画像説明:【いぢめる?】実はとっても仲良し♥なゲストをタヌ塾に迎えるの図
~理想と現実の乖離~少年法に守られる未成年者
当ブログでは過去記事においても幾度となく『占領憲法』の矛盾、それを基本路線とした現行法が伝統的日本社会を解体している事について解説してきました。
そして、こんにち学校現場を取り巻く様々な問題の解決を著しく妨げている象徴についても・・やはり戦後、(ここでは)『少年法』にあるのでは?・・と思えてならないのです。
また少年法は情報の取り扱いについても以下のように規定しています。
記事等の掲載の禁止
家庭裁判所の審判に付された少年又は少年のとき犯した罪により公訴を提起された者については、氏名、年齢、職業、住居、容ぼう等によりその者が当該事件の本人であることを推知することができるような記事又は写真を新聞紙その他の出版物に掲載してはならない。
少年法・第六十一条
雑談
窃盗や迷惑行為ならいざ知らず・・殺人や放火のような重犯罪までが「未成年者だから」って見逃されたんじゃ・・被害者はたまったものでは無いような~
実名報道も、被害者の方は顔写真付きでバンバン晒されているのに加害者の方は『記事等の掲載の禁止』に守られてまったく報道されなかったりするよね~
ホントそうだよな~
しかし意外な事に、世界の各国と比べると日本のみ少年法が別段『激アマ』状態ってわけでもないみたいなんだよな~
じゃ~今学校現場で起こっている『いじめ・恐喝』問題なども泣き寝入り状態が続くって事なの?
これが近年においては、そうでもないみたいなんだよ。
世界共通で凶悪化する少年犯罪にどう対処するかって事は大問題になっているようで、フィリピンでは刑事責任年齢を9歳に引き下げようとする動きが活発化していたり・・各国でも少年法(適用年齢引き下げ)の見直しが叫ばれているようなんだよな~
だったらな~んで、日本では元裁判官さん方が(少年法見直し)『大反対』しているの??
そりゃ~GHQの戦後統治に協力してきた側だからそうなるはずだよ。
核武装反対・憲法改正反対・死刑反対・スパイ防止法反対・少年法改正反対・・なんだっていいんだよ!
日本が混乱してさえすればな(爆)
加害者は徹底的に守られ・・被害者は泣き寝入り・・今後加速度的に『少年法』の見直しが叫ばれて行く事でしょう。
もちろん、実名報道についてもね!
学校現場の論功行賞の矛盾
絶賛子育て中のお父さんお母さんは特に肝に命じておいてくださいネ。
『学校組織はみなさんの大切なお子さんの命を守ってはくれません!!』(核心)
最近つとに世間を賑わせている、北海道の有名動物園がある市町村で起こった『いじめが発端の自殺?事件』。
これなんて氷山の一角の出来事なんですよ。
そもそも学校現場の論功行賞を知れば、現場の教職員・管理職(校長・教頭)・各教育委員会が事件の隠ぺいに走るのは”当たり前”だという事に気付くのです!
だって・・もしも自分の担当する地域・学校・クラスで『いじめ・自殺』などの諸問題が起こったら、現場の管理職や教育委員会の面々が「減俸・退職金削減・退職後の天下り先斡旋に支障」等、何かと不都合が生じてしまうのですよ・・だから現場はなるべくなら・・
そう・・現場はなるべくなら・・いや、徹底的に『いじめ』は無かったことに、存在しなかったことにしておきたいのです。(そういったバイアスがかかりやすい)
『いじめ』は受け取り方、観念の問題。
「ふざけ合っていただけなんじゃないですか?」
「冗談が少しだけ行き過ぎたのです」
「被害者にも責任があるのでは?」
「話し合いで解決できます」
「もうすぐ卒業ですし・・」
「(被害者に)転校されてはいかがでしょう?」
このような言葉によって事件そのものをうやむやにされてしまった児童・生徒・・それを悲痛な面持ちで見守ってきた保護者の方々は日本全国にどれほど多くいらっしゃった事でしょう。
たかだか1公務員組織の都合で・・人生の最も華やかなる期間を陰鬱に過ごさなければならなかった青少年各位の存在、そして図らずも自らの命を絶つ事によってでしか地獄のような苦しみからの解放を実現できなかった無念の魂・・
戦後もうすぐ80年になろうかとしています。
今こそ
- 戦後GHQの矛盾
- 占領憲法の矛盾
- 少年法の矛盾
- 法曹界の矛盾
- 教育界の論功行賞の矛盾
- PTA存在理由の矛盾
社会全体がこれら一つ一つの矛盾に気付き、是正していかねばならないのではないでしょうか?
