画像説明:【すわ敵襲!】あいや待たれよ。あれは心強き”友軍”にて御座候の図
大前提!
当サイトは高市早苗氏の自民党総裁選勝利と、第100代日本国総理大臣就任を応援しております。
小坪しんや氏:苦渋の選択
みなさんは福岡県行橋市の市議会議員で、人気ブロガーの『小坪しんや』氏の存在をご存知でしょうか?
その小坪氏が今回の自民党総裁選では『岸田文雄』氏支持を宣言しています。
当該記事⇒タイトル『岸田文雄氏を、保守系地方議員として推す理由。私たち保守系の声を、自民党内で反映していくために。総裁選の本質を考える人はシェア』
文中にもある通り、総裁選候補者から語られる政策の一々を比べれば「高市氏を支持したい」とする気持ちに溢れ返っていますが、それでもなお岸田氏支持を打ち出す小坪氏の”遠謀深慮”には頷かされる部分が多々ありました。
- 小坪氏の視線の先・・
- 最悪を回避しようとする攻守のバランス・・
- 義理堅き筋の通し方・・
他人様のブログ内容故、(当方の)下手な論評や感想は極力避けながら、共感や関心を覚えた個所をかいつまんでみなさんにご紹介したいと思います。
熱烈なる高市氏支持者の方、保守政治実現を目指す方ほど「小坪氏からの警鐘」は御覧になっておいた方が良いと思います。
是非直接、外部リンク⇒『政治家・著述業 小坪しんやのブログ』でご確認を・・
小坪氏が岸田氏を支持する理由を(要約)箇条書き
なにぶん(小坪氏の記事)本文が長めとなっておりますので、箇条書きでまとめていきます。
岸田氏支持理由①:岸田氏が右派の政策を支援してくれた
- 麻生派抜きで・・あの古賀誠から引き継がれた『宏池会』。今の表向きは岸田派として見えますが、派閥内部はどちらかと言えば左派も多め。
- そんな派閥の意見を取りまとめ、近年右派側の法案に理解を示してくれたのが岸田氏。
岸田氏支持理由②:岸田氏の本気度は政策の柔軟性にも現れた
- ユネスコ軍艦島説明文の失敗など以降・・右派からの意見修正案を積極的に取り入れ努力してくれた。
- 他の候補より総裁への下準備(努力)をしていたのが岸田氏である。
岸田氏支持理由③:自民党内は今、左派勢力が中道から右へと傾き始めている
- 党内右派は何をやっても右派。党内左派は何をやっても左派。そんな党内で最も右派に協力姿勢をみせた岸田派を応援しなければ、自民党の右傾化の波が止まってしまうかもしれない。
- 近年の岸田派の努力に報いなければ、右派勢力の方が党内で孤立してしまうかもしれない。
岸田氏支持理由④:決戦投票への危惧
- 今現在の票読みでは決選投票になる公算が大。
- 仮に『岸田VS河野』になっても高市支持者は河野支持に回らないし、『岸田VS高市』になっても河野支持者は高市支持に回らない。(現時点では高市氏当選の可能性が低い)
- 問題は『河野VS高市』になった場合。これだとせっかく党内で右派に協力した岸田(派)が決戦にすら出れないほど支持されなかったことを意味し、今後党内の中道勢力が右派に協力的になるかは不透明となる。
- まして『河野VS高市』なら、岸田票は河野候補に流れるかも。(党内左翼政権の誕生)
- ↑この最悪を回避するためには高市支持は現実的ではない。
小坪氏が最も危惧した項目であり、同時にみなさんに訴えたかったのは”ここへの理解”だと思われます。
注:河野太郎の父・河野洋平は宏池会出身です!・・あとはわかりますね。
岸田氏支持理由⑤:高市氏(党内右派)を守る為
- そもそも、決戦投票になれば河野支持票も岸田支持票も『高市支持』には集まりにくい。
- 仮に高市氏が総裁選に勝利し総選挙でも圧倒的な勝利を収めたとしても、その後党内では(岸田派~左のすべての勢力)様々な妨害行為に晒され、短命政権に終わる可能性が高い。
- ならば今悪戯に高市氏を神輿に乗せて騒ぎ立てる事は得策ではない。
- (他の候補の様に2度3度目の総裁選を経て、盤石な体制で臨んでほしい)
岸田氏支持理由⑥:自民党の分裂を避け右寄りの政党として脱皮させたい
- 岸田派の変化はその兆候。
- ここで自民党が右派(高市フィーバー)にのみ傾倒すれば党内中道や左派から強烈な反撃にあう。
- 場合によっては自民党が割れてしまう事も考えられる。(分党の可能性)
- 機をみるに今は時期尚早。ならば上手に、確実に党内右派勢力を増やしていくためにも岸田氏支持がベストの選択。
岸田氏支持理由⑦:受けた恩は「票」でお返しする
- 何処の世でも裏切者は信用を失う。
- 議員からの恩は『票』によってお返しする。(それほど小坪氏は岸田氏側から協力を頂いたそうです)
- 今後の人生を誇り高く生き抜くためにも『岸田氏支持』の旗は鮮明に打ち出す!
