画像説明:【まだ間に合います?】亡国を避けるべく時計の針を気にしているケモノ衆の図
令和3年5月6日:自民・公明・立憲民主などの賛成多数で一足先に可決した「国民投票法改正案」や自民党の憲法草案の4分野の問題点については『過去記事』で述べているのでここでは割愛。
その後改正案は5月11日に衆議院を通過し、予定では今国会末(6月中)までに成立する見込みとなっています。
国民不在で「憲法改正」議論が勝手に進められても困るので、「国民投票法改正案」で変更される点を知り、憲法についての基本事項をしっかりとおさらいしておきましょうね!
今回は【憲法問題について理解を深めておこう!基礎編】としてお送りします。
「国民投票法改正案」での大まかな変更点
先ずは「国民投票法改正案」で改正される内容をザックリおさらいしておきましょう。
注:詳しく知りたい方は(外部リンク⇒『総務省』)までお出かけを。
①CM等の規制
従来の国民投票は投票日の14日前から各メディアのCMに規制が設けられていましたが、それより前に関しては無規制でした。
立憲民主党などから「資金力差によってCM量等に違いがあれば公平性を欠く」との意見が出た事から、改正案では「改正後の3年を目処に、必要な法制上の措置を講ずる」の付則決議が盛り込まれたことで合意の運びとなりました。
今後3年をめどに「国民投票に関連した投票日の14日前のメディア・インターネット規制」が煮詰められていくって事だね!
②駅や商業施設などへの投票所の設置
憲法改正に伴う国民投票の投票率を高めるための工夫として、最寄りの駅や大型商業施設(イオンなど)への投票所の設置が可能となっています。
「不正」に注意しとかないといけない分野だね~
また、駅はイイにしても岡田屋は・・
③投票所に同伴できる子供の対象範囲を拡大
投票所に同伴できる子供をこれまでの「幼児」から、「児童、生徒その他の18歳未満の者」としています。
家族一緒の旅行・移動のついでに・・
家族一緒の買い物ついでに・・
投票率を上げる工夫でしょうね!
④洋上投票が可能に
航海実習中の学生などにも投票が可能となる様に変更されます。
⑤期日前投票の理由追加
不慮の天災や大規模事故を想定し「天災又は悪天候により投票所に到達することが困難であること」を期日前投票の理由に追加しています。
「国民投票法改正案」が目指すものは
「国民投票法改正案」が概ね国民投票の投票率を上げる努力と、環境整備に特化している事からも・・
将来的に改憲議席が3分の2以上となり発議要件が満たされた暁には、「国民投票によって(改正案が)突き返されることだけは何としても避けねばならない」・・といった思惑が見受けられ、現時点において可能な限り先手を打った形の整備がなされているようですね。
また”国民投票が公平な民意を反映するよう”に、国民投票運動に対しても一定のルール作り(紳士協定・期間・罰則の有無など)が並行して予定されています。
確かにね・・
国民が初めて体験する「国民投票」で不承認なんてことになったら・・その後数十年間は同じ内容の憲法改正発議は困難となるだろうからね!
これに関してだけは、政府与党が国民投票のやり方について慎重になるのもわかる気がするよ。
その他:知っておきたい「国民投票」に関する重要事項4点
①国民投票の投票権は、満18歳以上の日本国民が有します。
②両院それぞれの3分の2以上の賛成で憲法改正案を可決した場合、国会が憲法改正の発議を行い、発議日から起算して60日以後180日以内に国民投票が行われます。
③国民投票の結果、賛成投票が投票総数(賛成の投票数と反対の投票数を合計数)の2分の1を超えた場合、国民の承認があったとみなします。
④憲法改正は、それぞれの改正案項目ごとに一人一票で投票する事になります。
③と④は特に重要だからよく覚えておいてね!
③は、どんなに投票率が低かったとしても有効投票数の2分の1を超えた場合は「承認あり」となるって事です。
④は、それぞれの改正案の項目ごとに一人一票で投票するようになっていますので「○○党案のすべてに賛成しろ!」などは現時点では不可能となっています。
現時点では国民投票の投票率が極めて低かったとしても「有効投票数の2分の1超えで承認あり」になっているから、国民投票を妨害したい勢力が例え「投票ボイコット」・「白紙投票」を叫んでも無駄になるって事だね。
それに、国防関連や経済・行政手続き関連などの項目の違う改正案は、各項目ごとに別投票出来るんだよね・・これなら少し安心。
そゆこと
そもそも「憲法」とは?
