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2022年を振り返る:2月の記憶「ロ・ウ戦争勃発」

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画像説明:【2月の花・梅】花言葉・不屈の精神・高潔

激動の2022年。

当サイトの住人が個人的に選んだ「月ごとに一つの話題」を、過去記事を交えながら紹介してみます。

一年の振り返りもかねて、各記事に目を通していただけると幸いです。

タヌキ
タヌキ

2月の記憶は、『ロシア・ウクライナ戦争』についてだよ。

2月24日:ロシア、ウクライナに対し軍事侵攻を開始

当初、世界中の誰しもがこう思っていたに違いがありません。

  • 「21世紀にもなって核保有国が非核保有国に軍事侵攻するとは」
  • 「単なる東ヨーロッパの局地戦、1か月もしない内に停戦するはず」

しかし、大方の予想に反しロシア軍の侵攻開始からすでに10か月目に突入しており、混迷する戦局の激化も相まって『ロ・ウ戦争』と名称変更されるまでになっています。

この間、世界各国では英米政府からのセールス圧力防衛費増額要求に配慮した高額な武器購入・防衛負担増額思いやり予算・軍備強化を迫られていたり、市民レベルにおいては便乗値上げが甚だしい「エネルギー高」「食料高」に悩まされる始末。

すべてが、何者かによって描かれた筋書きシナリオの様に展開する『ロ・ウ戦争』に、世界中から疑義の視線が向けられるようになっているのは当然で、時間の経過と予想を超えた不利益電気料金爆増・物価高を目の当たりに欧米を中心とした市民から・・

「実は、アメリカこそがロシアを挑発し戦争を仕向けたのではないのか?」

「実は、本当にロシア系ウクライナ人をウ側が迫害していたのではないのか?」

「”ゼ”は、米ネオコンのパペットでウ国民を代表していないのではないのか?」

「この大混乱のさなか、大富豪たちはどうやって資産を2倍規模に増やす事が出来たのか?」

・・憶測を交えた至極常識的な意見・分析が出回ってくる様になっています。

悪いネズミ
悪いネズミ

残念だけど、日本で真実に気付いている人はまだまだ少数派みたいだね・・

アーサー・ポンソンビー:戦争遂行のためのプロパガンダ

戦時プロパガンダ・10の要素:歴史は繰り返されます
プーチン大統領は「ボケた?」「領土欲に駆られた?」。ロシア軍は「ザコ!」「殺戮軍団!」。やめましょうね。そんな事いってたら第二第三のウクライナが準備されるだけですからね。現代戦は国家を離れた【民間人】が起こしているんですよ!

しかし、残念ながら日本を含む世界中の大手メディアは特定の大資本家たちによって独占状態のため、ロシアの言い分にも耳を傾けようとする意見や、戦争の裏事情を暴こうとする意見に対しては、話題として取り上げないか、あえて「陰謀論」「独裁政権を応援する民主主義の敵」などの挑発的・攻撃的なレッテル貼りで対処する始末。

恒久平和を祈って止まない世界中の市民に対し、「ロシアを憎み、ウクライナを助けようとしない連中は全人類の敵だ!!」といわんばかりの偏向報道に・・日頃はほのぼのと平和を享受していた一般市民レベルにも、この戦争のただならぬきな臭さ”プロパガンダが徐々にバレ始めている様子。

戦争原因

戦争は、一人の狂人が勝手気ままに引き起こせる代物ではありません。

戦争に至るまでの”経緯”には、様々な”思惑”が蠢いているものです。

1:ウクライナの非核化

ウクライナが非核化を実現していなければ、『ロ・ウ戦争』は起こっていなかった可能性が高く、例え紛争はあっても、今とは違ったシナリオが展開されていたはずです。

ウクライナ危機:非核化こそが招いた悲劇
軍事バランスの拮抗が破れれば侵略・侵攻は容易となります。世界各国が経済制裁をちらつかせたって、なにも役に立ちはしないのです。一時は世界3位の核保有国だったウクライナが、なぜロシアと隣接しているにもかかわらず非核化に走ったのか?

2:ブダペスト覚書

当然、当時のウクライナ側も非核化に同意する対価として、安全保障上の合意を主要各国に求めています。

それが、英・米・ロの核の傘で守られる事を取り決めた『ブダペスト覚書』だったのです。

ウクライナ問題を考察1:革命と反故にされた合意内容
ロシアによる軍事侵攻を受けるウクライナ。我が国をはじめ世界中の国々から様々な支援や応援が届けられていますが、2014年のユーロ・マイダン革命以降、アメリカとイギリスはウクライナを切り捨てる事を決定しています。ブダペスト覚書不履行によって・・

3:NATOの東方拡大

1991年以降、当時のクリントン政権が「NATO東方拡大は無い!」と約束することでソビエト連邦を説得し、国家の解体および、ウクライナを含む独立国家共同体への移行を決断させました。

