画像説明:【新首相はメギドの”ボタン”を・・】お得意の”霧”に隠れるロンドンにて・・の図
女王陛下亡き後の英国
トラス英首相、辞任を表明 就任から45日で在任期間は最短
イギリスのリズ・トラス首相が20日、辞任を表明した。首相就任から45日しかたっておらず、実質的な在任期間は史上最短となる見通し。与党・保守党は今月28日に党首選を終える予定。一部報道によると、ボリス・ジョンソン前首相が党首選に出馬する可能性があるという。
(~中略~)
トラス氏は、自分は「経済と国際情勢が非常に不安定な」時期に首相に就任したと説明。
イギリスはあまりにも長い間、低経済成長によって抑制されてきたとし、「これを変えるための信任を保守党から得て」党首に選出されたと述べた。
そして、光熱費対策と国民保険料の引き下げを実現し、「低税率・高成長経済」のビジョンを打ち出したと主張。
だが、「この状況では、保守党による自分の選出につながった信任を果たせないと認識」したと話した。(以下略)
BBCnewsJAPAN(2022/10/20)
英国の首相が不自然な過程を経て、予定通り金融の回し者の手に落ちた時系列を解説すれば、以下の様になります。
【寸劇:英国首相交代の時系列】
- 6月30日:英タブロイド紙が、保守党議員クリス・ピンチャー氏の痴漢行為について報道
- なぜか不祥事追及の矛先がジョンソン首相へ。ピンチャー氏の院内副幹事長任命以前に問題行動を知っていたかどうかが争点
- 7月1日:英首相官邸、「ジョンソン首相は承知していなかった」と回答
- 7月4日:英首相官邸、「『解決された』、あるいは『正式な苦情に至らなかった』内容について首相は承知していた」と説明
- 同日:BBCの政治担当編集委員は、「ピンチャー氏が2019年~翌年にかけて行った『痴漢行為』に対する正式な苦情の存在をジョンソン首相は知っていたはずだ」(要約)と報道
- 7月5日:BBC番組に出演したマクドナルド卿は、「(私は)2019年の時点でピンチャー氏の『痴漢行為』は外務省から知らされていた。ジョンソン首相にも報告があがっていた事も知っている」(要約)と発言
- 同日:ジョンソン首相、(口頭で、しかもかなり前の事だったが・・)「私にまで報告がなされた(ピンチャー氏の痴漢行為に関する)苦情が1件あった」と発言
- ~寸劇開始~
- 同日:ジョンソン内閣の二人の閣僚が相次いで辞任リシ・スナク財務相、サジド・ジャヴィド保健相
- 7月6日:約40人の議員が抗議の一斉辞任
- 7月7日:ボリス・ジョンソン首相、辞任表明
- 注:(7月8日・安倍氏暗殺事件勃発)
- 9月6日:トラス政権発足(エリザベス2世が任命した最後の英国首相)
- トラス政権が打ち出した大幅減税策・国民救済策がことごとく市場の不評を買い、ポンドは暴落、投資家の信頼も失ってしまう。(出来レースです)
- 9月8日:エリザベス女王崩御
- トラス政権:約3週間で経済政策のことごとくを全面撤回。緊縮財政と国民救済規模縮小へ
- 10月17日:英政府(ハント財務相)の方針転換を受け、英国国債価格・通貨・株価は軒並み上昇(出来レースです)
- 10月20日:リズ・トラス首相が支持率低下・市場混乱の責任をとる形で突然の辞任発表
- 10月25日:ボリス・ジョンソン前首相も有力候補者であったはずなのに、あっさりリシ・スナク氏に後任決定(出来レースです)
↑をわかりやすくまとめると・・
- ジョンソン氏・安倍氏・トランプ氏、共通して特定勢力に狙われる
- ジョンソン氏辞任の決定打となる閣僚辞任の先陣を切ったのがリシ・スナク財務相
- 後任のトラス氏は、まともな経済政策(財政出動&減税)を打ち出したが、市場は拒否し、世論は大バッシング
- トラス氏辞任で党首選が激化すると予想されていたが、なぜか立候補者が(ジョンソン内閣の倒閣請負人)リシ・スナク元財務相ただ一人(ええ~~~!!)
ジョンソン氏⇒トラス氏⇒スナク氏へと、たったの100日ちょいで政権が慌ただしく移行したってわけ。
超絶怪しいよね?
理由は?
父ちゃん知ってるの?
証拠は揃えられないが・・推理は可能だよな。
なんたって同時期に、日本では暗殺だしアメリカでは家宅捜索だろ?
