尖閣周辺地図:出典「外務省」(2021/3/8加工掲載)
画像説明:【山賊が海賊になって出没する地域】族長の国賓待遇に断固反対しているタヌキの図
外務省:日本の領土をめぐる情勢
日本国の尖閣諸島領有権に対する基本姿勢は引用の通りです。
尖閣諸島について
尖閣諸島が日本固有の領土であることは歴史的にも国際法上も明らかであり, 現に我が国はこれを有効に支配しています。したがって,尖閣諸島をめぐって解決しなければならない領有権の問題はそもそも存在しません。
日本は領土を保全するために毅然としてかつ冷静に対応していきます
日本は国際法の遵守を通じた地域の平和と安定の確立を求めています。
外務省(2021/3/8引用)
ポジティブリストで動こうとする日本政府の愚かしさ
尖閣上陸阻止で危害射撃 政府が新たな見解―ニュースQ&A
政府は、外国公船・軍艦が日本に上陸するため領海に侵入した場合、海上保安官による「危害射撃」が可能との新たな見解を示した。沖縄県・尖閣諸島周辺海域への侵入を常態化させる中国海警局の動きをけん制する狙いがある。(~中略~)
―今までとどこが違うの。
今まで明確に示されていなかった、外国公船などが日本の領土への不法上陸を目指していれば重大凶悪犯に当たり、危害射撃の対象になり得るとした点だ。海上警備行動が発令され、海保に代わって海上自衛隊が対応する場合も同様だ。(~中略~)
―中国の反応は。
中国外務省の汪文斌副報道局長は1日の記者会見で「釣魚島(尖閣諸島の中国名)へのいかなる挑発や冒険的行為にも断固対応する」と反発している。
―政府内の声は。
政府が今回示したのは、現行法の枠内で可能な危害射撃の一例だ。このため、防衛省では「中国へのメッセージにはなるが、領海警備の手の内をさらすことになる」(幹部)と指摘する声が出ている。外務省からも「『こういう条件でないと危害射撃ができない』と示したようなものだ」(同)との懸念も漏れる。
JIJI.COM(2021/3/6配信記事)
世界の軍隊は基本的に「ネガティブリスト」で編成・組織されています。
かたや日本の自衛隊・海保・果ては警察組織も、広義で言えば「ポジティブリスト」で編成・組織されているんです。
「ネガティブリスト」と「ポジティブリスト」、わかりやすく説明すると以下のような内容となります。
これって、例えば「ポジティブリスト」の日本だけ・・
- 「人は襲われていたけど武器使用が認められていなかったから、犯人にやめるようお願いした」=殺人完了
- 「歴然と外国軍が領土に侵入していたけど、空砲・放水による対処しか許されてなかったので見過ごした」=領土侵犯完了
- 「危害射撃可能になっていたけど、運用定義が複雑で現場が大混乱の隙に敵軍が大量侵入し実効支配が完了した」=領土消失
なんてことが起こりえるって事だよね!
え?
まんまその通りだよ。
9条の性質上残念だけど、全責任を現場に押し付けたい政治家は無理に法解釈のみで乗り切ろうとする、そんな「無責任」が煮詰まった理論、これが世界で唯一の「ポジティブリスト」の正体ってやつさ。
国防の現場はまさに緊張状態、刻一刻と状況が変化する環境下で、「何をやっても許される運用法」と「特定の場合でのみ活動許可が下りる運用法」とを対峙させた場合・・その勝敗は誰しもが予想する結果へと帰結していくことでしょう。
現場の海自・海保の方々は命がけ・・他方国会に巣くう「議員各位」は安全な室内にて、占領憲法・観念・通例との”にらめっこ”・・大陸の泥棒が威信をかけて”盗みに来ている”現状を目の当たりにしても尚、
「現状の法整備のままでもこんなことが出来るようになっているよ♡」
「相手国が明確な侵略目的で領海を脅かしたら『危害射撃』出来ますよ♡」
なんて悠長なことを言ってのけるのですから、敗戦からたかだか70年チョイで大日本帝国軍の威光は影も形もなくなったのかと、落胆せずにはいられません・・とほほ。
これ、新聞記事の最後にもあるように~『○○のような条件でないと危害射撃ができない』と示したようなもの~になるんじゃないの??
それに・・実際、敵対国の「明確な侵略意志」ってどうやって定義するんだろう?
まさか、
仮に武装漁船であっても=「いまのは漁船だからセーフ」
海警であっても=「いまのは海が荒れていての避難だからセーフ」
海軍であっても=「二階や経団連が見逃せっていうからセーフ」
なんて”オチ”がついたりしないよね??
それそれ!
法改正をうやむやにし、「玉虫色の現状維持」に終始しておきたい政権(一部勢力)が、国民向けにガス抜きをしているってのが、この報道から読み取れる趣旨だと思うよ。
佐藤正久議員や長尾敬議員のように”本気”で国防を考えて下さっている議員さん方はたくさんいるかと思うけど、いかんせんまだまだ少数派の意見としてもみ消されがちなんだよな~~。
だから皮肉にもこの程度で、「国防面での前進」として国民向けに報道されているのさ。
戦後日本の諸悪の根源:占領憲法(日本国憲法)
アメリカや戦勝国家が我が国日本を”本当に民主化した”・”軍国主義から解放した”と豪語するなら・・どうして自国の憲法の中に存在しない「9条」を、まるで置き土産のように「日本国憲法の中」に、勝手に書き込んだんでしょうね~~
多くのみなさんもお気づきの事とは思いますが・・世界はいまだに魑魅魍魎・山賊精神が跋扈する世の中なんです。
強き日本の復活を望まない勢力が「占領憲法(日本国憲法)」を盾に自主独立の運動を妨害し続け、さらに国防さえおぼつかない現状を維持しようとする”自民党”という政党が存在し続ける・・
彼らパーティー(政党)が本質的に国防・領土問題・拉致被害・憲法改正に消極的な理由は・・彼らこそ多くの国民の声を『募った上でかき消す』役割を、戦勝国側より依頼を受けやってきた筋金入りの「戦後体制」だからではないでしょうか?
