画像説明:【歴史は必ず繰り返す】共産主義の源流を訪ねる旅行中のケモノ衆の図
甘利氏落選の悪影響は計り知れません
自民・甘利幹事長が選挙区落選 岸田政権へ打撃必至
神奈川13区から立候補した自民党前職の甘利明幹事長が選挙区で敗退することが確実となった。重複立候補する比例代表南関東ブロックでの復活当選に望みを託すが、選挙を指揮する自民幹事長が選挙区で落選するのは極めて異例。甘利氏の進退問題に発展する可能性があるだけでなく、先の総裁選で甘利氏の支援を受け、今月1日に幹事長に起用した岸田文雄首相(党総裁)の任命責任も問われかねない。(~中略~)
平成28年の金銭授受疑惑が蒸し返されたことも響いた。政権幹部は「選挙区内で甘利氏への批判文書がまかれている。ネガティブキャンペーンがひどい」と頭を抱えていた。
29日には地元の神奈川県海老名市で「私の生涯で一番厳しい選挙戦だ。選挙妨害工作にあっているが、負けるわけにはいかない。私にはやらなければならないことがある」と必死に訴えたが、及ばなかった。
産経新聞(2021/11/1配信記事)
神奈川13区(大和市、海老名市、座間市13区、綾瀬市)の有権者のみなさんは、どのような根拠から甘利氏への投票を躊躇したのでしょう。
神奈川13区 | 得票数 | 得票率 |
太 栄志(氏) | 130,124 | 51.1% |
甘利 明(氏) | 124,595 | 48.9% |
甘利氏本人もコメントを発表しているように、説明責任を果たし終えている金銭授受疑惑を選挙直前に蒸し返され、「選挙妨害工作にあっている」と、各方面から落選運動があった事を吐露しています。
甘利氏には連立を組んでいる公明党が推薦を出しており、それが本当に機能していれば票読み段階では当選は盤石だったはず。しかし、実際は立憲の新人候補に競り負けたのですからその衝撃はすさまじいものがあったはずです。
対する相手新人は野党連合がなったおかげなのでしょう、共産党も含めた一本化が達成されており「金銭疑惑まみれの甘利打倒」を旗印に、選挙戦が進めやすかったのかもしれませんね。
新幹事長はなんと”謝謝”茂木外相
自民党幹事長といえば党三役の中でも最重要ポスト。
先の二階氏の影響力でもわかる通り、幹事長職は党の人事権(公認権)を握っており党に及ぼす影響は巨大で、所属の議員はその去就を注意深く見守っておかねばならないのです。
対支包囲網:世界の潮流に逆行する岸田内閣の大失態人事
2021年第49回衆議院議員総選挙の結果は、単なる与党信任選挙でも、自民党が14議席減らしただけで済んだ選挙でもありません。
実はその中身こそが重要で、過去記事でも紹介したように『対支人権侵害非難決議』では、誰よりもその成立に奔走しておられた長尾敬氏は、残念ながら完全落選してしまい国会を去る事となりました。
そして岸田内閣にあって”シナ”に睨みを利かせていた急先鋒の甘利氏が選挙区で敗れ去ってしまい、その後任人事にあろうことか”あの”茂木氏を指名したというのですから、シナや反自民勢力にとっては「してやったり」とほくそ笑んでいる事でしょう。
”謝謝”茂木についてはこちらの⇒『過去記事』へどうぞ
あれ?
茂木さんって・・外相でしたよね?
幹事長になるって事は、誰が外相になるのかしら・・
『朝鮮通信使交流議員の会』の幹事で、『日中友好議員連盟』の会長さん。
岸田派の林芳正氏だってよ。
え~~~~~~~~!!
絶対やってはならない人事じゃない??
また、対支包囲網は日本から崩壊するのか?