これらがもしもそのままだったら・・これからも『いじめ』問題はなくなったりしないよ!
学校管理職や教職員の論功行賞が見直され「いじめを公表して積極的に対処したほうが評価される」とされない限り、隠ぺい・もみ消しは絶対になくならないからね!
だからでしょうね・・
『いじめ』は隠ぺいできたとしても『自殺』は証拠が残るからもみ消すことが出来なので発覚するんですよね~
・・であるからこそ・・
『自殺』をもってでしか認められない『いじめ』被害・存在を積極的に知らしめ、被害者を救済するためにも、戦後の清算・国民の問題意識の共有は絶対条件なんだよな~
学校現場で起こる諸問題に対する警察組織の取り組みは?
警察組織を管轄するのは都道府県単位。つまり人事権は各都道府県の長・”知事”が持っています。
ですので各都道府県知事(あるいは多数派議会)の意向(主義主張)によって、各都道府県単位で学校現場への警察組織の介入率に様々な違いが見受けられるのです。
アレでしょ~
軍事基地や基地予定地の前で道路を不法占拠してデモしていても見逃していたり・・
はたまた国家転覆系のデモ行進には簡単に許可を出し、移民反対などのデモ・街宣には不許可を連発したり凄い圧力を掛けたりするアレだよね?
それそれ!
知事や議会の構成比率によって県警単位の取り締まりにも顕著な違い(地域性)があったりするアレの事だよな~
さらにさらに、
都道府県ごとに違いはありますが全国的な傾向として学校組織と警察組織の間で、ある”不文律”が存在している事にも注目しておかねばなりません。
それは・・
学校現場で起こる諸問題については教育委員会・現場管理職が中心に対処する、よって警察組織へもたらされた相談(いじめ・恐喝)は、まずそれぞれの教育委員会に報告する事。
これによって、警察組織は(事件の)初動を各教育委員会に丸投げする事になり、見過ごすことのできない(一般的には脅迫罪・暴行罪が問われるような)事件から手をひかざるをえなくなってしまっている都道府県があるのも事実なのです。
EEEEEE~~~~~!!!
そもそも逮捕権も捜査権も持たない教育委員会がどうして出しゃばってくるのよ??
あなた(旦那タヌ)!!何とか言いなさいよ(怒)
おれのせ~じゃね~よ!
戦後教育現場を左傾化して愛国的教育の実践を片っ端から否定しようとしたGHQの占領政策がいまだにはびこっているんだよ!
初動段階で警察に垂れ込まれ(相談され)たら、教育現場の管理職がもみ消すことが出来なくなるだろ?
だから戦後体制から一貫して甘やかされた「教育公務員・教育現場」に関する諸問題の放置は、そのまま現在の『いじめ』『自殺』問題の放置に繋がっていくのさ!!
この辺の詳しい解説はまた折に触れて・・
ここでは、各警察組織が学校現場で起きる諸問題について”一見非協力的に見える”のは、このようなカラクリ(取り決め)が、都道府県知事(議会)の方針で出されている事(可能性)に注目していただければ結構だと思います。
現場の警察官一人一人は真剣に職務の遂行を旨として励んでおります。
実際に相談を持ち掛けても積極的に動いてくれないように見えたとしても・・それだけをもって警察批判に回ってしまっては元も子もありません。
本題は、いかに児童・生徒を『いじめ』や『自殺』から守ってやるか、自分の子供を守り抜くかって事です。
くれぐれも誤解無きように・・くれぐれもお忘れなきように・・
まとめ
タヌさん!
