イスラエルは、ガザを殲滅(侵略)する気なんですね
イスラエルのネタニヤフ首相、UNRWA解体要求 東欧など国連大使らに「役割終えた」
イスラエルのネタニヤフ首相は1月31日、東欧など8カ国の国連大使らとエルサレムで会談し、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)について「役割が終わったと認識する時が来た」と述べて解体を求めた。UNRWAスタッフがイスラム原理主義組織ハマスのイスラエル奇襲に関与した疑惑が浮上して以降、イスラエルは非難を続けている。
ネタニヤフ氏はパレスチナ自治区ガザに関し「われわれの予定通りに問題が解決すれば、他の機関がUNRWAに代わるべきだ」と語った。国連のグテレス事務総長は31日、ニューヨークの国連本部の会議で「UNRWAはガザの人道支援の屋台骨だ」と述べ、活動継続を訴えた。
疑惑を巡り、日米欧10カ国以上がUNRWAへの資金拠出の一時停止を表明した。(共同)
産経新聞(2024/2/1配信記事)
国際外交にさして興味のない層でも、国連が金融勢力の巣窟って事くらいは見抜けるでしょうし、今回話題のUNRWAなどがハマスに代表されるテロリストグループを援助していた事など、各国政府筋では「暗黙の了解」「周知の事実」だったはず。
ちなみに、UNRWAは↓こんな機関だったそうです。
国際連合パレスチナ難民救済事業機関
ガザ地区、ヨルダン川西岸地区、ヨルダン、レバノン、シリアで約500万人のパレスチナ難民に教育、保健、福祉、救急などの援助および人間開発を行う国際連合の事業機関である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』国際連合パレスチナ難民救済事業機関(抜粋)
ところが、
2023年に本格化した「イスラエルによるガザ侵略」から約半年を経たタイミングで、イスラエルのネタニヤフ首相は「(UNRWAについて)役割が終わったと認識する時が来た」と、ハマスの成長に深く関与していた(イスラエル側の)証拠をもみ消そうとUNRWA非難を鮮明に打ち出しています。
つまり、イスラエルは国際社会に向け「偽旗作戦を終了した」と宣言している訳です。
え?
偽旗作戦って、どんな作戦なの?
でっち上げの被害を装い、自陣営の侵略行為を正当化するために用いる作戦さ。
「ノースウッズ作戦」「2つのビル破壊」は超有名。
ちなみにWIKIは↓説明しているな。
偽旗作戦
概要
偽旗作戦の例として、自国の軍民が他国やテロリスト等からの武力攻撃を受けたかのように偽装して被害者であると主張したり、あるいは緊張状態にある両勢力間で漁夫の利を狙い、いずれかの側から攻撃が行われたように思わせて戦争を誘発させるといった行為である。以下に列挙される過去の例より、政府、あるいは軍部がある政策の実現を目的として、情報操作、世論操作を企図した場合に実施されるケースが多い[2][3][4][5]。
英語ではfalse flag technique(偽旗技法)、false flag tactics(偽旗戦術)、false flag attack(s)(偽旗攻撃)などの句として用いられる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』偽旗作戦(一部抜粋)
当サイトは、イスラエルによるガザ攻撃について、複数の過去記事内で『イスラエルによる侵略行為』と、動機も含め詳しくお伝えしています。
【馬渕睦夫氏解説:イスラエル・ハマス・対立の深淵】
↑上過去記事内に紹介していた動画は、現在視聴できない状態となっています。
【中東情勢にまつわる陰謀論♥】
イスラエルが「偽旗作戦」を終了するという事は・・
そうです。
「偽旗作戦」のために(米イス&金融勢力)が準備したUNRWA&ハマスが”用済み”という事は、すでに作戦の初期段階が終了し、侵略は第2第3フェイズに突入しているという事なのでしょう。
ただし、国際社会は(一応)傍若無人なイスラエル側のやり方に非難を寄せ始めています。
アメリカ、イスラエルの「無計画な」ガザ南部ラファへの攻撃は「支持しない」 大惨事につながると警告
イスラエルは8日、パレスチナ自治区ガザ地区南部の街ラファの一部地域を砲撃した。アメリカは適切な計画がないままラファに軍事攻撃を仕掛ければ「大惨事」になると、イスラエルに警告した。
米ホワイトハウスは8日、ラファにいる避難民への配慮のない、いかなる大規模作戦の計画も支持しないと表明した。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は7日、ラファでの「活動準備」をイスラエル国防軍(IDF)に指示したとし、イスラエルのハマスに対する「完全勝利」は数カ月後に迫っていると述べていた。(~中略~)
ガザの状況は
イスラエル当局によると、ハマスのイスラエル南部への奇襲では民間人を中心に約1200人が殺害され、240人以上が人質に取られた。ハマスが運営するガザ地区の保健省は、イスラエルの報復攻撃でこれまでに2万7800人以上のパレスチナ人が殺害され、少なくとも6万7000人が負傷したとしている。
国連のアントニオ・グテーレス事務総長は8日、ガザ地区の状況について厳しい評価を示した。
「彼ら(ガザ市民)は人々が密集しているその場しのぎのシェルターで、不衛生な環境の中、水道も電気も十分な食料供給もなく暮らしている」
「我々はハマスの恐ろしい行為を明確に非難した。ガザ地区における国際人道法に反する行為も明確に非難する」
BBCNEWSjapan(2024年2月9日配信記事)
イスラエルと同じようにUNRWAなどを経由しハマスを育て上げたアメリカ(米ネオコン勢力)とはいえ、度を越えたイスラエル側の非武装地帯への攻撃に「いかなる大規模作戦の計画も支持しない」と表明せざるを得なくなったご様子。
「パレスチナ側が圧倒的軍事力を誇るイスラエルに武力によって立ち向かっている」なんて、こんなあからさまな”偽旗作戦”、すぐバレちゃうって!!
流石のバイデン政権でさえ、イスラエルをかばいきれなくなってるよな~(WWW)
ウクライナとパレスチナの違い=戦争ビジネスとジェノサイドの違い
みなさんもご存知の通り、報道ベース的に無視されているだけで、ガザ地区に対するイスラエルによるジェノサイド行為は想像を絶する規模となっています。
「なんだか不思議に感じませんか?」
加害者がロシアと宣伝されるロ・ウ戦争では、「ウクライナに寄り添う」だの「ロシアへの制裁強化」だのと、やたら大手メディアでは国際社会の連帯強化(全体主義運動)が喧伝されていましたが、加害者がイスラエル(金融勢力)のガザ侵略となったとたんに、世界中の大手メディアがだんまりを決め込んだり、過去の経緯(長年のパレスチナ問題)を伝える事無く「どっちもどっち論」へ誘導していく様な、報道姿勢の矛盾(二重規範)がそこかしこに溢れていますよね。
一方は戦争ビジネス舞台、一方は本物のジェノサイド。
国際社会は、本当にこのままガザの人々を無視するつもりなのでしょうか?
以上、
紛争や戦争にだって、公然と「偽旗作戦」が乱用される国際社会です。
私たち日本人も、いつまでもお花畑に遊んでばかりではいられません。
- ハマスにまつわる偽旗作戦の可能性
- ウクライナにまつわる武器迂回ルート
- UNRWAにまつわる資金迂回ルート
↑これらをしっかり念頭に置きつつ、ウクライナの真の姿・イスラエル(ネタニヤフ)の真の姿・アメリカ(バイデン政権)の真の姿を見破ってまいりましょう!
~第三次世界大戦を回避する為にも~
おしまい。