画像説明:【家畜と女の子を早く逃がして~】タリバンより恐ろしい赤い国を警戒するケモノ衆の図
2021年8月末をめどに米軍の本格的撤退が進められている『アフガン問題』に着目しながら、 新たに再編されようとしている世界秩序(米支新冷戦)の行方を考察していきます。
本稿は【後編1】シナの思惑についてです。
アメリカ合衆国・中華人民共和国・・自由主義と共産主義。
相容れる事の無い価値観が攻めぎ合う世界線を、世界最古の歴史を誇る我が国がどのように立ち回っていくべきかを妄想を交えながら考察していきます。
シナの世界統一への野望:世界同時共産化革命の達成
シナの思惑とは・・
結局行きつく先は『世界のすべてが共産党の支配下に収まる』という野望達成に向かってシナは突き進んでいるのです。
時々のポピュリズムで舵取りをしなければならない自由主義陣営と違い、共産主義国は体制が崩壊しない限り一つの方向に向かって永遠に突き進んでいくことができます。
というか、それをやり続けなければ”自分たちの側の体制が崩壊していく”事を誰でもない彼ら自身がよく知っているのです。
多数決や自由主義に耳を傾けた瞬間、彼らの理念は泡となって消え去ります。
世界にある色とりどり主義主張を識別すればするだけ、多様性の波がより良い政治システムを模索し始めるのですから・・それらを野放しにしておいたなら、自分たちの政治的野望達成が不可能となるばかりか、体制の維持すら困難となってしまいます。
だからこそ、世に起こった共産主義国家は例外なく言論統制を敷き、恐怖政治に傾倒し、そして世界中を『紅』の一色で染め抜こうとやっきになるのです。
それは善悪論や政治戦略などと言った理知的な思考回路から発生したような産物ではありません。
言ってみれば”本能”・・
- 『嘘(非)を認めた瞬間体制は崩壊する』
- 『嘘はつき通せば真実になる』
- 『嘘がばれるくらいなら嘘ですべてを覆い隠せばいい』
- 『世界を征服すれば噓をつく必要性が無くなる』
彼等共産主義者は、交流するすべての人脈上で嘘を吐き、交流するすべての外交上で嘘を吐きます。
私たち自由主義陣営がいくら崇高な理念やルールを貿易や外交上に施したところで、究極的な部分で彼らがそれを守り続ける事はありません。
自らの力が蓄えられるまでは自由主義陣営のルールに従い油断を誘い、自らの力が肥大化すればルールを無視し”本能”(共産化革命)をむき出しにしてくるのです。
相手が最も油断した隙に・・
相手が最も力を弱めた隙に・・
彼らは襲い掛かってくるのです。
【参考】
- 1945年8月9日~終戦直前のソ連による満州侵略。同国、サハリン・北方領土侵略。
- 1952年1月18日(初駐屯1953年4月20日)~南朝鮮軍竹島侵略。
- 2012年8月15日~シナ(武装漁船)による尖閣諸島上陸。
現在進行形で進められるシナの国家戦略
ここからは現在進行形で進められるシナによる国境線の書き換え・領土的野心についてみていきましょう!
ざっと代表的なものだけを抜き取ってみました。
ね、↓こんな”輩国”と友好的な付き合いとかできるわけないと思いませんか?
- 『第一列島線・第二列島線』・・シナの太平洋へ向けての妄想(ここでは日本列島は分断されているよ!)
