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【ロシア・シナ軍艦】:軍事恫喝で日本周辺海域を一回り

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Wargaming社:World of Warships「戦艦大和」

画像説明:【戦艦大和で出撃!】尖閣と千島列島防衛のため有賀艦長を真似てみるケモノ衆の図

ロ支軍艦:10月18日津軽海峡、10月22日大隅海峡を通過

中ロ艦が大隅海峡同時通過 津軽海峡から日本半周―防衛省

防衛省は23日、中国とロシアの軍艦計10隻が鹿児島県の大隅海峡を同時に通過し、東シナ海に航行したと発表した。18日に津軽海峡を抜けたのと同一の船団で、その後伊豆諸島に進んでいた。日本列島をほぼ半周した形で、領海侵入はないが、同省は引き続き警戒するとともに、目的などを分析する。

同省統合幕僚監部によると、10隻は22日午後、高知県足摺岬の南約180キロの海域を航行し、同日夜、大隅半島と種子島の間の大隅海峡を通過した。その後、東シナ海に進み、23日朝、長崎県男女群島の南南東約130キロの海域で艦載ヘリの発着などを実施。自衛隊が戦闘機を緊急発進させ対応した。大隅海峡は国際海峡で、領海侵入はなかった。中ロ軍艦の同時通過確認は初めて。

JIJI.COM(2021/10/23配信記事)

ちょうど我が国が国政選挙に突入したタイミングの10月18日を狙い津軽海峡を横断、その後小笠原諸島をぐるりと回って鹿児島県南部大隅海峡(大隅半島と種子島の間)を通過し、東シナ海へと抜けていったそうです。

手ごろな敗戦国家には、「どのような軍事的挑発をしても許される」と謂わんばかりの暴挙。

せっかくの機会ですから、この脅威を最大級に逆利用し

  • 防衛費の増額
  • 人員・装備の拡充
  • 関係法の整備

などについても国民側から声をあげ政府に訴えかけてまいりましょう。

TBS NEWS:中ロの海軍艦艇 鹿児島・大隅海峡を航行、駆逐艦などあわせて10隻

【10月18日・ロ支艦艇津軽海峡通過】

【総選挙公示日】:特殊な3カ国から送られたメッセージ
日本が民主的手続き(選挙)に入ったとたんに届けられた3カ国からのメッセージ。ロシアとシナは津軽海峡を軍事艦艇10隻で通過し、北朝鮮は潜水艦から発射できるタイプのミサイルを2発日本海に向かって発射しています。

日米印豪クアッド:軍事演習「マラバール」への牽制?

The Military Archives of Japan:【海上自衛隊】特別警備隊が参加した日米印豪共同訓練 (マラバール2021) | Australia, India, Japan, and U.S. Exercise MALABAR 2021

海上自衛隊は日米印豪共同訓練 (マラバール2021) について、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて同盟国ならびに友好国と連携を更に強化すべく訓練を実施しました。

本訓練には、海上自衛隊の特殊部隊 特別警備隊 (SBU) が参加しいます。

引用:The Military Archives of Japan(特別警備隊が参加した日米印豪共同訓練 (マラバール2021)):動画説明文

2021年マラバール共同訓練は、8月23日~9月10日までの予定でしたが、10月中旬の別枠演習も加わった事でシナが警戒を強め、ロシアを誘い上記報道の様に我が国周辺海域を”うろついた”みたいですね。

報道ではクアッド・マラバール演習への”牽制”としての合同軍事演習だったとしていますが・・よりにもよって日本が民主的な手続き(選挙戦)に入るタイミングを狙って列島を縫う形で軍艦を航行させたのですから、”牽制”などという生ぬるい表現ではなく”軍事恫喝・敵対挑発”と定義をやり直さなければなりません。

また、見逃してはならないのが北朝鮮。こやつも19日に日本海に向けて祝砲(ミサイル発射)を上げたのですから、選挙戦が一段落した後には特殊な3カ国にはそれなりの返礼”報復”を準備しておかねばならぬところです。

悪いネズミ
悪いネズミ

ね~ね~タヌさん。

シナの動機については、クアッドで高まる対支包囲網への当てつけだってわかるんだけど、ロシアはなんで今回の軍事演習に参加したのかな~?

タヌキ
タヌキ

そりゃ~シナ側の食料持ち、油持ち、諸費用持ち。

おまけに参加費用として現ナマ支給や貿易上の便宜が図られた事だろうよ♥

シナには仲良しがいないんだからエサで釣る以外にないのさ。

嫡男:スラ
嫡男:スラ

でも・・そんなことしたらロシアの好感度は日本では下がっていくばかりだよね?

