画像説明:SaneVox Japanese:ラブロフの驚きの多極化会見(スクショ)
ロシアは現実社会を尊重し、アメリカは支配計画を尊重する
7月16日ロシアラブロフ外相は国連演説をおこない、その後の記者会見でも「ウクライナ情勢」「ガザ情勢」「世界秩序のあり方」「アメリカの覇権主義」「国連による世界支配」などについて言及しています。
ラブロフ外相発言のすべてを紹介すると長くなりますので、みなさんには重要発言部分を日本語訳付きでまとめたYouTube動画を紹介しておきます。
YouTube動画・『SaneVox Japanese』様
素晴らしい動画を届けていただいてありがとう。
みなさん、チャンネル登録&高評価よろしくね!
↓動画の日本語吹替(翻訳)の多くに不備&聞き取り辛い箇所がありますが、ナビゲーター「Pascal Lottaz」(ロッタ・パスカル)氏による解説は大変哲学的で、日本の主要メディアでは絶対に耳にする事の無い内容ばかりとなっています。
是非、ご視聴を!
【↑動画ラブロフ外相重要発言】(要約)
- アメリカ・西側諸国は、一極支配に邪魔なロシアやシナを封じ込めようとしているが、おそらくその野望は達成しないだろう。
- 世界の国々は、アメリカが弄する恫喝・ルールの強要・一極支配に恐怖を感じ、ますますアメリカ離れを加速するだろう。
- アメリカの掲げる国際法・国際秩序・国際ルールは、いつも「自分達だけは例外」とする二重規範(ダブスタ)で満たされている。
- アメリカやNATOは「ウクライナを支援しよう」と言うが、これから何十年後に敗北を認められるようになるのだろう。
- アメリカ(NATO)による介入・支配が及んだアフガン・イラク・リビアは、今どうなっているでしょう?アメリカこそ世界中に戦争を引き起こし、実際に軍事介入しています。
- アフガンは、支配がかなわず無責任に撤退
- イラクは、イラク国民が米軍撤退を望んでいるのにいまだ占領を継続中
- リビアは、無政府状態で内戦の真っただ中
- アメリカはロシアやシナの脅威を煽り、軍事同盟を口実にNATOを拡大。そして同盟国にアメリカの秩序を押し付けます。
- 多極化した社会は現実です。それは誰かが発明したものではありません。
- アメリカやその同盟国が、ロシア・イラン・ベネズエラ・シナを敵視し制裁を科す度に、その気まぐれに恐れおののいたアフリカ・ラテンアメリカ諸国などは自分たちを守る道筋(ブリックス加盟・多極化など)について考え始めました。
- プーチン大統領は、ブリックス(第三世界)内における共通通貨構想(ドル基軸制への対抗手段)をすでに提案しています。
- サウジアラビアは、G7諸国による『ロシア資産の強奪』に強い危機感を表明。すでに脱ドルの方針を打ち出しています。
- トランプ氏は『ロシア資産の強奪』を「アメリカの自殺行為」だと発表
- ブリックスは、今後確実にやって来る多極化された地域の橋渡し・調整役が出来ると信じている。
- もしもアメリカや西側諸国が誠実であってくれたなら、ロシアやブリックスは彼等とも対等に話し合う用意があります。
- 注:ロシアは、アメリカ・その同盟国を「排除しない」と宣言しています。
- 国連は、加盟するすべての国々の意見に耳を傾け、常に中立な組織であるべきだが、残念ながら今の国連は西側(アメリカ)の世界支配の道具と化しています。
- ハンガリー「オルバーン・ヴィクトル」首相の言葉を引用
【ナビ役Pascal Lottaz氏重要解説】(要約)
- 1:ロシアは世界の多極化を”目標”としてではなく、アメリカ支配からの脱却が進む行程での単なる”プロセス”として捉えている。
- 2:アメリカは「ウクライナ戦争」「シナとの戦争」「世界支配」など、達成したい”結果(目標)”から逆算してルールや秩序を導き出そうとしているが、ロシアは、ロシアもまた世界の一部であると認識し、世界の現実に沿って何が有効で、何が可能な方法(秩序・枠組み・問題解決・和解案)であるかを考えながら行動している。
- ロシアやブリックスは、「アメリカが戦争を起こす事をどのようにすればやめてくれるか?」を真剣に考えています。
- 3:NATOは、アメリカ外交政策の延長上に存在している。
- NATOの拡大こそがルールとパワーの偏在・一極化を強制してしまう