- 『一つの中国』・・シナの台湾への妄想(台湾はシナの領土宣言)
- 『九段線』・・シナの南沙諸島への妄想(バッチリ埋め立て要塞化:任務完了間近)
- 『自国領化・民族浄化』・・シナのウイグルチベットへの妄想(任務完了間近)
- 『都構想・自民党二階派との共闘・一部日本企業の取り込み・不動産買いあさり・尖閣諸島海域に出没』・・シナの日本への妄想(現在進行形)
- 『選挙への介入の痕跡』 ・・シナのアメリカへの妄想(ボソッ・・選挙スタッフ・郵便物・メディア資金)
- 『AIIB・一路一帯・情報プラットホーム企業への接近・世界環境人権団体との連帯』・・シナの世界への妄想
考えるだけでもおそろしい事ですが、↑これらにプラスして『アフガニスタン』がシナの勢力圏に組み込まれてしまったら・・
ちょっと見にくいかもしれないですが、地図上にシナとアフガンとシナの協力国(推定)を書き表しています。
印・パ・シナが争う【カシミール(マクマホンライン)】を避けて通る場合、シナにとって↓地図上の”赤の地域アフガン”が地政学的にいかに重要かお分かりいただけるかと思います。
- ①地図上にある”シナ”極東(東シナ海)から、
- ②”アフガン”がシナの勢力圏となれば、
- ③シナの天敵インドを避けつつインド洋を抜け、
- ④”青色国家”を経由し、一気に地中海、アフリカ西岸(大西洋)へと『陸路』(一路一帯:アジアアフリカハイウェイ)によって繋げられてしまう事になるのです。
≪シナ⇒中央アジア⇒ペルシャ湾⇒アラビア半島⇒紅海・アデン湾⇒ソマリア⇒アフリカ全土≫
注:なお↑”青色国家”はアフガン以外「シナによる香港弾圧を支持した53カ国」にすべて含まれています!(もちろん日本は反対)
シナによるアフガニスタンの取り込み強化
予定路線だったとはいえ米軍のアフガン撤退を受け、かねてから武器弾薬・その他大量の物資を提供してきたアフガン国内の親シナ部族を中心として、今後はアフガン国内に親シナ政権樹立を目指していくのだろうと思われます。(2021/8/16・シナはタリバン武装勢力を容認)
勿論シナによるアフガン取り込みの手法は、今までの(発展途上国にやった手口)とまったく同じだろうと思われます。
シナの外国乗っ取り手口(途上国版)
- ①インフラ整備
- ②人民元貸付
- ③重要地域の租借
ただでさえ複数の勢力圏が入り乱れ、極端に治安が悪いアフガンで自由主義側の資本が投資を加速させることは現実的ではありません。
いざとなったら法を平気で無視したり借金を踏み倒すつもりの相手には、当然ですがシナの様に”それ以上の力”をもって対抗する気概が無くてはやっていけません。
自由主義社会がアフガンへの投資をためらう隙をつき、シナはアフガンを物心ともに篭絡しようとやっきになる事でしょう。
シナの思惑通りに事が運ぶのかについては、過去にソ連・アメリカの2大大国を手玉にとった地域だけあって一筋縄ではいかないでしょうが・・しかし、シナには過去の2大国には持ち得なかったアッと驚く”最終兵器”が用意されているのです。
それこそが”人”なのです。
おそろしい話で恐縮ですがシナ共産党は、有り余る人民をただの資材の一つと捉えています。
ですから、シナ国内の不安分子「ウイグル・チベット・内モンゴル人」の強制移住先にアフガンの地を思い付く事だって否定できないですし、支越戦争や朝鮮戦争の様に粛清の場としてアフガン国内を利用することだって考えておかねばならないでしょう。
戦闘の結果の死亡者。
強制労働の末の餓死・粛清などは、海外から見ればタリバンやその他の武装勢力の仕業なのか、シナ自身の政策(粛清)なのか分かったもんじゃないからね~
いずれにしても今後シナは、タリバンを含むアフガン国内の様々な勢力との連帯を深め、取り込みを加速させるに違いありません。
最終的には『アフガンのシナ化』まで事を運ぶはずです。
雑談
あちゃ~、日本のODA資金や技術がシナを介して長年中東やアフリカ諸国に渡っていたもんね~
って事は、上地図の”青色国家” の国民感情は抜きにしても、ワイロに取り込まれた政治家は、今後はみ~んなシナに協力していくんだろうね~。
北朝鮮・パキスタン・ミャンマー・それにエジプトやスーダンまでシナの香港弾圧を支持したんだよね?((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
・・って事は、今後国連やその他の国際機関でシナの無法行為や矛盾をどれだけついてみても 、制裁などの案は多数決で否決に持ち込まれるんじゃないの?
