らしく過ごさせていただいた時代や両親に感謝しつつ、それを現役世代に恩返ししてやれない事に・・「申し訳ない」と、ただ頭を下げる気持ちでいっぱいです。
失った時間は回収できません。だからこそ軌道修正は大人や社会の責任です
武漢発生ウイルスから児童生徒を守り抜くのはとても大切な事です。
しかし、そればかりでは片手落ちです。
- 子供が子供のままで過ごせる時期
- 共に歩む同世代が友情を育む時期
- 思春期の男女が無理なく引き合う時期
彼らの貴重な人生実現の時間を、大人や社会の側の決定で強制的に奪ってしまっているのですから、彼らが元の”正常”に戻れるよう誘導してあげる事もまた我々大人や社会の側の責任となるはずです。
もしかしたらで恐縮ですが、実はコロナ禍によってもたらされる最大の危険性は・・
世代間の分断はもとより、同世代間の交友・異性関係の疎遠化・分断化・・そして将来の結婚・出生率の低下(大規模人口減)にこそ現れてくるかもしれませんね。
今週から通常登校に
幸いな事に今週(9月13日)から、小学校は通常登校となりました。
各種イベント・行事の類は依然として中止ですが、お友達と触れ合える機会の確保は達成される見通しです。
我がタヌキ家では子供たちに小学校に通う意味を・・
「貧富の差も、性別差も、趣味も趣向も、何一つ気にかけず無関係でいられる同年代と、遊び・学び・泣き・笑い、その後の長き人生を生き抜く糧(思い出)を手に入れる為」に通うのだと教えています。
だからこそ、せめて義務教育現場の正常化については早期に実現してあげたいと思っていますし、今後も人一倍この分野には関心の目を向けていきたいと思っています。
世界一奇麗好きな日本が、世界一不衛生がはびこるとされるシナ発のウイルスなんぞに負けるわけにはいかないのです!
本当は”国境封鎖”が一番効果的なウイルス対策なんだけどね~
(100年前のスペイン風邪流行時、オーストラリアは徹底的な国境封鎖策でウイルス被害を最小限に食い止めたんだよ!)
年末頃には明らかになるかも・・ワクチンは期待薄?
ウイルス克服は、何もワクチン接種や新薬登場にのみ頼るものではありません。
世間の人々がメディアに喧伝される情報をよくよく精査し、
- 陽性者と感染者の違い
- 感染者と発症者の違い
- 発症者と重症者の割合
- 重症化から死亡する割合
- ワクチンを接種した国ほど、なぜウイルス感染が増えているのか?
これらに代表される正確な情報を手に入れ、ウイルスやワクチンにまつわる素朴な疑問の一つ一つに常識をもって立ち向かえば、必ずウイルスパンデミックは克服できます。
- 政府が景気よく乱発する『緊急事態宣言』
- ブースター接種まで推奨されるようになった『ワクチン接種』
- 義務教育現場で繰り返される『休校・分散登校・行事の中止・規模縮小』
ほんの少しの政治力、ほんの少しのみんなの常識力が、それらをすべて終わらせてくれるかもしれないのです。
所得を失った者には所得補償で対処できます。
職を失った者には職の斡旋と給付金で対処できます。
ウイルスに対しては新薬や新治療法で対処できるようになるのかもしれません。
しかし、児童生徒や若者世代に浪費させた”貴重な時間”だけは、二度と元に戻ることは無いのです。
人災に限りなく近い『コロナ禍』
この災害時期を子供・若者として歩む世代を『時代の断層面』とさせないよう、社会と大人たちがしっかりと守ってあげましょうよ♥
日本の悠久の未来のためにも・・
おしまい。