そこについてロシアはマイナス効果を加味して立ち回らないのかな~?

タヌキ
タヌキ

ロシアが失う好感度なんかあるか?

そもそも立憲の支持率と同じくらいしか好感度なんかないだろ??

ロシア(ソ連)は今も昔も”利益だけを盗んでいく”そう思っとけば間違いないからな。

妻

じゃ~朝鮮半島の北側の地域も?

タヌキ
タヌキ

あそこはほら・・あんな感じの地域だから・・

戦略とか・・思惑とか・・そんなことを考えるだけヤボに思えるほどネジが切れているみたいだから、日本は拉致被害者を奪還する為に準備を怠らないようにしておくだけだよな~クックック

  • クーデターに備え特殊部隊を訓練⇒拉致被害者救出作戦
  • 難民に備え海上封鎖(訓練)実施1950年・朝鮮戦争時にやられた密航(ボートピープル)を完全封鎖
ちょっと豆知識:クアッドとは

日米豪印戦略対話・四カ国戦略対話の事。

英語:『Quadrilateral Security Dialogue』を略し通称をQuad・クアッドとしている。

安倍元首相からの提案によって実現した枠組みで、対支軍事同盟に近い関係性を有す。

アフガニスタンやマクマホンライン上(印支国境線)に軍事的な不安が高まると、軍事的には非同盟を貫きて来たインドもクアッドの必要性を理解する事となり、軍事演習「マラバール」を定期的に開催する事に合意するようになった。(豪も入った枠組みについては菅元総理が合意を取りまとめた)

軍事演習「マラバール」は毎年開催していく予定。

ちょっと豆知識:軍事演習「マラバール」とは

もともとの最初は1992年に米印2か国間の海上軍事演習として始まったが、2015年からは日本も参加する3カ国の枠組み(恒久パートナー)となった。

2020年度の「マラバール」は、クアッドの一員オーストラリアも(13年ぶり)参加する事となり、シナはその拡大化を懸念していた。

語源:マラバールそのものはメソポタミア・ギリシャにもその名が刻まれるほど古く、現在のインド南西部のコンカン地方~タミル地方の沿岸地帯を指す。

防衛体制の実情と、憶測と、

我が国周辺海域(特に東シナ海)には、無数に張り巡らされた海底探査ケーブル(船舶のエンジン音をキャッチ可能)が存在し、敵の進入に備えています。

SS‐501潜水艦「そうりゅう」型「写真出典:海上自衛隊ホームページ」(加工掲載2021/10/27)

さらに、ひとたび港を出港すればもはや追尾不能と形容される我が国の潜水艦も、大変心強い防衛手段となっています。

原潜は航行距離には長けているものの、ステルス(隠密)性では我が国の『そうりゅう型』には格段に後れを取り、哨戒機能や先制攻撃の性能を単純比較すれば、他の兵器類では太刀打ちできない高性能を誇っています。

ですから、シナ軍艦や潜水艦が石垣島周辺や沖縄本島周辺海域を航行する場合、我が国の潜水艦はほぼ間違いなく追尾に回っており、一旦緩急あれば即座に撃沈できる体制を整えています。

人口衛星による追尾も万全で、ロシア・シナ、それぞれの軍艦がいつ何時港を出立し、何時ごろ日本周辺に達するのかまで”丸裸の様に”把握できるため、今回のロ支合同演習についても、実際にはそこまでの警戒をする必要は無かったりします。

で・す・か・ら・

日本の国防問題の本丸は『政治』の現場にこそ集中しています。

日本周辺海域を航行する他国の軍艦は勿論、軍事演習にしても事前に日本政府に連絡が入っている事は察しが付くことで、むしろ日本側の報道が彼らの到来を「突如現れた」の様に広報する事こそ滑稽に思えてしまいます。

ま、政治現場も報道も最低限の”仕事”をやっておかねばならないため、国民にそのように・・・・・広報することが慣例化されているのでしょうが・・長年の平和憲法(お花畑)の弊害故か、国民に事実(軍事的脅威)を最小限にしか伝えてこなかった様々な”ツケ”が顕在化しているように思えてなりません。

2021年7月、南シナ海で英軍(空母クイーン・エリザベス)を追尾しようとして逆に補足されたシナ軍は、自国へ引き返すと「我々(シナ軍)がおいはらった!」「英軍艦艇を細かく監視し、いかなる行動にも対処できる!」と、負け惜しみを国内外に喧伝していましたが(笑)・・

確かに

軍事的な練度や装備を単純比較すれば、シナは海洋国家には格段に後れを取りますが、それがいつまで続いてくれるかは完全なる未知数・・日々警戒を疎かにしてはならないのです。

