自衛権の行使
かつて「キューバに核ミサイルが持ち込まれたらアメリカ存亡の危機だ」と、キューバ危機を起こしたのはアメリカ合衆国でしたね。
かつて「東南アジアに共産主義国が出来ればドミノ倒し的に反自由主義国が出来上がる」と、トンキン湾事件を自作自演してまでベトナム戦争を起こしたのはアメリカ合衆国でしたね。
そして約80年前、
長年のブロック経済化で日本を煽り散らかし、山本五十六等を操り日米開戦に導いたのはアメリカ合衆国でしたね。
という訳で、悪しきアメリカ合衆国の前例に倣えば・・
当然ですが、
トランプ大統領誕生で、ロ・ウ和平交渉が現実味を帯びてきたタイミングで「ウクライナに長距離攻撃兵器を提供し、核兵器さえ返還しよう」と企む米民主党(ワシントンのネオコン勢力)の暴走に対し、今のロシアが新たな段階となる自衛権を行使したとしても、だれも非難することはできません。
少なくともアメリカ合衆国にだけは、ロシアを非難できる権利は無いのです。
ロシア前大統領、「ウクライナへの核兵器移転議論」の米国に警告
[モスクワ 26日 ロイター] – ロシア前大統領のメドベージェフ安全保障会議副議長は26日、米国がウクライナに核兵器を供与すればロシアへの攻撃と見なし、核による対応の根拠となり得ると述べた。
米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が先週報じたところによると、複数の匿名の西側当局者はバイデン米大統領がウクライナに核兵器を提供する可能性があると示唆。ただ、そうすれば深刻な影響をもたらすとの懸念があるという。
メドベージェフ氏はテレグラムに「米国の政治家やジャーナリストはウクライナへの核兵器移転の結果について真剣に議論している」と投稿。ロシアの改定された核ドクトリン(核抑止力の国家政策指針)の下、「実際の移転はわが国への攻撃という既成事実に等しい」とした。Reuters(2024年11月26日配信記事)
ワシントンからの挑発に対し、ロシアは核戦争も辞さない構えみたいだね。
プーチンさんも、メドさんも、ゼレンスキー一味を動かしているのはバイデン背後のユダヤネオコン勢力だって知ってるもん。
これくらい脅しとかないと「抑止効果が無い」って思ってんじゃないの?
ま~な~。
今のワシントンは「全面核戦争だってやっちゃうぜ」ってくらい悪乗りしているから、あのゼレンスキー一味ですら「ドン引き」しているって噂だもんな~。
米政権交代を前に、これまでの戦争主導が暴かれる事を恐れた勢力が最後の悪あがきをしているって事なのかしら?
正解。
そのあたりの説明は↓先日記事で取り上げているから割愛するが、「ロシアがICBMを発射した!」ってウクライナ側速報も、直ちに(当のアメリカ国防省が)否定している事からもわかる様に、今は、ワシントン(国務省)の暴走こそが問題視されている訳よ。
まったく、とんでもない連中だね!
バイデン一味・ユダヤ金融勢力・ワシントン(ネオコン)勢力って!
バイデン政権の置き土産:NATO諸国を巻き込む計画
英米が提供したドローン兵器や長距離ミサイル攻撃を受けた報復として「ロシアがウクライナに対しICBMを発射したぞ!!」と、オオカミ少年のように流布して回る最大メリットは、
「ロ・ウ戦争はウクライナ国内だけが戦場ではない!NATO諸国も標的になっているのだ!」と、紛争地域拡大を喧伝(プロパガンダ)出来る事。
事実、
”ウ”の”ゼ”からすれば、NATO諸国や某島国からさらなる支援が期待できるばかりか、自分たちがこれまで犯して来た戦争犯罪の隠蔽にも流用できるのですから、『ロシアICBM発射』の虚偽を利用しない手はありません。
おまけに、
ワシントンはワシントンで、今も尚、ロシア側への挑発・威嚇を強めています。
戦争首謀者勢力の手先である『ロブ・バウアーNATO軍事委員長』を使役し、「攻撃されるのを座って待つよりも、ロシアが攻撃をしてきたらロシアの射手に狙いを定める方が賢明だ」と語らせ、今後、ロシアとNATO諸国の間に軍事紛争が起こった場合、「NATOはロシア領へ先制的な精密攻撃を討議している」と、発表させています。
これに驚愕したロシア・ラブロフ外相は↓声明を発表。
「全ての良識が脱ぎ捨てられ、NATOの真の意図が公然にされている」と、全世界に向けて大暴露。
当サイト住人が、↑ラブロフ外相の声明を端的に要約すると・・
- 「英米&NATO諸国がこれまで掲げてきたウクライナ支援・戦争大義は、真っ赤な偽物。」
- 「真の目的は、ウクライナを代理戦争舞台にロシアを解体・滅亡させる事。」
- 「ワシントン(ネオコン)を筆頭とした戦争首謀者勢力は、世界中を巻き込んでの大戦発展・全面核戦争だって辞さないつもりなのだろう・・」
と、なります。
NATO上層部(実質米軍)の暴走。
NATO諸国の一般市民もたまったものじゃないだろうね~
フランス国民連合のルペンさんが、早い段階からNATO軍事部門からの離脱を公約に掲げていた理由に納得だよ。
アメリカは海の向こう。
しかし、NATO諸国はこれからもロシアと付き合っていかなきゃいけないんだから、第二のウクライナ役を押し付けられるのは迷惑なのさ。
実際、
NATO諸国こそ、世界で最も反米・反ウクライナ・反NATO・反政府運動が盛り上がっているもんね!
そそ。
メディアで「欧州各国、極右勢力台頭」と紹介される動きは、そこに起因してんだよ。
当サイト住人は、
- 反米:反バイデン政権&反金融勢力
- 反ウクライナ:反ゼレンスキー政権&反コロモイスキー軍団
- 親ロシア:金融勢力と戦うプーチン指導体制
↑の立場で多くの記事を書いております。
現代社会を、国家の枠組みだけでとらえようとすれば、金融寡頭勢力による”支配構造”が見抜けなくなります。
”奴ら”は、少なくとも1492年以来、国家を隠れ蓑に世界支配を目論んで立ち回っているのです。
って事で、
聡明な読者のみなさんに置かれましては・・
- 「ロシアけしからん」
- 「ウクライナ頑張れ」
- 「アメリカ・NATOは真剣に支援しろ」
- 「今のウクライナは明日の日本だ」(最大限ウクライナ支援を継続しよう)
↑戯言を連呼する、”脳死状態”にはだけは陥らないでくださいましね♥
おしまい。