画像出典:くにもりチャンネル・【参院選2022】7月3日☆本間奈々日本を守る旅日本を救う旅☆6日目☆高松駅前より☆(スクショ加工掲載)
『新党くにもり』ってどんな政党?
2019年3月13日に結党された保守系の政党。代表『本間奈々』氏。
くにもりサンの詳しい説明は↓のリンク先へどうぞ♥
外部リンク⇒【新党くにもり公式HP】
およそ18年前からCSなどで放送活動を続けている「チャンネル桜」が全面的に支持しているそうで、新党くにもりとチャンネル桜は実質不可分、二人三脚の関係であるといってもよいのかもしれません。
党の綱領
気になる党の綱領は以下の通りです。
綱領(草案)
一、 わが党は、国民を守ることを第一とする「新党くにもり」と呼称する。私たちは、国民こそが国の「大御宝」とする、神武天皇以来の優しさと思いやり、誇りと勇気に満ちた、「家族」のような日本国を目指す。
二、 我が党は、皇室を中心に、民主主義を基本とする立憲君主国家を目指し、独立不羈の気概に満ちた国家主権回復を目指し、占領軍(GHQ)によって強制された日本国憲法を改め、国民の手によって、自主憲法制定を実行する。
三、 我が党は「日本を主語」として政治を実行実する反グローバリズム政党である。我が党は、人類に単一の価値観や世界観、政治経済体制を押し付けるグローバリズムに反対し、各国、各民族の伝統や文化を互いに尊重しあう国際関係構築を目指す。グローバル化したモノと金の世界の現実を踏まえながらも、移民、難民等の「人」のグローバル化や過度な移民受け入れによる「多民族国家」化には断固反対する。
四、 我が党は、教育を何より重視し、伝統文化、芸術、科学技術の保持と発展を目指し、文化大国の完成を期する。
五、 我が党は、世界最古の歴史を有する皇室の伝統をお護りし、百二十五代に至った天皇の男系男子継承、占領軍によって臣籍降下を強制された旧宮家の復活を実現し、皇室の永続、弥栄を目指す。
六、 我が党は、グローバリズムの典型たる共産主義や全体主義、国際株主資本主義等に反対し、かつて安倍自民党政権が提唱した「瑞穂の国の資本主義」という日本型資本主義の復活を目指す。
七、 我が党は、自由と民主主義の価値観を共有する国々と連携し、集団安全保障体制の下、自らの国は自らで守るという国家戦略を強力に推し進め、国防軍を創設し、駐留外国軍の撤退に備えつつ、世界平和の構築に尽力し、国民の生命と暮らしを守り抜く。
八、 我が党は、公共の福祉を規範としながら、「大御宝」である国民に、情理の通った福祉政策を実行し、「家族のような」福祉国家の完成を目指す。
九、 我が党は、北朝鮮に拉致された日本人被害者の一刻も早い帰国を実現するため、考えられるありとあらゆる手段を使って、拉致被害者全員帰国を実現する。綱領に入れたのは、我が党は一人の国民同胞でも、どんなことをしても救い出し、守りぬく決意の政党だからである。
出典:新党くにもり綱領(草案)
【新党くにもり・綱領要約】
- 「家族」のような日本国を目指す
- 自主憲法制定
- 反グローバリズム&「多民族国家」化には断固反対
- 教育重視
- 男系男子継承
- 日本型資本主義の復活を目指す
- 国防軍を創設
- 「家族のような」福祉国家の完成を目指す
- 拉致被害者全員帰国を実現する
スゲ~。
全部正論だ。
反対したくなる主張がないなんて・・画期的な政党だよね・・
これ、本当に日本の政党なの?
戦後既得権者側からの妨害が半端ないんじゃない?
綱領に【家族】って言葉が2度も使われているって、うちのサイトと同じで【家族】を主眼とした国家観をお持ちなのも好感が持てるわよね♥
民族・同胞って言葉もほぼ【家族】と同じ意味。
- 国民優先
- 国益優先
- 日本の文化伝統優先
これらの意味が【家族】として言及され「自助優先社会から公助優先社会へ」と訴えているんじゃないかな?
今の自公政権は、グローバル資本家の術中にはまり自助を強制する政策ばかりを推し進めているからなぁ~。
グローバリズム・新世界秩序に対抗するナショナリズム・国民国家の再構築を目指すって感じだね!
これが実現可能なら、得票が伸びていくはずよね?