勘のいい人はすべてのシナリオを俯瞰しているだろうさ。
(ゴリゴリの反ロ主義?)スナク氏が首相になったという事は、戦争は(彼のスポンサーたちによって)長期化がすでに決定済みだという事。
ああ・・可哀そうに・・ロシア・ウクライナの両国民。そして全世界の庶民も、異常な物価高(エネルギー・食料)に苦しめられるのでしょう。
これでますます英米による、戦争激化への煽りが加速するかもしれませんね。
『拍手喝采と、鎮魂の違い』
YouTube動画『原爆投下で拍手喝采のオバマ大統領と十字を切るプーチン』
↑たった70秒の映像です。日本人は全員見るべきだと思うな~
各国の戦争・原爆に対する立ち位置が分かると思うよ。
英国新首相:リシ・スナク氏について
彼の政治的存在意義を一言要約すれば・・「金融寡頭勢力の超優秀番頭」となります。
父インド系と母インド系の間に生まれた子。
インド・アジア系とか、大富豪とか、優秀(金融御用達:スタンフォード大学)とかの看板は、彼の本質を見極める上では邪魔にしかならないエッセンス。
彼の前歴である、ゴールドマン・サックス、ザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンドなどが世界の金融危機と(ロ・ウ戦争含む)紛争ビジネスにどの様に貢献しているのかを理解出来れば、彼が「英国保守党」内で果たしている役割、期待された立ち回りが理解できるはずですね。
英国版マクロン
そうです、彼の政治的スタンスは前任者トラス氏の真逆、金融支配側にとっては大歓迎の財政規律重視・緊縮財政・小さな政府論者・超グローバリストなのです。
こんな彼が英国首相まで上り詰める為には幾多の関所を超えていかねばなりません!
要するに”ズル”をしなければ不可能(だったと思う)・・
- 1:国民的人気の高い(英国版安倍ちゃん)ジョンソン氏が、些細なゴシップで引きずり降ろされ、
- 2:後任のトラス氏が国民救済策を打ち出せば、市場とメディアがまるで示し合わせていたように一斉反発。
- 3:トラス政権の政策が実際に失敗したわけでなく、なぜか財政方針(財政拡大+減税+国民救済策拡充)を打ち出しただけで、アッという間にお払い箱。(在任期間45日)
- 4:さらに不自然なのはトラス氏の後任人事を巡り、あれだけ居たはずの(ジョンソン氏を含めた)党首候補は、
- 5:なぜか10月の保守党党首選挙では立候補すらしておらず、無投票でリシ・スナク氏に党首の座が転がり込んでくる、と・・。
これをシナリオ、これを出来レースと呼ばずに何と表現すればいいのでしょう?
憶測:岸田氏の後任
翻って、我が国のレームダックさんに視線を移してみましょう。
岸田政権発足当初の異常な高支持率はどこへやら・・今では空前の低支持率にあえいでいる御様子・・。
で、
例えばここに、今回話題となった英国詐欺事件(ジョンソン氏⇒トラス氏⇒スナク氏)が緊急輸入されたとしたらどうでしょう?
- 安倍氏辞任
- 菅政権発足
- 総裁選(菅辞任)
- 岸田政権発足
- 安倍氏暗殺
- 今ここ:岸田政権支持率低下
- ↓これから↓
- 岸田政権レームダック化
- 菅・河野・待望論(ダークホース小泉・茂木・林)
- 国政選挙は3年無し(談合政治にとって好都合)
- 自公執行部が民意を無視し「日本版スナク」を誕生させる
- 目玉政策:国債発行抑制・緊縮財政・増税・外資呼び込み・中小企業統廃合促進
当サイトは、ウイルスプランデミックも、米大統領”不正”選挙も、ロ・ウ戦争勃発も、ある野望に沿ったシナリオと考えています。
また、多くの方は驚かれるかもしれませんが・・今となっては健康被害を訴え辞任した「2020/08/28・安倍氏辞任劇」も”やらせ”だったと見積もっています。
安倍氏はすでにその頃から『生命の危機』に晒されており、彼を守りたいとする者の忠告に従い、一旦政治の表舞台から”ワザと退いていた”可能性だって捨てきれません。
事実、安倍氏はそれを証明するかのように首相を辞任した後にも精力的に政治活動していましたね。
- 靖国参拝
- 防衛強化
- 積極財政
- 国民救済
- 国債の秘密
全国各所を行脚する様に日本を保守する政策を訴え続け、現職の菅や岸田がかすむほどのキラメキを国内外に見せつけていました。
ま・し・て・や・
ウォール街と戦うアメリカの英雄トランプ氏の大盟友で・・
ま・し・て・や・
世界の敵と認定されるプーチン大統領と日本国の橋渡しができる唯一の存在となれば・・
戦争ビジネスを手掛け世界の簒奪を試みる側にとって、安倍氏はすでにペルソナ・ノン・グラータとして認識されていたはず。
7月8日・・
あ、安倍ちゃん・・((´;ω;`)ブワッ)
第一、彼の様な”分かっている存在”がいたのでは「日本にスナク氏は輸出できない」でしょ?
神輿は軽いに越したことはありません。
ならば、自公政権内の次期(自民党)総裁候補の中で、身も心も金融に忠誠を誓う存在は誰かと想像を巡らせば・・
自ずと「日本版スナク」は絞れてくるのではないでしょうか?
まとめ
あくまでも政治のド素人による”憶測”ばかりをつらつらと並べ立ててみました♥
しかし現実は、こんな憶測のさらに上をアクロバットで通り過ぎる摩訶不思議の連続です。
これで、第三次世界大戦突入を意識できないようでは・・ちょっとね~・・
伝統ある海賊国家は、代替わりの混乱に乗じて(旧植民地の系譜を看板に)金融寡頭勢力によって乗っ取られてしまいました。
翻って我が国はどうでしょう?
現政権の中枢は、すでに金融の毒素が回り切り自力回復は不可能となっていますね。
だったら、我々国民側が奮起し・・
有権者に与えられた唯一の権力の行使”選挙”を疎かにすることなく、確実に日本を取り戻す方向へと導いていかねばなりませんね。
「な~に、簡単簡単♥私たちに流れる敷島DNAを信じましょうよ!」
おしまい。