まとめ
- 今高市氏を担ぐは時期尚早
- 及第点は岸田氏一択
- 党内左派を侮るなかれ
他人様の記事内容。
当方の感想や所見の類は極力排除して要点だけを記載したつもりですがいかがでしたでしょうか?
現役の議員さんだからこそ伝えられる「政治世界の息遣い」、また単純にどこよりも政治の裏側を知る事のできる「情報ソース」としても有用。
おまけに今回紹介した記事中に語られた”氏の鳴らす警鐘”の一々についても説得力を感じ取ることが出来ましたので、
「疎かに聞き流してはならない」と思い、身勝手にも記事化させていただきました。
ご興味の湧いた方は是非にも直接小坪氏のサイトに赴いて詳細を確認していただきますように。(その他の記事内容も市議ならではの視点満載でとても参考になると思いますよ!)
それでは、小坪氏の当該記事から一節を抜き取り〆のセリフにしとうございます。
風が一番強い時に、ちゃんと旗を掲げることができる者しかね、本当の信頼なんて結べないんだ。
誰からも信頼は得られない。そして、それがなければ、現実を動かす力なんて持ちえないんだ。
いつもいつも暴風の中を飛んでいる気がする。
出典:『岸田文雄氏を、保守系地方議員として推す理由。私たち保守系の声を、自民党内で反映していくために。総裁選の本質を考える人はシェア』 より一節を抜粋。
お会いしたことも無いのに”友軍”に出会えた気がした・・そんな一節でした。
おしまい。
これより下↓はいつもの記事となります。
回顧
思い返せば平成24年(2012年)12月26日。
悪夢の民主党政権から奇跡の第2次安倍内閣の誕生に沸き立ち、そして近年、多くの国民が期待をよせた憲法改正や経済回復が遅々として進められない状況に苛立ち、失望し、さらに襲った『武漢発生ウイルス』の蔓延騒動。
期待が絶望にかわって久しい昨今・・確かに自民党内を分析すれば中曽根~小泉で極まった国家裏切りの政党”自民党”は変わり始めているのかもしれません。
その軌跡をつぶさに見てきた者の視線には、今回の総裁選の行方は自民党を日本国民のための政党として脱皮させる好機と映り
「あと一歩」
「もう少しの辛抱」
と捉えているのかもしれません。
そしてそれはとても現実的で、とても確実なる歩みで、その視線を保つ事は国民利益を無理なく引き出す最良の一手となっていく事でしょう。
時代の遠心力=民衆の怨念
しかし、
私たちは歴史を知っています。
それはとても残念で残酷な人類の記憶・・
『時代の遠心力は旧きをすべて薙ぎ払う』(振り子は振り切れる)
承久の乱も、南北朝期も、応仁の乱も、下克上も、明治維新も、大東亜戦時も・・そして戦後も・・
一旦刻まれた時計の振り子がピタリと中間で止まることが無いように、熱狂した民衆の変革への渇望もまた、世の賢者がどれほどの警鐘を鳴らそうとも、”旧と新が調和する”ちょうどいい塩梅に着地することは無いのです。
それは『人類不変の性』とも形容可能で、
時代の遠心力の源流を辿れば・・必ず民衆の飢えや渇き、生存への欲求、世の理不尽・不公平感などに行きつくのです。
世の為政者は、繰り返される歴史の性に学び、民衆の怨念が爆発せぬよう福祉を施し、治安維持に努め、出来る限りの公平さと民族の独自性を担保しながら『政』を行う道理をわきまえてゆくのです。
而して、
- 戦後の我が国の為政者共はどうだったでしょう?
- 圧倒的議席を確保した安倍政権はどうだったでしょう?
2021年の日本人の選択。
「振り子の先が最善の着地点を考え得るか?」・・なんて気にするだけ野暮。
それまで積み重ねられた為政者に対する民衆の怨念の量が遠心力の源ならば・・振り子を最善の位置に止めようと手を差し出す事こそ愚の極み。
時代はそのような愚者の勇など、存在した欠片も残す事無く飲み込んでいく事でしょう。
嵐に向かいて”馬印”を掲げる
しかし、しかしそれでも尚・・
- 愚かにも警鐘を鳴らす勇気がありました。
- より良い着地点を模索する誠意が届けられました。
私たちは為政者への怨念を拗らせるばかりに、その勇気に、その誠意に、気が付かぬままに前へ前へと突き進んでもよいのでしょうか?