と・こ・ろ・が・・
言い訳も通じないレベルの惨敗だったんだよな~
惨敗の選挙結果
N国党は「1イシュー」で1議席獲得(合計2議席目)。(比例:1,253,818票 2.3%)
参政党は結党から約2年で比例1議席獲得。(比例:1,768,331票 3.3%)
対する新党くにもりは結党から約3年半で0議席。(比例:77,860票 0.1%)
け、桁違いの、惨敗じゃん!
何か理由でもあるのかな~?
新党くにもりに対する手厳しい指摘
注:ここからは当サイト住人の偏見に満ちた雑感が続くかと思われます。新党くにもりのファンの方がいらっしゃいましたらお帰り頂くか・・保健所に通報することなく、冷静さを保ちつつ、握ったこぶしをやわらかい枕などにぶつけてくださいますように♥・・
「正論は人々を引き付ける」⇇万が一、これを盲信しているのなら「ちょっとどうなの?」とツッコミを入れずにはいられません。
我が国は・・戦後から一貫して、やるべき事、やらねばならぬ事ほど後回しにして、それでも違和感を持たなかった国民が大半を占めているのですよ?
そこにむき出しの正論を最上段からぶつけてどうします?
そんな稚拙な戦術で、はたして有権者からどれだけの投票行動を引き出せると思っているのでしょう?
- 国民の大半が、実態の伴わないウイルス被害に怯え、安全性が確認されていない劇薬を何度も何度も体内に入れてしまうレベルなのですよ?
- 国民の大半が、戦争原因さえ探ろうともせず、どれ程国益を損なおうとも一方だけを支援する為に参戦を覚悟するレベルなのですよ?
売国奴たちは耳当たりの良いキャッチフレーズを連呼し、徹底的に大衆心理に訴えかけてきます。
それとは正反対に、保守を標榜して止まない有識者(候補者&支援者)は、時に教条的に己が知識を連呼したがるもので、その言説は「慣れていない者」にとっては、複雑怪奇な耳障りの”雑音”に聞こえてしまうやもしれません。
何らかの社会問題に対する啓発活動や情報拡散をやりたいと欲するのなら、街宣活動やネット拡散に努力すればいいのです。
しかし、選挙は違います!
選挙の正義はただ一つ、政党・候補者がどれだけ嘘を吐こうが騙そうが、(善悪論は抜きに)結果的に有権者から「票」をより多く獲得すれば正義・・なのです。
で、あるが故に、
現代の選挙を勝ち抜くためには、「有権者の理解度にあわせた選挙対策」を前提におかねばなりません。
例えば視覚的に~邪道なのは百も承知で~、
- 著名人候補
- 専門分野特化型候補
- 若者&(健康美という意味での)美男美女候補
これらを積極的に擁立するのも選択肢の一つでしょうし・・
選挙公約や主義主張についても、~稚拙になるのは百も承知で~、
- 公約・党是などの三行まとめ
- スローガンのワンフレーズ化
- 1分以内のSNS動画メッセージ配信
- 3~5分程度のYouTube動画の継続UP
分かりやすさ・伝わりやすさに特化した様々な工夫を凝らさねばならないはずです。
さらにプラス要素として、共通する色・決めポーズ・ダンス・服装・音楽などを積極採用し、一体感を演出できれば準備万端。
あとは、個人的な対人関係上でも大切にしなければならない基本事項を忘れる事無く「お願い」に回ればよいのです。
- なるべくゆっくりな口調で
- 1点か2点の話題に絞り込み
- 要点を手短にまとめ
- はっきりとした口調で政策を述べ
- 「お願いします」と頭を下げる
無論、候補者の応援演説に回る”弁士”についても、候補者と同等か、それ以上の清潔感・謙虚さ・伝わりやすさなどが求められるかと思います。
残念ですが、「新党くにもり」さんの選挙活動を伝えるYouTube動画等を拝見させていただいた率直な感想を述べさせていただけるのなら・・
上記に挙げたすべてにおいて「足りていない」と結論付けるほかありません。
「私たちはやっているんだ!」・・ではダメなのです!