思い返せばシナ共産党の暴挙。
1989年6月4日に起こった天安門事件に対する世界中からのシナへの非難合戦も・・結局は、宮澤喜一が画策した1992年『天皇陛下の訪支』が日本からの誤ったメッセージとして世界を駆け巡り、シナの責任問題を有耶無耶にさせてしまいましたね。
現代も然り。
チベット・ウイグル・内モンゴルでの民族浄化はもとより、香港・台湾への暴挙、我が国尖閣諸島周辺海域への領海侵犯・・そのすべてが未解決の現在進行形の問題であり、先のG7サミットでは関係各国は協力してシナに対抗すべきだと確認し合ったばかりでした。
このような情勢下においてさえ、岸田政権はあろうことか党幹事長に”謝謝”が冠でついてしまう茂木氏を据え、新外相にシナのこと以外はずぶの素人と目される林氏を配置するというのですから、シナは大歓迎に小躍りし、関係各国(特にクアッド構成国のインド・オーストラリア・アメリカ)は日本からの誤ったメッセージに「crazy・・正気の沙汰か?」と、首をかしげているに違いありません。
そもそも宏池会が左派だったとはいえ、選挙を機にここまでの軌道修正が図られるなどいったい誰が予想できたでしょう。
反シナとか、そんなん抜きにしても特定国家との関係性のみが突出しているような人物が外相に選ばれること自体、日本の国益面から言ってマイナスだよな~。
岸田さん・・というか、政権内での主導権争いや別の党の意向がメチャクチャ反映されたのかもしれないよな~
自民党議員がシナに少しでも正論を吐こうとすると、なぜか推薦を拒否する政党が連立内にいるんだから・・いろんなことがありそうだよな・・チュウチュウ
このように・・神奈川13区の民意は、実は日本外交の大転換舞台となっていたのでした。
大和市、海老名市、座間市13区、綾瀬市のみなさ~ん!
選挙に出向かれ、しっかり民意を伝えてくださいね。
現代日本版:論功行賞
選挙。
ど~せ自民党が勝つんだから、投票に行ったって世の中なんて変わらないさ
いえいえ(笑)、実はすごく影響がある事、ご理解いただけたでしょうか?
党内きっての対支強硬派として知られた幹事長は、神奈川13区であえなく落選。
尖閣諸島防衛の第一人者にして『対支人権侵害非難決議』成立に最も奔走された長尾氏は、国会議員の身分すら失ってしまう。
- 甘利・長尾両氏が落選
- 茂木・林両氏が出世
第49回総選挙の民意は、このようにシナへ対抗できる人物を罰し、シナと歩調を共にしようとする勢力を出世させてしまったのです。
ヤ~ホ~~ゥ!
よかった~、最高の結果だった!
・・↑こう思われる方は、シナと手を携え仲良くすればいいでしょうし・・
え?そんな重大な方向転換がなされるなんて知らなかった。
ダメダメ、日本の危機じゃない!
・・↑こう思われる方は、今後の軌道修正を求めるように次回の選挙では相応の候補者を応援すべきなのです。
日本の有権者が下した論功行賞が果たして日本の未来を良き方向へと導く結果につながるのか・・(大方予想は付いてしまいますが・・)しっかりと見定めてまいりましょう!
おしまい。
おまけ:要警戒、族長国賓と天皇陛下の行幸の可能性
当サイト的には、間近に迫った北京冬季五輪でさえ「ボイコットすべし!」と思っているくらいなのに、茂木・林両氏が重要ポストに就任したとあっては、政権内でこれ見よがしに「周族長を国賓としてお招き」とか、「東京・北京両五輪成功を祝し、天皇陛下をシナへ!」な~んてとんでもない掛け声があがってこないとも限りません。(本当に要警戒)
私たち国民には、残念な事ですが甘利氏や長尾氏落選の結果に意気消沈している暇さえ与えられてはいません。
それほどに・・有象無象の売国勢力が政権の内外に巣食っている事を自覚しておかねばならず、今後はそれらに警戒を深め、しっかりと『投票行動』に結びつくような保守の国民運動を盛り上げていかねばならないのではないでしょうか。
お歳を召した方は、新聞・テレビを見すぎちゃだめだよ!
若者は・・先ず選挙に行こうな!
情報の更新は最新でも、肝心の”投票”を怠ったら社会に文句は言えないタヌよ。
候補者ごとにしっかり情報収集して、みんなで国益にかなった候補者を国会に送り届けていこうぜ!
議員なんて、腐れば交換すればいいのです。
今後とも国民一同、天皇皇室を全力で支えてまいりましょう!