それはもうほぼ達成済み。
今後は、でっち上げの大戦時『南京事件』や、現在の『尖閣諸島の領有権問題』などでも、シナに与する国家の援護を受け、日本にとって分が悪い採決や議決が出される可能性まで考えとかないとな!
え、それって・・
まさか日本が犯してもいない罪を認めなきゃいけない羽目になるって事??
日本がそれを飲むかって話は別次元だけど・・
- 南京事件追悼集会(仮)を世界共通イベント化、人権教育テーマ化
- 尖閣諸島を係争地認定。(最悪)シナの領土を掠め取っているのは日本
・・って事にもなりかねないんだよ。(恐ろしい事だけどな)
日本が平和のお花畑で遊び惚けアフガニスタンの重要度に目を向けない間に、世界はここまでシナよりになっていっちゃったのかもね・・(ショック・・)
父ちゃん!
このままじゃ日本だけじゃなく、世界の大半の地域がシナに蹂躙されちゃいそうだよ~
何とか防ぐ手立てはないのかな~?
あるよ!
方法はいたって簡単。
だけど抵抗勢力が日本国内にいるから「やれるかどうかは別」だけどな!
日本が採るべき道:対シナ編
さていよいよお待ちかね。
ここからは肥大化するシナに対抗する為に日本が採るべき道筋を提案していきたいと思います。
是非ご一読を♥
アフガンが混沌を極め、シナが肥大化する困難極まる状況を受けて立つ側の日本。
一見するとメチャクチャ不利に感じられますが、そこは大丈夫!
国民が目覚め、やる気になりさえすれば全く問題なく対処できます。
大きく分類して5方向からの手立てを提案しています。勿論そのすべてを達成する必要はありませんが、国民各位が声をあげ出来る範囲を少しづつでも政府に訴えかけてまいりましょう。
①:交流を絶つ
交流とは当然下記のすべてを指します。
- 国交(外交)
- 経済(金融・貿易・物流の自由化)
- 人(人の移動の自由)
シナが進める『一路一帯』『AIIB』などは、大局的には途上国などにインフラ整備を施した見返りに現地の空港や港湾を租借(乗っ取り)する事を目的とした手段で、あわせて人民元の基軸通貨(ハードカレンシー)化をも一気に目論んでいるのです。
要するにシナによる国家の乗っ取りだね!
当然ですがそれらが深化しシナが肥大化すればするだけ、日本の国防安全保障は相対的に弱体化していきますし、現在は日本に友好的な国家も今後シナの影響力が高まれば、シナの都合で対日貿易禁止や物品ごとの締め付けが図られていくようになるかもしれませんね。
また、日本国内に目を向けてもシナの工作金に転んだ勢力が日本解体を内側から推し進める危険性だって無視できなくなっていく事でしょう。
例えるなら・・体内に入ったウイルス(病原体)の活動を止めるために身体が発熱し、併せて免疫細胞が働きやすい環境を整えるように・・
シナに協力する国内スパイを炙り出しやすくするために、また我が国に及ぼすシナの影響力を限りなく0に近づけるためにも、『国交・経済・人』の交流を最小限にとどめ、その間に日本の国防安全保障を盤石な体制へと整えてい行かなければならないはずです。
②:憲法改正&国防安全保障の強化
当然ベストは憲法そのものを改正か破棄する事ですが、政治的なリスクが重なり時間的に間に合わないようなら暫定的な関連法改正でしのぐことも視野に入れなければなりませんね!