他党と相対的に比較し、より特化して「やらなければならないのです!」
- 世に嘘(売国)が広まりやすいのは、どの様な嘘をついてもいいからです。
- 世に真実(保守)が広まりにくいのは、真実(保守)のみが馬鹿正直に嘘をつくことを拒絶するからです。
無論、「嘘をつけ」と言っているわけではありません。
真実(保守)陣営ばかりが一つの誇張も大げさも許さない窮屈さを内包するからこそ、例え真実(保守)と言えども大衆に広まりにくいと考えます。
- 「分かりやすさの追求」は嘘つきですか?
- 「公約のスローガン化」は嘘つきですか?
むしろ真実(保守)を広めたいからこそ、その入り口は誰にも口当たりの良い薄めの味付けにしなければならないはずなのです。
だって・・世の真実って・・大体苦い味がするでしょ?
戦後の悪政に疲弊しきった国民の多くは、苦い苦い真実に内包された「潜在的悲惨さ」をこれ以上見せつけられるより、現実の範囲で手が届きそうな「簡易的理想論」ばかりを追いかけてしまうものです。
にもかかわらず、国民世論の成熟度・理解度を無視するかのように・・
街宣カーの上段に並び立つ政治の実績がない者「政党・候補者・弁士たち」が、まるで説教の様に国体護持・国防安全保障・シナの脅威・戦後支配体制などを滔々と語ったからと言って、
誰だこいつら?
政党名も候補者も知らないや・・スタスタスタ
うわ~、ちょっと人相の悪そうなおじさんがしゃべってる・・
怖い・・怖いよ~・・スタスタスタ
ま、言ってる事は正論だな!
だけど神谷さんの方が丁寧だし勢いがありそうだからそっちに投票しよ~っと♥
スタスタスタ
多くの有権者の心に何一つ届くわけがないのです。
以上、
今回の参議院選挙に限って言及すれば、少なくとも参政党やN国の方には、国民が求める「簡易的理想論」を叶えてくれそうだと思わせるだけの「根拠があり」、新党くにもりには「根拠がなかった」と、結論付けておきます。
~正論だけでは人は動きません~
~正論だけでは票は集まりません~
ここにこそ、党の綱領がほぼ満点であるにもかかわらず「桁違いの得票率の低さ」をたたき出した「新党くにもり」の等身大があるのではないでしょうか?
今後の改善点
プロ野球でも、最下位に沈んだ監督はほぼ引責辞任させられます。
今回選挙で「新党くにもり」の選挙指揮を執った選対本部(執行部)は総入れ替え・対選挙戦略大幅変更でいいのではないでしょうか?
冗談でも何でもなく、先ずはそれだけ「大敗」だった事を党中枢部自らが謙虚に受け止め、党としての再出発を国民に印象付けねばならないでしょう。
改善点を大雑把に列挙すれば↓これらは特に必須条件で・・
- 党人事の刷新⇇絶対条件
- 候補者選定の見直し
- 選挙対策の練り直し
- 公約の簡素化
さらに万全を期すためにも↓を積極的に取り入れてもらいたいところです。
- 会員募集&特典付録プレゼント
- 費用対効果を考えた選挙戦へシフトチェンジ
- 地道に地方議会を狙っていく
- SNS活用・3分以内のYouTube動画継続配信
- 党首&候補者による視聴者参加型「Q&A式」生対談(週一回程度)
お金と人と肝心の”票”が集まらなければ選挙戦に打って出る意味がありません。
あたら寄付金や協力金を募って「散々たる結果」を累積させては、心無い外野から・・
「ビジネス保守じゃないのか?」の、誹りを受ける可能性も無きにしも非ず。
それほどに参政党やN国との”差”は絶望的なのです。
まとめ
正直、参政党もN国党も、保守と定義してよいのかわからない面を多々内包しています。
しかし、民意は彼らをこそ選択しました。
そこには歴然たる理由があるのです。
真正の保守は・・正直難しく、最初の口当たりはまろやかではありません。
ならばこそ、保守の側から大衆たる有権者に歩み寄り、
- より簡単に
- より手短に
- より分かりやすく
- より楽しく
- より希望あふれる
保守へ続く(実は長く苦しい)道のりを、案内してあげるべきなのです。
以上、
~勝負事は結果がすべて~
「新党くにもり」さんの刷新と再挑戦を願ってやみません。
おしまい。
手厳しい指摘が並んだかもしれないけど、他党にない魅力があるからこその期待を込めた「直言」だよ♥
一緒に、日本の保守を盛り上げていけたらいいね!
改善求む:(桜さん)どんな言い訳を述べようとも、田母神さんとの仲たがいは響いていると思いますよ。