戦後日本・・
野党があまりにも醜過ぎたせいで、自民党が幾分か”まし”に見えるだけ。
私たちが70年以上にも及ぶ間に見せられていたのは・・戦勝国家の忠実な”犬”として素晴らしい尻尾の振り方を競い合って見せるだけの、「戦後政治」だったのではないでしょうか?
国防・安全保障・外国人労働者・治安悪化・低賃金・格差拡大・重税・貧困・少子化・孤独・・
現在日本が抱える全ての問題の元凶・矛盾は「占領憲法(日本国憲法)」に起因しています。
参考記事⏎
今後・・来たるべき選挙までには・・
『自民党≠自由移民党』
憲法改正なんてする気がありません。本気ならカルトと連立など組めるはずはありませんから(核心)
そのくせ左翼的政策は選挙公約に無かったとしても積極的に推し進めます。
国防・安全保障はもちろん、世界に冠たる我が国の伝統文化にさえ配慮を示せない「自民政治」はもうたくさん・・しかし肝心の野党はそれ以上にデタラメ・・
もちろん自民党内にも素晴らしい議員は数多く在籍していますが、「党公認」を執行部(二階など)に握られていたのでは、数々の献策やアイデアが挙げられても”もみ消し状態”となってしまっている事でしょう・・
議員一人一人の意志が「公認」を盾に口封じされてしまう危険性・・
有志諸君の芽を伸ばしていくためにも・・
政党助成金制度と、小選挙区制、このあたりの改革も待ったなしの状況でしょう。
へんてこな日本外交
今回の尖閣防衛を念頭に置いた「危害射撃可能に・・」の報道内容に読み取らねばならない事。
そもそもこの法解釈が、戦勝国家の代弁組織「自民党」を中心に出されている事を忘れてはなりません。
また、すぐさま反応を見せた(シナの声明)「いかなる挑発や冒険的行為にも断固対応する」についても・・その本心は「ここまで織り込み済み♥お前らは法を語れ、俺達は土地を奪う」と、漏れ聞こえる”内心”が木霊する様です。
実際今の政府・自民党・・
『泥棒国家の族長を国賓として招き、天皇陛下の政治利用を・・』と目論む話などは、なかなか立ち切れないですよね。
日支国交正常化50周年・北京冬季五輪開催が差し迫る2022年をにらみ、国民不在で勝手に進められる「日支外交」・・
しかし実際に日本(政界・財界)がパートナーとして歩もうとする相手方は・・
- ①我が国領土を掠め取ろうと暗躍し
- ②香港の自由を奪い
- ③チベット・ウイグル・東トルキスタン・内モンゴルの民族浄化をすすめ
- ④武漢発生ウイルスによって全人類規模で甚大なる被害を出し続ける
安っぽい「友好」などの言葉で、これらすべてを不問にする事なんかできませんよね。
みなさんは世界中から非難の声が上がる、そんな野蛮な国の族長を「日本国民のお客様」「天皇陛下のお客様」として迎え入れたいと思いますでしょうか?
さらに言えば、そのような国賓待遇案が挙げられる「政党」「政府」が存在することに危機感を覚えたりしませんか?
そして、そんな国賓待遇案が未だ議論される「政党」「政府」が解釈する「法体系」が、実際どのような国防効果を発揮するというのでしょうか?
仮に実際の有事があったところで、肝心要の法解釈はその都度コロコロと基準が変更されて行く事だって考えられます。
なんたって現政権・・外相なんかは”あの”你好茂木ですからね。
- 「一発なら誤射かもしれない」
- 「数日で退去してくれたからOK」
- 「経団連から怒られるから不問」
- 「国内の留学生・当該国労働者の差別・人権問題に繋がるから大目に見る」
- 「そもそもあんな島一個にこだわっていたら国益が損なわれる」
- 「ってか、東京の人から見たら尖閣ってシナに近いよね」
- 「いっそ、島一個で片付くならくれてやればいいのに」
- 「日本っていう国も・・必要なくね?」
国土防衛を疎かにしてしまえば、いずれはこのような議論が巻き起こってくるとも限りませんしね。
結論
ということで、我々一般国民が占領憲法で身動きが出来ない日本の現状を忘れ、政権批判ばかりに終始し中身のない”野党”のようになってはいけませんが、上手に政権与党内の愛国系議員を応援する意味においても・・
「危害射撃可能に・・」などの”ガス抜き法解釈”に安堵することなく、国防安全保障面では”全く妥協を許さないぞ~”という世論形成を盛り上げていきましょう!
友好よりも、経済よりも、優先される国土防衛。
(特定国家を除く)世界は、日本の決意を、復活を、心待ちにしています♡
参考記事⏎
タヌは近所の山・川・海を見守っとくね。
みんなも怪しい集合住宅や・土地の買い占め・土地利用などに日頃から目を光らせておいてください。
「おやっ?」っと思った、その一つのつぶやきが、敵勢力からしたら案外馬鹿にならない牽制球となるかもしれないので・・ね!