で、肝心の『いじめ』『自殺』防止策が語られていないじゃん!!
まだ「まとめ」に行けないんじゃないの??
まあな。
実際問題、いろんなことが複雑に絡んでいるから1記事で『いじめ』『自殺』問題の解決策を書き尽くすって事は困難なんだよ・・だから今回は
- 『少年法』
- 教育現場の『論功行賞』
- 警察組織の『方針・人事権』
これらの基礎に絞って紹介したんだよ。
でも・・それじゃ~全国の何人かしかいない父ちゃん(タヌキ)ファンは物足りないんじゃないの?
何かの解決策・アイディアを参考程度にでも伝えておけば??
何人かって・・
コホン・・じゃ、ひとまず『いじめ』『自殺』問題への暫定的なタヌキ必勝法を伝授しておくね!
- ①絶対に校長・教頭に頼らない
- ②担任教師は敵だと思う事・PTAは役に立ちません
- ③教育委員会はほぼもみ消しを前提にしか動かない
- ④警察を頼る。被害が大きい場合ほど何度も何度も通う
- ⑤なるべく客観的な証拠を集めておく(傷害の痕跡・物品の破損状況・金銭被害額等)
- ⑥教育委員会とのやり取り・警察組織とのやり取りも出来れば記録しておく
- ⑦加害者と直接交渉をしない
- ⑧状況の改善が困難で、かつ被害が継続している場合・・SNS・ネットを通じ全世界にSOSを発信し続ける
『いじめ』の程度・被害の程度によって採るべき対処法に違いが生じるのは当然だけど・・もしも自殺に追い込まれるような看過しえない状況では、『転校』や『進学・卒業を待って』などの対処法(泣き寝入り)に流される事無く、積極的に打って出た方がいい結果が導き出されると思うよ♡
なんたって・・”命は一つ”
それを守り抜くのに多少騒ぎ過ぎた事があったからってどうってことないよ!
それくらいの強い気持ちをもって①~⑧段階的に実践していかないとね♡
ねえ~
校長先生や担任の先生は敵なの?
どうして父ちゃんはそう思うの??
考えても見ろよ・・
顔や体中にあざがあって・・毎日ふさぎ込んだ顔をした生徒を見ているのにいじめや家庭内暴力の可能性を疑わない担任教師がいると思うか?
お前はそんな子がもしもクラスの中に居たら真っ先に担任の先生に伝えてあげようとするだろ?
「先生!○○さんが最近変なんです・・」
「○○グループが○○さんにひどい事をしていま~す・・」
ってな!
うん!もちろん。
私だったら絶対にそうする。
だよな~
これは日本中どこでも同じことなんだよ。
いじめなんて同じ学校に通っているんだから、児童・生徒同士、担任教師が一番近い場所で見てきているんだよ・・
で、それでも『いじめ』『自殺』問題が無くなっていかないって事は・・現場に一番近い『大人』がわざと見過ごしてると考えなきゃおかしいよな?
あ”!
大体の教職員の方はまじめに児童・生徒に向き合い、しっかりとその保護・教科教育に励んでいらっしゃることでしょう。
しかし現場管理職・ことさら各教育委員会の・・
事なかれ主義・・論功行賞の矛盾・・そして教職員に関する驚愕な法体系『教育公務員特例法18条2項』の矛盾に気付いた時・・私たちは未来の日本を託す存在の児童・生徒が置かれた教育現場のさまざまな矛盾点の”源流”に・・気づくこと、辿り着くことが出来るのです。
教育公務員特例法18条2項について解説しています⏎
『今学校現場で何が起こっているのか?』
この問題は今後も積極的に取り上げていきたいと思っています。
おしまい。