ところが、その後のロシアは目を覆わんばかりの搾取の世界。

ロシア人の持てるものすべてが、世界の金融投資家たちに盗み取られて行ったばかりか、頼みの地下資源さえ横取りされる始末。

そうです、

アメリカは英米の金融投資家連中を喜ばせるためにロシアを公然と騙したのです。

ウクライナ問題を考察2:鉄のカーテン崩壊とNATOの拡大
東西冷戦の折「鉄のカーテン」と呼ばれる盟主ソ連を中心とした勢力圏があったのをご存知でしょうか?それを形成していた東欧諸国は、今ではすっかりNATOの一員としてアメリカを中心とする軍事同盟に参加しています。それをロシアから見ると・・

4:ウクライナ・マイダン革命

当サイトでは、「2014年・マイダン革命を引き起こした勢力こそが『ロ・ウ戦争』の首謀者である」と断言しています。

ロシア国民にとっての売国奴、ゴルバチョフ・エリツィン両時代を改め、国家ロシアをロシア人の手に取り戻したのがKGB出身の『プーチン大統領』

彼こそは、ロシア国民にとっての英雄的指導者ですが・・反面、富の簒奪を妨害されたと逆恨みする連中にとっては、彼は「ペルソナ・ノン・グラータ好ましからざる者」以外の何者でもありません。

しかし、当然ですが、核保有国のロシアに対し正面切って戦争を仕掛けるわけにはいきません。

彼らは、手始めに旧東側諸国から「カラー革命」と呼ばれる民主化運動(実際は、巨額なワイロで政権を買収し・反ロ政策・英米経済圏・防衛圏への取り込み)を扇動し、国際的なロシアの孤立化を図り、特に「世界一の政治腐敗国」との異名を持っていたウクライナには、米ネオコンの首魁を送り込み反ロシア政権を誕生させるための革命を、あろうことか暴力的手段をもって導いていきました。

それこそが、こんにちのロ・ウ戦争直接的原因と目される2014年・マイダン革命なのです。(注:リンクは↑ブダペスト覚書説明と同じ記事です)

おまけ1:戦局は圧倒的にロシア有利

そして、気になる戦局分析についても・・

「ウクライナ国軍は壊滅状態、ロシア軍の圧倒的優勢」

ウクライナ問題を考察10:停戦論とロシアの勝利
ウクライナ軍の主力は、すでにロシア軍によって挟み撃ち状態。壊滅的打撃を受けています。しかし、報道界隈では現実を無視した「ウクライナ優勢」なる情報が飛び交っています。こんな調子で本当に「停戦」が合意されるのでしょうか?

「ウクライナ側でロシア軍と闘っているのは、主に19カ国以上から集まった国際的テロリスト(国際的傭兵)集団である」

「ロシアが核を使用するメリットはない!。あるとするならウクライナ東部2州&クリミア&ロシア本土を奪われる場合」

・・と、これまた断言しております。

戦術核使用:誰が”得”するのかを探し出す作業
ロシアにとってのウクライナは、同族民の暮らすかけがえのない『隣国』。英米にとってのウクライナは、ロシアを追い詰める自国から離れた『狩場』。核攻撃、あるいは汚い爆弾が使用され、困る側、利益を得る側がどちらか?常識をもって考えてみましょう。

おまけ2:ウクライナ便乗型・・恒久的移民難民受け入れ

当サイトが、

  • なぜウクライナ側を警戒するのか?
  • なぜアメリカ側を警戒するのか?
  • なぜ金融勢力の暗躍を警戒するのか?

起こるべくして起こる『第2次朝鮮戦争』と『台湾有事』(計画的難民発生)を見据えた”警戒”である事を・・ひとこと・・付け加えさせていただきたく思うのです。

ウクライナ問題を考察8:戦時避難民(前編)
報道のテンプレは、『女性』・『子供たち』・『被害映像』・・そして涙と感謝です。みなさんはナイーブにも20人と思っていませんか?実は戦火を逃れようとウクライナ国内外に溢れ返った避難民は1000万人いるのですよ。しっかりしましょう!日本人!!
ウクライナ問題を考察9:戦時避難民(後編)
みんながロシア悪!ロシア悪!って言ってる間に、着々と岸田政権による売国政策は進められていますでしょ。うかうかしていると、「ウクライナ避難民」は恒久的な移民へとスライドしていくんですよ。法整備もバッチリ画策し始めています。

以上、

2月の話題:ロ・ウ戦争

ウイルス騒動と、戦争最中に「偶然、資産が倍増した大富豪がいたんだ!」と嘯く世界がある以上、現下の戦争を・・

  • 「誰かが仕組んだ戦争だ」
  • 「邪なる世界戦略が進行している」

と、警鐘乱打せずにはいられないのです。

後の世の歴史家は2022年2月24日を・・第三次世界大戦開始日、あるいはNWO・新世界秩序本格始動日と記しているのかもしれませんね。

「世界平和に花束を・・ロシア・ウクライナ両国民に幸あれ」

おしまい。