画像出典:「UsefulCharts:Rothschild Family Tree」(スクショ)
支配の深淵:~先ずは知る事から~
ロスチャイルド家
ロスチャイルド家(ロスチャイルドけ、Rothschild、「ロスチャイルド」は英語読み。ドイツ語読みは「ロートシルト」。フランス語読みは「ロチルド」[1])は、フランクフルト出身のユダヤ人富豪で、神聖ローマ帝国フランクフルト自由都市のヘッセン=カッセル方伯領の宮廷ユダヤ人であったマイアー・アムシェル・ロートシルト(1744-1812)が1760年代に銀行業を確立したことで隆盛を極めた[2]。それまでの宮廷関係者とは異なり、ロスチャイルドは富を遺すことに成功し、ロンドン、パリ、フランクフルト、ウィーン、ナポリに事業を設立した5人の息子[3]を通じて国際的な銀行家を確立した。一族は神聖ローマ帝国やイギリスの貴族階級にまで昇格した[4][5]。ロスチャイルド家の歴史は16世紀のフランクフルトに始まり、その名は1567年にイサク・エルチャナン・バカラックがフランクフルトに建てた家「ロスチャイルド」に由来している。
19世紀のロスチャイルド家は、近代世界史においても世界最大の私有財産を有していた[6][7][8]。20世紀に入ると、一族の資産は減少し、多くの子孫に分割された[9]。現在、彼らの関心は、金融、不動産、鉱業、エネルギー、農業、ワイン醸造、非営利団体など、多岐にわたっている[10][11]。また、ロスチャイルド家の建物は、ヨーロッパ北西部の風景を彩っている。
ロスチャイルド家はしばしば陰謀論の対象となっており、その多くは反ユダヤ主義に由来している。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ロスチャイルド家(一部抜粋)
【ロスチャイルド】
- 英語読みすればロスチャイルド
- ドイツ語読みすればロートシルト
- フランス語読みすればロチルド
神聖ローマ帝国フランクフルト領。
外国系で、しかも多くの貴族から反対意見が寄せられたが豊富な資金力をバックに宮廷多数派工作に成功。見事「貴族」に列せられている。
その影響力はドイツ領のみならず、当時の覇権国家の一角「オーストリア帝国」にも及んでおり、↓ロスチャイルド家の家紋はハプスブルク家から賜ったもの。
家紋にはロスチャイルド家の3つの家訓
- 調和
- 誠実
- 勤勉
が記されている。
日本への影響は1853年7月8日『黒船来航』
江戸時代末期、すでにオランダ商人を通じ『国際金融』の存在は日本側に伝えられており、「たった四杯で夜も寝られず」とプロパガンダされたペリー艦隊襲来についても、実は、アメリカを出港する前から幕府側は把握していました。
江戸幕府にとって「黒船」は、全く寝耳に水の大事件などでは無かったのです。
米国議会を動かした金融勢力
「アメリカのアジア進出は、すでに議会決定されている」
当初、アメリカは極東の対日貿易など重視しておらず、米議会では米国艦隊派遣には消極論が大勢を占めていました。しかし、シナと日本の富の簒奪を企てる金融・ロスチャイルドグループは「日本の開国を米艦隊の武力によって達成させよう」と、米議会工作を仕掛け、見事その思惑を達成させるに至るのです。
黒船襲来後に訪れる我が国の明治維新は、これら国際金融勢力が日本の下級武士を使役し「クーデター級の政権転覆を仕掛けた時代であった」と形容しても過言ではありません。
薩長には「イギリス」、幕府側には「フランス」と、それぞれに特化した金融・武器商人が付きしたがい、金融側に有利な形で終息する内戦革命を煽っていたのです。
もっとも、当時の日本の側(幕府・新政府)は彼らが思うほど愚かでも無く、革命騒ぎを10年未満で終わらせたため思ったほど武器も売れず、彼らが夢見る「分割統治から植民地へ」のシナリオも未達成となったのです。
いい意味での『世界の非常識』。
日本は、例外的に列強(金融)による植民地支配を回避できたって事だね。
諸侯(各藩のお殿様)、明治の元勲達、ありがとう!