【憲法改正・破棄】
【自衛隊・海保・警察の強化】
【民間防衛】
③:セキュリティダイヤモンド構想の強化
シナの肥大化を受け、特に国防安全保障面で脅威を感じる4カ国・・
すなわち、『日本』『インド』『オーストラリア』『ハワイ(アメリカ)』を結ぶ防衛線を、高硬度を誇るダイヤモンドに見立ててつけられた名称。
その名付け親は日本の安倍首相で、2012年・国際NPO団体に発表した英語論文に由来しています。
しかしここで不安視されるのは日本の姿勢です。
- インドはマクマホンライン上でシナとはしょっちゅう軍事衝突を起こすほどの敵対関係。
- オーストラリアは2015年からのマルコム・ターンブル政権の反省を生かし、目下世界有数の(対支)敵視政策を実践中。(日本の民主党政権以上との呼び声が高い親シナ売国政権だった)
- アメリカは『ウイルス武漢流出説』・『ウイグル・チベットジェノサイド人権問題』を武器に、バイデン政権と言えどもシナには手厳しい姿勢を明確に打ち出す。
他方日本ときたら、セキュリティダイヤモンド構想を打ち出した国家であるくせにシナにベッタリ傾倒するだらしなさ。
先日、珍しくまとまりかけていた『対支人権侵害非難決議』についても、あろうことか与党親支勢力(二階派)の横やりによって潰されるという大失態を演じてしまっています。
日本が他の3カ国の足を引っ張ることが無いように、ここについては徹底的に押し返していかねばなりません!
特にインドについては日米安保なんぞに遠慮せず、2国間の軍事同盟を早期に実現すべきです!
インドにとってはシナの背後を日本が牽制するだけでも大助かりでしょうし、日本にとっても長く伸びたシーレーンの安全性の担保と、対支軍事協調が期待できます。
(インドは日本に『核のシェア』および、日本が核開発を行う場合の『核実験地の提供』までをも申し出てくれています♥)
その他の2国はホニャララだけど・・
インドとの連携は、日本にとって絶対に有益です!
④:各種「合意」「協定」の見直し
小さな部分では・・
- 対支ODA資金の使途および現地確認作業(資金の内訳・キックバックの有無・活動実績・資金技術の横流しの実態)
- シナ残留日本人帰還事業の精査(偽者の再調査)
- 対支ビザ厳格化
- 姉妹都市外交の見直し
大きい部分では・・
- 目前に迫った『RCEP協定』からの離脱
これが本格始動すると日本はピンチになるよ!
ウイルスも蔓延中だし、今だってシナ人や南朝鮮人が日本国内でしでかす犯罪率が高いわけだし・・
↓RCEP、真面目に危険が盛りだくさんです!
シナと南朝鮮を含んで『人・もの・カネ』の移動の自由を今以上に加速させます!
(自由貿易協定だから当然ですが・・)
⑤:国内制度の見直し
シナとの『国交・経済・人』交流を最小限にしようとするのですから、以下の国内制度の見直しは急務の課題となっていくでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本稿は【後編1】と題し、アフガン問題に絡めシナの国家戦略の視点から日本側の対処法までをザックリ紹介してみました。
世界の屋根と比喩されるパミール高原の南方。
われわれ日本人にとってはなじみの薄い地域に位置する『アフガニスタン』ですが、世界地図を眺めると、シナにとっては国家戦略上(覇権争い)の要の地(要所)となっているのがお分かりいただけたかと思います。
いくら安寧を貪った日本(人)といえども、世界を俯瞰してみればアフガン問題は対岸の火では無い事に気付くはずです。
さあ!われわれ日本人も意を決する時が近づいてきました。
肥大化著しいシナの影におびえるばかりではなく、
- インドがシナとの国境線を持ちこたえている間に・・
- オーストラリアが対支強弁姿勢を貫いている間に・・
- アメリカがウイルスや人権問題を旗印に各国の連帯を訴えている間に・・
われわれにもできる事があるのではないでしょうか?
いいえ、やらねばならぬ事があるのではないでしょうか?
おしまい。
次回は【アフガニスタン情勢を勝手に考察(後編2)】と題し、『アフガン問題』から読み解く”アメリカの思惑”について考察していきたいと思います!