画像出典:HTV – Đài Hà Nội 「ライブ:イスラエルがイランにミサイルで報復、標的は核施設。」(スクショ)
イスファハン核関連施設は「無事」です
イラン現地時間4月19日午前3時ころ、イスラエルはイラン中西部に位置する都市イスファハンを複数のドローン兵器によって攻撃した様です。
アメリカメディア筋は「イスラエルのミサイルがイランを攻撃した」と報道していますが、
イラン側の速報では、
- 「ミサイル攻撃はなかった」
- 「イスファハンにイスラエルからの3機のクアッドコプター(無人機)攻撃を受けた」
- 「全ての攻撃を防空システムによって破壊した」
- 「イスファハン核施設は無事である」
↑のように伝えています。
イスラエルがイランを攻撃か、中部イスファハンなどで爆発
イスラエルが19日早朝、イランを攻撃したと、BBCがアメリカで提携するCBSニュースが、アメリカ当局の話として報じた。
米NBCとCNNは、複数の匿名アメリカ政府筋の話として、イスラエルは今回のイランへの攻撃について、事前にアメリカ政府に通知していたと報じた。「その反応を我々は支持しなかった」と、CNNは米政府筋の話として伝えている。
CBSニュースによると、アメリカの政府高官2人が、イスラエルのミサイルがイランを攻撃したことを認めた。
しかしその後、イランの宇宙機関関係者がミサイル攻撃はなかったと、ソーシャルメディアで直接否定した。
ホセイン・ダリリアン 氏は、「中部イスファハンやその他の地域に対する国境外からの空からの攻撃はない」と説明。「イスラエルは クアッドコプター(無人機)を飛ばそうという屈辱的な試みで失敗しただけだ。クアッドコプターも撃墜された 」と述べた。
ロイター通信は、イラン国営テレビの報道内容として、現地時間午前3時ごろに、イスファハンの上空で3機のドローン(無人機)が観測され、同国の防空システムが作動したと伝えている。防空システムがドローンをいずれも破壊したという。
これに先立ち、イランのファルス通信は、イスファハンの国際空港付近で「爆発音」が聞こえたと報じていた。
イスファハン州には、大規模な空軍基地、主要なミサイル製造施設、いくつかの核施設がある。
イラン国営放送IRIBは、「信頼できる情報筋」の話として、イスファハンの核施設は「完全に無事」だと伝えている。(=~中略~)
イランによる攻撃は劇的なエスカレーションではあったが、そもそも4月1日にイスラエルがダマスカスのイラン領事館を空爆し、2人の将軍を含む13人を殺害した前代未聞の事態に対する報復だった。
今後の展開は、イスラエルの攻撃がこれで終わるのか、そしてイランが反撃に転じるのか、この2点にかかっている。
BBNEWSjapan(2024年4月19日 12:58配信記事)
イスファハンは核関連施設が集まる都市として有名で、イスラエル側からすればイラン核武装のカギを握るイスファハン攻略は死活問題。
一部情報筋では「イランはすでに核開発に成功しており、3発~6発ほどの核弾頭&搭載可能ミサイルを保持している」と噂されている事からも、報復合戦のどさくさに紛れて「イラン核関連施設を破壊しておきたい」とするイスラエル側の思惑が働いた可能性も否定できません。(注:イランへの脅し・バイデン政権への支援催促としても有効)
速報に触れ「すわ大戦か?」って思ったけど、攻撃自体は小規模だったみたいだね。
「イスファハンの空港近くで爆発音があった」としているけど、イラン側が「被害はない」「イスファハンは無事」って言ってるんだから、今のところ安心なのかもね。
戦時は特にプロパガンダがすごいから、両陣営から寄せられる情報を鵜呑みにしちゃ~ダメだぞ。
予断が許されないって事ね。
そゆこと。
今回イラン側の被害は無かったようだが、こんな時こそ陽動工作に備え
- ガザ
- ウクライナ
- シナ周辺
- バイデン政権周辺
- 岸田政権周辺
↑など別方面も警戒しておかなきゃな!
以上、
「イスファハンは無事」
中東情勢の速報をお伝えしました。
おしまい。