画像説明:【ワクチンなんて余裕だぜ!】かたや注射が怖くて死んだふりをするタヌキの図
お時間の無い方は、もくじから【 日本で流通したモデルナ製ワクチンに金属片が混入!】そこだけ読んでみてね。
ワクチンにまつわる馬鹿げた陰謀論のあれこれ
いや~、武漢発生ウイルスやワクチンに関して、現在不明となっている中長期的な副作用を気にかけたり、有効期間などについて注視するのは建設的でドシドシやっていただきたいと思っていますが・・中にはウイルスやワクチンにまつわるとんでもないデタラメが流布されているんですって!
みなさんも一度は耳にしたことがあるかもしれないデタラメ・陰謀論・・少しだけ紹介してみたいと思います。
★の多さで デタラメ度合いを示しています。お笑いの参考にしてください。
デタラメ度★:女性は不妊・男性も生殖系に異常をきたす
中長期的にはわかりませんが、現時点での厚労省の説明では「なし」と説明しています。
Q.ワクチンを接種することで不妊になるというのは本当ですか。
A.ワクチンが原因で不妊になるという科学的な根拠はありません。ワクチン接種により流産率は上がっておらず、妊娠しにくくなるという根拠も確認されていません。
厚労省HP
デタラメ度★★:ワクチン接種が原因ですでに多くの死亡者が出ている
あくまでワクチン接種後のすべての死亡例をカウントしているだけであって、ワクチン接種が直接の死亡原因であるとされた例はありません。
Q.新型コロナワクチンの接種が原因でたくさんの方が亡くなっているというのは本当ですか。
A.日本において、新型コロナワクチンの接種が原因で亡くなった方がいるという事実は確認されていません。
「ワクチンを接種した後に亡くなった」ということは、「ワクチンが原因で亡くなった」ということではありません。人はワクチンの接種とは関係なく突然命を落とすことがあるため、ワクチン接種後の死亡事例が出た時は、ワクチン接種との因果関係を調査することが大切です。
新型コロナワクチンを含むあらゆるワクチンは、大規模な臨床試験で安全性が確認された後に承認されています。日本で使用されているファイザー社及び武田/モデルナ社のmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンは、いずれも臨床試験において、ワクチン接種者とプラセボ接種者で、重い病気を発症した人や亡くなった人の割合に差がないことが確認されています(※1、※2)。
厚労省HP
デタラメ度★★★:遺伝子が書き換えられる
「どうやって?」
mRNAがDNAに変換されることを逆転写と言います。しかし現行主流のmRNA型ワクチンは逆転写しません。
ですので、ヒトのゲノム(遺伝子群を含む染色体の一組)に組み込まれる・書き換えられることはありません。
デタラメ度★★★★:ワクチン接種者は3年以内に全員・・
「ありえません」
元製薬会社副社長M・イー〇ン氏の告発で(陰謀論界隈では)大騒ぎになっていますが・・うわさが気になって夜も眠れないという方は、北斗神拳を極めたトキさんのところに出向いて治療を申し込んでみてください。
デタラメ度★★★★★~∞:その他いろいろ
「ワクチンにマイクロチップが入っている」
「磁石がひっつく身体になる」
「殺人兵器」
いや~もう。
こんなこと語りはじめたら、別の”お薬”飲まなきゃいけなくなっちゃいますよ!
ゲラゲラゲラゲラ・・さすがにこれは無いでしょ~!!
こんなの信じる人いるの??
ププププ・・
世界各国がワクチン接種を積極的に奨励していてドシドシその効果が出てきているってのに、変な陰謀論は本当に迷惑だよね~まったく~~
日本で流通したモデルナ製ワクチンに金属片が混入!
ワクチン異物、金属片か モデルナ製、製造中混入の疑い―厚労省
米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンに異物混入が確認された問題で、厚生労働省は26日、異物は金属片の可能性があることを明らかにした。同省は製造過程で混ざったとみており、モデルナ社が詳しい成分と混入の経緯を調べている。
厚労省は、混入が判明したものと同じ製造番号などの計約163万回分の使用見合わせを決めたが、一部は既に接種されている。このワクチンは筋肉に打つため、血管が異物で詰まるリスクはないとした上で、接種した人で体調に異変がある場合は医師に相談するよう求めている。(以下略)
JIJI.COM(2021/8/26配信記事)
え?
ええ?
えええ??き、金属う~~
米モデルナ社からの製造受託でスペインの製薬会社ロビによって製造されたワクチンの特定のロット番号帯に異物が混入したとされていています。
幸いにして?日本製造分にしか異物混入は確認されておらず、厚労省は事実確認後未使用だったワクチンの使用を見合わせています。
しかし、なぜかロビ社は事件発覚後の現在も工場作業は停止していないそうです。
陰謀論当たってんじゃん!磁石引っ付くよ~
なんなん?
ワクチンって・・もっと安全性が担保された場所や、厳格なる製造工程を経て生産されているんじゃないの?
陰謀論者を笑ってられなくなるじゃん!(怒)
ま・・まあ一旦落ち着きなさいよ・・
例え異物が発見されたからって、ワクチン接種者に健康被害が無ければ問題ないわけでしょ?
そこのところはどうなの?
確かに問題のロット番号のワクチンの一部はすでに日本国内で使用されているみたいで、この件に関する厚労省の発表では8月28日時点までに2名の死亡例が報告されているようなんだ。
お年寄り?
