「消費税で集められたお金はみなさんの社会保障費に使われます!」
こんな掛け声を一度でも耳にした事のある方は、ちょっと見ていって・・ネ!
【我が国を知る】税について1項目:文章よりもグラフを多めに、なるべく簡単に税金の疑問点などをお伝えします。
知っておかないと間違いなく損をする分野です!
怪奇!消費税と企業減税と実質賃金と(ポロリはないよ)
ご注意:【タヌキの『開運』家族運営】は家族に関係した事柄を紹介するHPですので、細かな数値や案件ごとの詳細が知りたい方は、それぞれを専門に扱う場にて掘り下げてみてください。
専門的に知りたかったら⇒
注:本項で使用した図はすべてここからいただいております。
細かなことは各自調べてね!‥では・・参ります・・よがすか?・・
「先ずはこちらの4つの図↓↓↓をご覧ください・・おわかり・・いただけただろうか?」(心霊写真見学会風)きゃ~~
【日本とアメリカの自国通貨建てGDPの推移】(注:1996年=1)
年に3%程度の経済成長を遂げていたとしても↑↑図のアメリカの様な曲線になるのに、この間消費税を上げまくって企業の投資先が海外へとシフトした日本は「沸騰しようとすると冷や水が自動でかかる鍋の中」にいる状態となり、これを「30年近く人為的に」過ごしてきたんだよ♡
【日本の消費税収の推移】(兆円)
1989年竹下内閣で3%。1997年橋本内閣で5%。2014年8%・2019年10%はいずれも安倍内閣。
すげ~だろ。デフレの国で消費に罰金を思いつくんだぜ!わざとなんだよ。マジ
・・え?理由??下の図を見てみな!!↓↓
【日本の非金融法人企業の現預金】(億円)
な?うなぎ上りだろ(笑)
そりゃそさ。この間(約20年)消費税で200兆円以上の税収あげて、反対側で200兆円の企業減税してんだもん・・企業に溜められる内部留保(余剰金)は増えるわな・・。
企業減税:主に法人税の実効税率の引き下げ・優遇策。
【日本の実質賃金の推移】(2015年=100)
実質賃金とは⇒実際の社会生活で使えるお金の事。
例:好きなものが年間115個買えた世界から⇒2020年代では100個以下になっていってるって事!
って・・俺から指摘されなくてもみんな所得(実際に使えるお金)減ったろ??人によっては200万くらい年収が下がったと思うよ‥この間。
(藪)タヌキのザックリまとめ
【♡ラブレター♡】親愛なる日本国民の皆様へ
「消費税は皆様の社会保障費のためではなく、グローバル(無国籍)企業化する企業減税の穴埋め財源として美味しく使わせていただいております♡」
「いっぱいデートしていきたいし・・これからももっとラブラブでいようね!」
プレゼントby議員一同・上級国民一同より(キャ~恥ずかしい~~♥)
俺はデータを基にラブレターの意味を勝手に解釈したまでだから、勘違いしちゃ~イヤ~よ!
おぞましい消費税の誕生秘話とその歴史
ちょっと振り返ってみましょう!消費税の歴史について。
- 大平内閣1979年1月:「一般消費税を閣議決定」⇒選挙中断念
- 中曽根内閣1987年2月:「売上税」議会提案⇒5月廃止
- 竹下内閣1988年12月:「消費税法3%成立」⇒1989年4月施行
- 細川内閣1994年2月:消費税から国民福祉税7%案⇒翌日撤回
- 村山内閣1994年11月:3%~4%への増税。+1%地方消費税を上乗せした計5%の「税制改革関連法」成立
- 橋本内閣1997年4月:消費税率5%へ引き上げ
- 菅内閣2010年6月:消費税10%で選挙へ⇒選挙に惨敗。頓挫
- 野田内閣2012年6月:消費税を2014年に8%・2015年に10%に上げる法案を提出⇒参議院本会議で可決成立
- 安倍内閣2014年4月:消費税8%に引き上げ
- 安倍内閣2014年11月:10%への増税を2017年4月に延期
- 安倍内閣2016年6月:2019年10月まで再延期
- 安倍内閣2019年10月:消費税率10%に引き上げ
安倍さんスゲ~な~!2度も増税って!
でも勘違いしちゃダメなのが、この内閣じゃなかったら増税はもっと早く私たちにのしかかり、更なる悲劇がふんだんに準備されてたかもしれないって事!