どの時代でも、事を起こした英雄はもっぱらもらいが少なく、陰に暗躍したコソ泥が巨万の富を得てきたように・・『高市旋風』の現下においてもまた、担ぎ手となる民衆側が冷静さを失い、ただ自民党政治の破壊者に回るだけならば、混乱を上手に煽りつつ利益を貪るコソ泥を招き入れ、ひいては今以上の売国政治を誘発させる『諸刃の剣』となって私たちを苦しめる結果を呼びこむやもしれないのです。
民衆の熱意と怨念を誰よりも熟知するからこそ、民衆の盲目を危惧する。
逆風の中を身をさらけ出して本当の危険性を訴え出た”たった一人の市議”を・・私たちは本当に時代の遠心力の果てに投げ捨ててしまっていいのでしょうか?
満点よりも及第点
今回行橋市議小坪しんや氏から頂戴した、総裁選の本質と、最悪への備え。
攻守ともに及第点の落としどころを有し、近況の自民党を無理なく保守よりの政党へと脱皮させる最良の候補者が『岸田文雄』氏である。
保守の合格(高市氏)は、党内左翼の反発が強烈で守戦には不向き。
今は本当の決戦の時にあらず。
時期尚早!
類稀にみる保守側のカードを、ここで切ってしまう”愚”を知った時、岸田氏ほどの攻守のバランスは得難い敗者側の避難先として映し出されることでしょう。
その懐の深さ、総裁への努力、下準備、根回し、どれをとっても今回は岸田氏一択。
最悪を回避する最良の一手。・・まさに反論の余地もありません。
では・・高市支援を撤回しろと?
だ~れが撤回などするものか!
この検非違使別当タヌキ、いざ出陣のほら貝の音を聞かば、勝利の先までラッパ・スッパを遂げる所存に御座候。皆の者、いざ決戦の鬨じゃ!!
うなれ粟田口藤四郎、高市殿によりて皇室を御護りするのじゃ!
はぁ~(大溜息)、ま~た馬鹿親子が合戦ごっこやってるよ・・(三匹でどうすんのよ・・)
すいません・・うちのがいつもいつも迷惑ばかりかけて・・
野生がまだ抜け切れていないので大目に見てあげてください・・
あんた!おやつ抜きよ・・ハウス!!
目指すは高市氏の”圧勝”のみ
総裁選の勝利条件はこの際カット。(みなさんご存知の事と思いますれば)
ですから、高市氏が中途半端に票を得る事になり、決選投票の先が『一位河野VS二位高市』の最悪を避ければよいのなら・・いっそのこと誰からも文句が出ぬほどに突き抜けてしまえばいいのです。
地方票が圧倒的に高市氏を押上げ(それこそ『石破VS安倍』以上に)、世論が自民党の派閥の理論をかき消してしまうほどに盛り上がれば、すべてはオセロの様に裏返っていくのです。
・・もちろん、それが容易ではない事などは”先刻承知の介”・・
一旦解き放った矢の先を気に病んだとて詮無き事ならば・・せめて真っただ中の総裁選は思いっきり戦い抜き、圧勝を目指し、
「高市早苗ここにあり!」
と、国民に向かい高らかに宣言しつつ、矛を収めればよいのです。
結論
小坪氏から寄せられる警鐘の一々はごもっとも。
だが、決戦を前に手を抜くには、もはや時すでに遅し・・
ならばこそ、我ら多くの日本人が期待をよせる高市陣営に集いし者達がこそ、岸田氏がお持ちになっている懐の深さと党内での有用性を再確認し、高市氏がかかえる(党内比)右寄りの危険性を忘れず・・党内の左翼陣営に”油揚げ”をかっさらわれる事の無いよう、今以上に冷静に立ち回らなければならないのです。
総裁選が終われば敵も味方もありません。
少なくとも岸田・高市両陣営に集う者達の間では正々堂々総裁選を展開し、勝っても負けても後に遺恨を残さぬよう、両陣営を支えた主義主張を互いに認め合う事が肝要なのではないでしょうか。
『賽は投げられた』
一旦放たれた賽の目は、もはや白河帝にも分らぬ先・・
ならばこそ、各陣営全力をもって戦い抜き、全力をもって勝敗の先を労えばよいのです。
民草が故、殿上人(政治家)の様子は計りかねますが・・民はみな皇室に靡いておりますれば、皇室を支えようとした候補者と、その応援者を”友軍”として暖かく迎え入れるはずですから・・
いまはもう・・それでよいのです。
おしまい×2。
おまけ:神風
小泉テクノに河野端子。
なんだか敵国を介し太陽光利権で繋がりが暴かれ始めたみたいだね?
アイヤ~バレたアル??
もう党員票の投票は開始されているみたいだから急いで拡散しなきゃね!父ちゃん!!
石破に小泉に菅。・・環境利権にカジノに道州制に自治基本条例・・
み~~~~んなグルだからな!
ここはまた別の機会に・・
叩けばいくらでも埃が出る相手先・・思わぬ風が吹き抜けているようです。
願わくは・・高市氏の一抜けか『岸田VS高市』の決選投票となりますように・・