ユダヤ資本・対ロ政策のため、日本国政府の国債買取を引き受ける
時代は下り20世紀初頭頃。
日清戦争はともかく、(1904~)日露戦争ともなると大国「ロシア帝国」と戦うため、明治政府は莫大な額に見積もられる戦費調達に腐心します。
日本政府は海外の事例にならい「国債発行」で戦費調達を図りますが、当時、2等国家と見なされていた日本のジャンク債を引き受けてくれる国家は~1国を除いて~どこにもありませんでした。
その一国が、金融街シティーを抱えるイギリス(大英帝国)であった事はなんの偶然でもなく、さらに足りない戦費(売れ残った日本国債)のすべてを私費によって引き受けたのが、かの有名なクーン・ローブ商会頭取、後に明治大帝より勲一等旭日大綬章を下賜された『ジェイコブ・シフ』その人だったのも偶然ではないのです。
ちなみに、クーンは元来古代イスラエル時代の世襲祭司・祭司を意味するドイツ語のコーエンが訛ったもの。ローブも祭司・祭司を意味するレビのドイツ語訛り。
シフは、ドイツ・フランクフルトの銀行員を父として生まれたユダヤ教徒で、家は代々レビの家系。
フランクフルトのユダヤ人居留区にあった「グリューネシルト」と呼ばれる建物に、ロスチャイルド一族とともに住んでいた経歴の持ち主です。
わお~。
シフ家とロスチャイルド家って、お隣さん同士だったんだね~
大日本帝国を軍事利用:ロシア帝国弱体化を意図した金融の世界戦略
当時の帝政ロシアは押しも押されぬ世界の一等国。その支配地域ではユダヤ人迫害政策が推し進められていました。(詳細説明は割愛)
時を待たず、かの地が強大になる事を怖れたイギリス政府と、表向き「同胞を救いたい」と欲する(ユダヤ出身者を多く抱える)金融界隈の利害が一致。
ちょうどその頃、1900年代に差し掛かる絶妙のタイミング(英&金融にとって好都合なタイミング)で、列強による植民地支配から逃れようと極東でもがいていた島国が、ロシアを相手に戦う決意を見せたのですから、それへの援助・支援策(国債引き受け)が講じられたのは必然の成り行きだったと言えます。
ちなみに、
対ロシア戦を日本政府にたきつけたのも、シフをはじめとした金融界隈だったとされています。
日本側は、ロシアの南下政策(満州・朝鮮半島・サハリン)を必要以上に警戒し、かつ煽られていたって事ね!
事実、
ジェイコブ・シフは自身の回顧録中に、当時の対日融資に関しこのように心中を吐露しています。
「ロシア帝国に対して立ち上がった日本は神の杖である」と。
まるで日本への援助・支援は、自身のため民族のためであったと告白しているかのようです。
明治維新≒金融支配の始まり
ちょっと残念な言い回しになっちゃうけど・・日本は開国以来「世界を牛耳る金融界隈に利用され続けていた」と、言えなくも無いんだよな~。
無論、当時の列強との国力差は歴然で、日本側からすれば仕方なかった面もあるんだけどな。
シフさん、日露戦争を吹っ掛け日本を利用する気満々だったんだね!!
結局、ロシア帝国を倒して利益を得たのって・・
イギリスと金融資本家とトロッキストと・・ユ・ダ・・(;゚д゚)ゴクリ…
(19世紀から20世紀初頭)このあたりの歴史を知れば、なぜ一次大戦で世界の四大帝国が崩壊し、その後、共産主義と民主主義が世界の各地で勃興してきたのかが理解出来るようになるのですが・・
以降の歴史は、また別記事にて♥
まとめ
金融の首魁・ロスチャイルド家、日露戦争にまつわる裏事情、クーン・ローブ商会頭取ジェイコブ・シフの思惑を理解すれば・・
大変残念な話ではありますが「日本は、江戸から明治期にかけて、すでに金融支配を(否応なく)受け入れていた」と、断言する他ないのです。
- 金融ロスチャイルドグループは、どのような思惑で米国艦隊『黒船』を日本へ差し向けたのか?
- 日清戦争・日ロ戦争・第一次大戦・大東亜戦争と、なぜ日本は開国以来、戦争(参戦)を繰り返す羽目となったのか?
- 2等国だった日本の国債(戦時国債)を、なぜイギリス政府(シティー)とクーン・ローブ商会頭取ジェイコブ・シフが引き受けてくれたのか?
これら全ての潮流には【金融寡頭勢力】の世界戦略が絡んでいます。
歴史分野に対する訓練次第では・・ロスチャイルド家の系譜を遡るだけで「シナリオの存在」を理解できるようになるはずです。
以上、
戦後日本人の合言葉
- 【戦後レジームからの脱却】
- 【金融支配からの脱却】
世界の底流に歴然と流れる金融支配の存在を見抜き、彼らと時に戦い、時に折り合いをつける為にも
~先ずは知る事から~
始めなければなりませんね。
おしまい。