いずれにせよ、実際の現場レベルの”海自”(防衛省)はいざ知らず、海保を傘下に置く『国土交通省』なぜか特定政党の大臣が就任し続ける事実に着目すると・・

因果関係は定かではありませんが(意味深)、現状、日本国民であっても尖閣諸島への上陸は疎か、周辺海域への立ち入り、正当な漁業活動さえ(海保・水産庁によって)妨害される事案が横行している理由については、しっかりと”精査”する必要があろうかと思われます。

注:水産庁は農林水産省所属です。

尖閣周辺海域は優れた水産資源の宝庫。守ろう国土・守ろう漁場
尖閣周辺に限らず、我が国の漁場が外国勢力に荒らされ漁獲高は激減、地域によって漁船が近づく事さえ困難となっている海域が多々あります。関係省庁は、そして国会はこのような現状に及ぶまで何をしてきたのでしょうか?問われる国民の国境・漁場防衛意識
悪いネズミ
悪いネズミ

シナの軍艦が毎日のように尖閣周辺海域(領海侵犯)に入ってくるから、民間人が立ち入ったりすると危ないんだって。

でもそれって・・相手の言いがかりに屈し領土を明け渡そうとしているようにも見えてしまうよね?(どうなってんの?国交省の中身??)

考えたくもありませんが、尖閣事案をそのままにしておけばいずれは今回話題となった津軽・大隅の両海峡での軍事圧力にしても、今後ロ支が事前に航行予定を日本政府に打診した場合、政治決着・国交省判断によって”日本の漁船や船舶が立ち入りを制限される可能性”までも考えておかねばならなくなるのです。

戦後固定化の枠組み

国防安全保障の分野に関しては憲法上の縛りがある以上、現場レベル(海自・海保)の努力だけで乗り切ることは出来ません。

政府・国交省の国防面での意識改革、正常化はもとより、国民各位の国土防衛での”やる気”が生まれなければ、いくら情報を分析しても、いくら最新鋭の装備品を調達しようとも、いわゆる政治決着に持ち込まれ・・

『他国に便宜を図った者の勝ち』

という、戦後日本の屈辱外交が繰り返されていく事になってしまうのです。

  • 過去記事でも取り上げた↓鳩山由紀夫氏の精神・・
  • まるで敵国の意向を丸呑みしたかのような国交省(背広組)の精神・・

われわれ国民はそろそろ、その背後こそを疑ってみるべきなのではないでしょうか?

【過去記事】

護ろう国土・護ろう尖閣:友好より経済より優先される国土防衛
「ネガティブリスト」と「ポジティブリスト」。世界中を見渡しても日本のみが「ポジティブリスト」をもとに自衛隊・海保などが組織編制されていることをご存知ですか?ここを現状のままにした「法解釈」のみでこね回した国防案はすべて出鱈目です。
【尖閣棚上げ】:無責任な鳩山元首相の論調にキッチリ反論!
お金や美女、接待や名誉を与えてでも確保しておきたいスパイ。「鳩山由紀夫」彼もまた数多く日本国内に潜んでいるシナ側の協力者?。我が国に「日本も尖閣領海内に入るな!」と注文を付ける言説は、まるでシナのそれを代弁しているように感じます。

結論

  • 尖閣周辺海域に連日領海侵犯するシナ海警(軍艦)
  • 時折北から撃ち上がる花火
  • ロ支軍艦による日本近海への出没

そのすべては政治決着の上で行われているとみるべきです。

政府(国会)内に戦後の固定化を”是”とする勢力がいる以上、この体制は維持され・・

事実を報道すべきメディア内に”敗戦国家日本の固定化命令”が残っている以上、事実・脅威は即座に報道されることは無いのです。

先般顕著となってきた我が国を取り巻く軍事的脅威。

ロ支軍事演習・北のミサイル発射への対抗手段は、軍備増強といった直接的な手法を施すのは無論の事・・

  • 関係法の整備⇒憲法改正・破棄
  • 国会(議員)・国交省監視⇒スパイ防止法制定、外患罪適用
  • 放送事業者に流れる資金源の可視化⇒外資規制違反の厳格処分
  • フェイク・偏向報道への罰則強化⇒放送免許取り消し、特定国家・特定政党との癒着あぶり出し
  • 放送事業者・広告代理店への関係法・独占禁止法厳格適用⇒国籍条項設定・電波オークションの導入
  • NHK改革⇒規模縮小で国営化

これらを徹底していく事もまた”得策”なのかもしれません。

おしまい。