それとも重度疾患者だったり?
それが、どちらにも当てはまっていないようなんだよ・・ゴクリ
モデルナ製接種の2人死亡 見合わせ対象のワクチン使用―新型コロナ
米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンから異物が見つかった問題で、厚生労働省は28日、異物が混入したワクチンと同時期に製造された製品を接種された30歳と38歳の男性が、接種後に死亡したことを明らかにした。いずれも基礎疾患はないという。
厚労省は「現時点ではワクチン接種と死亡の因果関係は不明で、異物混入が原因であることを示す情報もない」と説明。死亡報告が重なったことから、透明性向上のため公表したとしている。(~中略~)
亡くなった38歳の男性は、15日に2回目の接種を受けた後に発熱。17日に解熱したが、18日に自宅で死亡した。解剖して死因を調べている。
30歳の男性は22日に2回目の接種を受け、翌日に発熱。回復して仕事をしていたが、25日朝に死亡した。死因は明らかになっていない。
厚労省は今後、詳しい情報を収集し、専門部会で検討を進める方針。
JIJI.COM(2021/8/28配信記事)
EEEEEEE~~~~!!(こわ)
こ、これって紛れもない、やくが●▲
こらこらこら!
めったな事言うなよ!!
こちとら素人集団なんだから、ただ偶然が重なり合っただけかもしれないんだから・・何事も言葉は慎重に選んでくれよな!ビックリ
今のところワクチン接種との因果関係ははっきりしませんが、亡くなられた2名のご冥福をお祈りするとともに・・然るべき機関による早期の死亡原因究明、ワクチン接種にまつわる様々な情報集積が待たれてやみません。(合掌)
ファイザー発表:ワクチン接種・非接種の「死亡率」は変化なし
最近では7月28日:米ファイザー社が発表した論文、自社ワクチンの大規模治験結果によると、(ワクチン接種2万人・非接種2万人)どちら側にも死亡率に関しては差異は見られなかったとしています。(ただし発症予防効果「ワクチン有効率」は91%あり)
最初期(承認前)治験データでも発症予防効果については、ワクチン接種後2~6か月の間は高い効果を発揮していましたが、肝心の重症化を食い止めた指標となる「死亡率」においては、ワクチン接種・非接種に大した変化は見られなかったという事です。
思ってたよりはワクチンの効果・・無かったって事だよね。
(あるいは武漢発生ウイルスが考えられているほどは危険ではない)
このように、今現在製薬会社・各国から大規模治験データが続々と報告される様になってきましたね。
無知の知
伝ソクラテス「無知を知ることは大切である」
人が事物を観測する場合、
その時点で「”分からない事”を”存在しない事”の証明」としてはなりません。
『分からない』が『存在しない』の証明として乱用される世の中なら・・
- 直ちにワクチン接種が死亡原因とはいいがたい
- 今噂される数々の副反応がワクチン接種後に起こるとしたデータは存在しない
- 異物が混入したとして直ちに健康被害があるわけではない
- ○○専門部会では○○は無いとの報告があがっている
- 現時点ではワクチン接種の有効性が非接種よりも勝っている
- 12歳~16歳においても外国の治験では良好だった、日本でも問題ないはず
- みんなが摂取している(これが安全性の証明)・・文句を言わず黙ってワクチン接種しろ!
↑これらが平然とまかり通る世となってしまいます。
今回残念ながら、ワクチン関連のでたらめな陰謀論の一部が、奇しくも(製造事故で)「本当にあった」事になってしまいました。
もちろん1度なら世界の人々も「ただのミス」と笑い飛ばすに違いありません。
しかし、2度3度と立て続けにワクチン製造過程の事故を起こしてしまったり、考えたくもありませんが製薬会社が太鼓判を押したワクチンそのものに謳われていた効能が期待薄だったり、反対に過小評価されていた副反応・免疫細胞への悪影響などが、時間の経過とともに甚大になって報告されるようになってしまったなら・・
製薬会社を信じ、それぞれに所属する政府を信じ『ワクチン接種』を受け入れた民衆の怒りたるや、凄まじいものとなるはずです。
各国政府・製薬会社は、ワクチン接種に希望を見出したすべての人々の期待を裏切らぬよう、その安全性・有効性をしっかりと永続的に”担保”していくべきではないでしょうか?
まとめ
今後さらにウイルスやワクチンにまつわる情報精査が進められれば、今まで信じられていた諸々が”期待外れ”と判明したり、反対に”無視”されていた分野に多くの視線が集められるようになるのかもしれません。
- 「あの時点では誰も分からなかった・・」
- 「ワクチンが人体にそのような影響を及ぼすなんて・・」
もしも今後↑このような言い訳の声が各国政府や製薬会社筋から聞かれてくるようならば・・
それこそ”確信犯”として、
「”分からない”を”存在しない”の証明とした」
・・と、罵られてしまいますよね。
願わくは、現在各国政府・製薬会社が喧伝する”内容”がどうぞそのまま「事実でありますように」と、祈っております。
でなければ、すべての事実が判明した後の世では・・今、多くの人々が笑い飛ばしている『ワクチン陰謀論』と、 各国政府・製薬会社が喧伝する”内容” に、大差なかったことの”証明”とされてしまいますので。
こんな世の中です・・そんな喜劇、見たくも聞きたくもありません。
おしまい。