- 4:アメリカの二重規範(ダブスタ)は、仮想敵国・標的国を苦しめ、しばしば(自分達にだけ激甘な)ルールの例外を見る。
- 終わりに:ラブロフ外相による記者会見は、単にロシアの立場を訴えただけでなく、ロシアが現在の世界情勢を正確に分析した現実的な提案(妥協案・和平案)を示しているのに対し、アメリカやその他の同盟国は空想的・理想的な主義主張ばかりを前面に押し立て、現実を無視した要求を世界(各国)強要ている事実を証明してみせた。
- アメリカ(西側)からもたらされる情報ばかりを盲信すれば、小さな精神・知性の牢獄に囚われてしまう
- ロシアやブリックス各国からもたらされる情報にも耳を傾け、情報を比較検証していく事か大切
注:Pascal Lottaz氏は、京都大学白眉センター特定准教授。国際関係 ・ 歴史の専門家として「国際社会における中立性の重要性」をテーマに分析・研究しています。
白眉って・・シナ臭くないの?ヒソヒソ
そこはだいじょ~ぶ、あんま気にしなくていいよ。
「白眉(馬良)最も良し」さ♡
ヒソヒソ
ケモノ衆による雑感
ま~た、アメリカが世界中に迷惑をかけているんだ~
ラブロフさんも「アメリカ(金融・ネオコン)よ、いい加減にしてくれ」って言ってるようだしね。
おまけに、
今の国連は金融やアメリカの私物で、世界の紛争解決には寄与出来ないって暴露。
ロ・ウ戦争でもそれが世界中に証明されてしまったものね~。
ま、日本人の多数派は知らないだろうが、アメリカの戦争犯罪に対し世界中から「NO」が叫ばれているのは事実。
Pascal Lottaz氏も仰っているが、「アメリカがダブスタの世界秩序・共通ルールを持ち出し強制化すればするほど、各国はロシアやブリックスに期待と避難先を求め、今後、世界はより多極化するだろう」って予測は、ここ(当サイト)でも散々指摘した通りの内容だもんな~。
Pascal Lottazさんの解説、メチャクチャ理論的で中立的だよね!
そうそう。
アメリカや西側諸国の(現実を無視した)理想主義が、如何に世界秩序・世界和平を妨害しているかを分かりやすく説明しているよね~。
ちなみに、個人的に笑ってしまったのが、
Pascal Lottaz氏が仰る(動画27分~)「この様にロシアの立場を紹介するだけで、西側の多くの人々は私達に対し「プーチンの傀儡」「ロシアの主張を繰り返している」と非難(攻撃)してくる。」(要約)の部分でした。(爆)
思えば当サイトも、2022年2月のロ・ウ戦争勃発最初期より「今回の戦争首謀者は英米&金融勢力だ」と訴え、↓の様な主張を繰り返してきましたが・・
- 「自由主義対専制主義などは真っ赤なウソ」
- 「ウクライナの”ゼ”はユダヤ系のピエロ」
- 「戦争自体が壮絶な詐欺・ビジネス」
- 「戦後処理・後始末を日本に押し付けるplanだ!」
大手メディアや世間の反応は「ウクライナ頑張れ!」「アメリカは正義の味方」などと、まったく正反対でしたね。
あの頃は、「親ロ派」「逆張り」「共産主義者」などのレッテル張りがすごかったもんな~。
(遠いお目目・・)
他方、日本国内に潜伏していた怪しい怪しい「”ナ”と”グ”のつく二匹のアンドリー」などは、壮絶なる【ロシア悪】【ウ正義】のプロパガンダに余念がありませんでしたね~。
↓覚えています?みなさん。
って事で、
ロ・ウ戦争はロシアの勝利で決着済み。
そして世界の秩序は、今後急速に、英米の金融勢力が仕掛ける現実無視のグローバリズム全体主義から、ロシアやブリックスが提唱する各国が主権を維持し共存し合う多極化世界へと方向転換していきます。
それは、世界中から忌み嫌われるようになった当のアメリカ合衆国の内側から、自分たちを実質的に支配するウォール街の金融勢力との対決を選択する熱意(民意)が沸き起こっている事をもってしても逆証明できるはずです。
アメリカで暗殺が失敗した今、アメリカは引き返し不可能の内戦状態に突入します。
世界は当然、脱アメリカ(脱ドル)を加速させます。
では・・
~我が国はどうするのか?~
ロシア、プーチン大統領やラブロフ外相が語る言葉の中にこそ、様々な”ヒント”があるのではないでしょうか?
おしまい。
アメリカ(金融)の一極支配なんかクソくらえ!!
- ワクチン
- LGBTQ
- SDGs
- 環境詐欺
- 戦争詐欺
こんなガラクタいらないぞ!!