なんでって、野田内閣ですでに決まった2度に分けた増税法をそのまま実行しているだけだから・・(付帯決議があっても増税法律を止める新たな法を作らないといけなかったんだよ)
(2度の延期・・よく頑張ったほうだよ‥全然足りないけどね)
え?これでホメるってタヌさんボケてんの!!
他ならもっとましだったんじゃないの?
「・・違うの?キョロキョロ」
国民の税に対する当時の理解度と、増税大歓迎の合唱に「政治力で立ち向かう」・・他の面々・・
じゃ~どの政党の誰よ?
・・ああああ・・う・・うん
な!
そもそも日本で消費税が議論され始めたのは、土光敏夫会長時代の「経団連・税制特別部会」です。1978年12月に出された消費税5%案でした。
他方で同氏は(同じ年に)・・
「増税よりも行政改革の実行だ。法人税の引き上げはせっかく上向いた景気や民間の活動の芽を枯らすもので認められない!」
と、法人税の引き上げには猛烈に反対しています。
紳士だ・・例えようのない紳士とはまさに彼のような存在だ・・
日本史に深く刻み込もう!偉人紳士列伝
で、(斎藤英四朗会長時代)経団連は1988年6月自民党税制調査会との懇談上で・・
- 法人税について「減税歓迎やが~更なる減税ヨロ!」
- 「新型間接税は価格に転嫁しやすいタイプが望ましい」(消費税でどやろか?)
と、「企業減税は進めろ!」「消費税導入しろ!」の主張を繰りひろげたようです。
聞くわけないじゃん!こんな一方的な主張。
日本の優秀な国会議員さんと官僚さんが黙っちゃ置かないから!!
「月にかわって・・ペンペンよ!」
注:ボケ役しています
そうそう!当たり前だよ。聞くわけないじゃん。
祝!1989年4月1日「消費税導入!!」・・おめでとう日本国民♡
あとはみなさんもご存知、坂道を転げ落ちるように国民所得は減らされ、ほぼ無抵抗のまま3度の消費税の増税を受け入れる形で現在に至ってますね。トホホ
ね~そうは言っても「バブル崩壊」「アジア金融危機」「リーマンショック」など・・日本経済に与えた打撃は消費税以外にもあるでしょ!
それに日本は借金まみれの国なんだから、社会保障費はやっぱり私たちが賄うのが筋なんじゃないの??
注:ボケ役を買って出ています。やらせ発言です♥
そういう人のために宿題を用意しておいたよ!
【2018年世界各国の経常収支】(百万ドル)
単純に儲かっている国が(左側)ドイツ・日本で、借金まみれが(右側)アメリカ!
桁違いだと思うけど・・お金が無い教の信者の皆さんには「この図の説明」を求めてみてね!
【日本の中央政府の純負債(左軸)と長期金利・インフレ率(右軸)】
またハイパーインフレ信者には丁寧に(ニヤニヤ)上の図を見せてあげてください♡
1980年と比べて「15倍」も純負債を抱えたはずなんですが・・我が国は・・
- ハイパーインフレも
- 国債金利の高騰も
- 国債の暴落も
起こっていませんが・・なにか?!
お金が無いから経済成長できず
お金が無いから賃金が下がり
お金が無いから社会保障費が上がり・サービスは低下し
お金が無いから消費税を増税する
そして・・お金が無いから結婚できず子供も生まれない、日本国民の減少
全部嘘じゃん!
まとめ
はい!という感じでザックリ見てきました♡
『経済』を語るときは、常識的に具体的な数値を基に語ります。
「ハイパーインフレ」「財政ファイナンス」「財政規律」「国債の暴落」「国際社会からの信任」「IMFからの提言」「プライマリーバランス」「将来世代へのツケ」などなど・・
な!どこにも具体的な数値・データがないでしょ!
数値がないのは詐欺師の証!よいこのみんなは・・忘れないでね♡
こんなこと布教する『輩』には・・
ふ~~ん「数値とデータ出してみて!」
みなさんもこの呪文覚えて帰ってね!
大きい声では言いたくないんですが・・みなさんもご自身の家族運営だけ考えて生きていけるほど、私たちが乗り合わせている「現代日本」は順風満帆で、ぬる~くできていない事・・自覚しておいてくださいネ!
いくら努力して、いくら『開運』言っても・・大局的な部分で泥棒の暗躍を許していたんじゃ・・
巡ってきませんよね!幸せなんて。
【タヌキの『開運』家族運営】では、これからもこんな感じで分かりやすさ・伝わりやすさに特化して、【カテゴリー『国』】で小難しい「経済や法律面」の話題を取り上げていきます。
ぜひ(こまめに)足を運んでみて、『開運』の参考になさってくださいネ!