「憲法改正」についてこれから議論を深めていこうと思っても、肝心の憲法そのものについて全く無知では話になりませんよね。
憲法とは?について基本的な事柄を押さえておきましょう!
憲法=国家の体質・目指す国柄
日弁連など、いわゆる護憲派から語られる憲法の説明では・・
おおむね「国民の権利や自由を守るために国家の暴走を食い止め、または取り組むべきことを国民が決める最高法規」・・これを憲法としています。
実際、こんにち(戦後)の学校教育を受けてきた多くの国民各位も似たような印象を憲法に持っているのではないでしょうか?
はい、もう出だしからすでに護憲派に騙されているから注意してね!
本当の憲法の意味はね~
「国民投票法改正案」成立で憲法改正がやりやすくなるの?
回答:何の変化もありません。
アメリカによる占領政策を恒久的なものとするために『GHQ』は占領憲法(日本国憲法)に96条という罠を仕掛けています。
両院のそれぞれ3分の2以上という憲法改正へのハードルの高さは、アメリカからの呪いとして今現在でも日本国民を縛り続けているのです。
しかし最近はシナの台頭を受けて、アメリカから憲法改正にGOサインが出されているんだよね?プププ
そ~なんだよ~
同盟関係の日本に太平洋方面の防衛を任せたい思惑と、さらなる日本の国富流失を可能とすべく”悪の元凶アメリカ”が日本政府にオーダーを出しているんだよ。(感度の高い憶測です)
なぜ今憲法改正が叫ばれているの?
回答:日本のオウンゴールが激しくその後始末が大変になったから。
って事で、今の憲法改正への流れが決して”国民側からの要望”で活発化しているわけではないって事にはしっかりと注意を向けておかないとな!・・残念無念・・
え?
そう言い切れる根拠はどこにあるの?
今年は戦後何年目だ?
同じ敗戦国家のドイツだって憲法改正を複数回やり遂げているんだぜ!
自民党なんて「憲法改正」は結党以来の方針だったのにな~んにも進んでいないよな?
- 自分で大きくしたシナの台頭を受けて
- アメリカの国益を反映して
- ウイルス蔓延で露呈した私権制限の限界を受けて
- 金融と政商のオーダーを受けて
こんにちの憲法改正話が盛り上がっているのさ。
バカじゃん!
日本の政治・・
自民党政治・・
- 1945年以降のアメリカの占領政策・・
- 1970年代以降の国富流失・・
- 1990年代初頭東西冷戦終結・・
- ~↑ここまでは無抵抗のまま受け入れる~
- ~↓これ以降の対策が叫ばれる~
- シナの台頭・・
- ウイルス蔓延への対策強化・・
わ~わ~大変だ~、憲法改正だ~、「国民投票法改正案」だ~、
な~んかワザとらしくて・・
な~んか企んでいそう・・
でも不思議・・
今驚異になっている”シナの台頭”についても、安倍政権で徹底されていなかった水際対策で”ウイルス蔓延”を許したことも・・すべて政府の不作為でワザと誘発している様な感じで・・それでいていまの憲法改正への流れでしょ・・(?)だよね
いや~そのままワザとでいいと思うぜ!
日本のオウンゴールで
- 国土も
- 国富も
- 国民も
- 国体も
- 健康も
そして日本の最後の砦『皇室』さえも脅かされているのさ・・
外圧や政商・金融の思惑を抜きに、憲法改正への機運の高まりを”性善説”で捉えたとしても・・
保守界隈を中心に失われゆく国土・国富への危機感が憲法改正議論を呼び起こし、また直近のウイルス対策での不手際・現行憲法の限界点を国民各位が痛感させられた事も、おおきな(憲法改正待望論)要因として挙げられるのではないでしょうか?
本当だ~
長年政治的にほったらかしにされていた諸問題のツケを、国民が一生懸命払っていこうとしているように見えるよね!
・・って事で、次回では【憲法改正の是非:憲法の現状を知り理解を深めよう!警戒編】として、憲法改正に絡めた各党の思惑や、自民党案を危険視する左派からの視点などを紹介してみたいと思います。
おしまい。